公開日:2018/03/22 

スーパーフードはまだまだ大流行!口コミで話題沸騰したチアシードダイエットの効果とやり方

口コミでも話題になったスーパーフードのひとつに、チアシードがあります。

栄養素が豊富で水に浸すと膨らんでゼリー状になり、満腹感が得られるというダイエットフードです。

チアシードのダイエット効果や方法についてお伝えします。

口コミで話題のチアシートダイエットの効果

チアシードはシソ科サルビア属のミント植物の種子です。

スーパーフードとして口コミでも話題になっているのは、含まれる豊富な栄養素が理由のひとつです。

チアシードにはどういった栄養素が含まれているのでしょうか?

8種類の必須アミノ酸

チアシードには、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、バリン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、といった8種類の必須アミノ酸が含まれています。

アミノ酸は脳や内臓、骨、ホルモン、血液、神経伝達物質など体を作るすべての原材料です。ダイエット中には不足しがちで、体調を崩す原因となります。

アミノ酸のなかでも体内で合成されず外部から摂取しなければならないものを、必須アミノ酸といいます。チアシードにはその必須アミノ酸が含まれているのです。

また、フェニルアラニンやリジンには、脂肪分解酵素のリパーゼを活性化する働きがあり、内臓脂肪や皮下脂肪を減らす効果があるといわれています。

必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸

α-リノレン酸やDHA、EPAなどの脂肪酸をまとめてオメガ3といいます。これらの脂肪酸は血流改善やコレステロール値の低下などのダイエット効果があるといわれ、また脂肪になりにくいのが特徴です。

オメガ3脂肪酸は体内では作られず、食事から摂取しなければならないものです。チアシードには、オメガ3脂肪酸のひとつであるα-リノレン酸が20%以上も含んでいるのです。

40%の食物繊維

食物繊維は40%を占めているのも、ダイエット効果につながる理由です。チアシードには、水溶性と不溶性、両方の食物繊維が含まれています。

美容とダイエットに効果的なビタミンとミネラル

チアシードにはビタミンB群、ナイアシンのほか、牛乳の6倍のカルシウム、牛乳の11倍のリン、牛乳の4倍のカリウム、ホウレンソウの6倍の鉄分、アーモンドの1.4倍の亜鉛、アーモンドの1.3倍のマグネシウムが含まれています。

ビタミンとミネラルを豊富に含み、内臓の機能を高めるほか、血流改善、肌荒れ予防などの効果も期待できます。

満腹感を得やすいグルコマンナン

グルコマンナンとは食物繊維のひとつで、少しの量でも満腹感を得やすいのが特徴です。

余分な脂肪分やコレステロールを取り込み、体外へと排出する働きもあります。この働きによって便秘が解消されます。

このような豊富な栄養素を含むチアシードは、「小さじ1杯のチアシードと1杯の水で24時間走り続けられる」といわれるほどのスーパーフードなのです。

チアシードダイエットのやり方

栄養豊富なチアシードは、どのように取り入れると、効果的なダイエットができるのでしょうか?

チアシードダイエットのやり方を紹介しましょう。

食前に摂取する

チアシードは少量で満腹感を得ることができるのが特徴です。食前に1回5g程度のチアシードを摂ることで、食事の量を減らすことができます。摂取量の目安は1日約10gです。

チアシードは無味無臭なので、ヨーグルトに混ぜる、ドリンクに混ぜる、料理に合えるといった方法で摂取するのがおすすめです。スムージーなどに混ぜるのもおすすめです。

ただし、チアシードは熱に弱く、40度以上になると栄養成分が失われてしまうともいわれていますので、高温で加熱するのは控えましょう。

チアシードは生のまま食べないこと

チアシードは生でも食べられますが、発芽毒があるといわれているので、生では食べないようにしましょう。発芽毒というのは、発芽抑制因子であるアブシジン酸です。

アブシジン酸は、植物の発芽にかかわる植物ホルモンです。この成分は、人間のエネルギー代謝にかかわるミトコンドリアに悪影響を及ぼすリスクがあるとされています。

ミトコンドリアがダメージを受けると、免疫力の低下、ガン、冷え症、むくみ、アレルギー、生理不順、不妊、慢性疲労、肺炎や気管支炎、糖尿病、痛風などにかかりやすくなります。

こういったリスクを避けるには、水に浸すことです。それで無毒化されるので安心です。

ダイエット効果を上げる方法

チアシードのダイエット効果を上げるやり方としては、10倍の量の水に浸したもの食べることです。

温度は10℃から42℃までで、12時間以上浸すといいそうです。そうすることで、チアシードがグルコマンナンの状態になり、ダイエット効果が高まるのです。

ブラックチアシードとホワイトチアシードのダイエット効果の違い

通常販売されているのは、ブラックチアシードですが、ホワイトチアシードといった種類もあります。ホワイトチアシードはサルバチアシードとも呼ばれ、海外セレブの間で人気を呼んでいます。

2つのチアシードは価格はほとんど変わりませんが、ホワイトチアシードの方が、膨張率が高いのです。カロリーも若干低めで、高タンパク質です。

膨張率が高いホワイトチアシードは、ブラックチアシードよりも腹もちがよく、消化吸収作用も高いといわれています。ただし、食物繊維はブラックチアシードの方が多いです。

また、ブラックチアシードは名前の通り黒いので、見た目があまりよくありません。ホワイトチアシードの方が抵抗感がない、という口コミも少なくありません。

そうはいっても効果が大きく異なるわけではないので、入手しやすい方を選ぶといいでしょう。

チアシードダイエットのダイエット以外の効果

ダイエット効果が高いといわれるチアシードには、他にもさまざまな効果が期待できます。

アミノ酸のパワーでコラーゲンを健康にして、肌のハリや弾力を取り戻すなどの美肌効果、骨粗しょう症の予防、免疫力のアップなどほか、α-リノレン酸がホルモンバランスを整えてくれるので、月経前症候群の症状緩和にも役立ちます。

香酸化作用も高く、アンチエイジング効果も期待できるでしょう。また、アレルギーを抑えてくれる効果もあるといわれています。

ダイエットだけではなく、美容と健康に役立つチアシードで、外見だけではなく、体の中もキレイになれるでしょう。

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