公開日:2018/02/06 

豆腐ダイエットの効果を一週間で出すためのレシピと成功させるために必要なこと

手軽に食べられる健康食品として人気のある豆腐。その豆腐を使ったダイエット方法があります。豆腐ダイエットとはどのようなものでしょうか?やり方や効果、注意点などを紹介します。

豆腐ダイエットとは?

豆腐のダイエット効果

豆腐には良質なタンパク質が豊富に含まれています。ダイエット中は栄養不足になりがちですが、特にお肉などを食べなくなるためタンパク質が不足します。タンパク質が不足すると筋肉量が減るとともに、疲れやすくなります。

体力がなくなれば運動をする気力もなくなり、さらに筋力が弱まり基礎代謝が低下。基礎代謝が下がれば代謝が悪くなり、消費カロリーも減ります。それは、痩せにくく、太りやすい体に一直線ということです。そこで、豆腐を摂取することにより、タンパク質を摂取できます。

また、豆腐に含まれる大豆イソフラボンも、ダイエットを後押ししてくれます。女性が加齢とともに太りやすくなるのは、女性ホルモンのエストロゲンの減少も原因のひとつです。大豆イソフラボンは、エストロゲンと似た働きをすると言われている成分。これを摂取することで、エストロゲンの働きをサポートしてくれるのです。

さらに豆腐は脂質が少ない食材です。多少の脂質はあるものの、それは植物性脂質であり、血中の中性脂肪やコレステロールをコントロールし、余分な脂肪を排出してくれる効果があると言われています。

その他、低カロリーであることや、水分が多く満腹感を得られることなども、ダイエット効果が期待できると言われる理由です。

このように豆腐は、あらゆる点から見てダイエットに最適だと考えられます。

豆腐ダイエットの方法

1日の食事の中で1食を豆腐に置き換えるのが、豆腐ダイエットです。カロリーを制限でき、栄養も摂れることで、健康的に痩せたいという希望を叶えてくれるダイエットとも言えるでしょう。

豆腐ダイエットの一週間のレシピ

もちろん、豆腐だけを食べる方法もありますが、それでは飽きてしまうという人も。また、豆腐だけでは栄養が偏ってしまいますから、体重が減ったとしてもダイエットに成功したとは言えません。豆腐ダイエットをする場合、栄養素も考えたメニューを考えることが大事です。成功を目指した、一週間分の豆腐を使ったレシピを紹介しましょう。

◆豆腐からあげ

豆腐と鶏肉を使ったヘルシーで高タンパクなメニューです。

1.豆腐を水きりします
2.豆腐、鶏ひき肉、片栗粉、おろししょうが、おろしにんにく、塩、胡椒、コンソメスープの素、刻んだネギ、をボウルに入れて混ぜます。
3.フライパンにオリーブオイルを1cm程度熱し、食べやすい大きさにして焼きます。
4.油をよく切ってできあがりです。

◆豆腐と卵の炒めもの

フワフワした食感がおすすめ。

1.卵に塩を入れて混ぜ、オリーブオイルを熱したフライパンに流します
2.卵が半熟になったら一度取り出します
3.オリーブオイルを少量熱し、刻んだネギ、豆腐、かつお節、しょうゆを入れて炒めます
4.卵を戻して混ぜ合わせてできあがりです

◆豆腐ステーキ

豆腐を焼くだけでステーキに。

1.豆腐を半分に切ってよく水切りをします
2.小麦粉を豆腐にまぶします
3.フライパンにオリーブオイルを熱し、豆腐を焼きます
4.両面に焦げがついたら、焼肉のタレをかけてできあがりです

◆豆腐と豚肉のしゃぶしゃぶサラダ

少しボリュームのあるサラダを食べたいときにおすすめです。

1.しゃぶしゃぶ用の豚肉を、沸騰したお湯(お酒を少々入れる)に入れて色が変わるまでゆでます
2.しょうゆ、オリーブオイル、酢、ゴマでソースを作ります
3.薄く切ったトマト、豚肉、豆腐の順に盛り付け、ソースをかけてできあがりです

◆納豆キムチ乗せ冷ややっこ

納豆とキムチ、ごま油、韓国のりを混ぜ、豆腐に乗せれば完成です。

◆ゆで卵のせ冷ややっこ

ゆで卵を刻み、粒マスタード、オリーブオイルで混ぜ、豆腐にのせれば出来上がりです。

◆トマトとチーズ乗せ冷ややっこバジル風味

トマトとチーズをカットし、オリーブオイルとバジル、塩で和え、豆腐に乗せましょう。

冷ややっこにはいろいろな食材を乗せてみましょう。さまざまなバリエーションを楽しみながら行うのが、ダイエット成功の秘訣です。

豆腐ダイエットでも豆腐だけを食べ続けるとリバウンドする危険あり

タンパク質やイソフラボンなどの栄養素が豊富で健康食と言われている豆腐ですが、豆腐だけを食べていても、栄養バランスが乱れてしまいます。それはリバウンドを招く結果になるリスクも高いということです。豆腐ダイエットを成功させるポイントについて知っておきましょう。

豆腐ダイエットでリバウンドする理由

リバウンドが起こる原因の一つが、レプチンです。レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモン。食事をして脂肪細胞に脂肪が吸収されると、レプチンが分泌されて満腹中枢が刺激されます。満腹中枢が刺激されると食欲がなくなり、脂肪の分解が始まります。

しかし、ダイエット中に食事を減らしているとレプチンの分泌量が減り、満腹中枢が刺激されにくくなり、脂肪も分解されなくなります。食事の量を戻すことで、レプチンの量も戻るのですが、それには1カ月程度かかると言われています。

その1カ月間は満腹感を得られにくく、食べ過ぎてしまうこと、また脂肪が分解しにくくなっていることでリバウンドしてしまうのです。

豆腐ダイエットをやって一週間で効果が出た、と喜んでも、すぐにリバウドしてしまうという声は多いです。豆腐だけを食べていると、食事の量が減りレプチンの分泌量も減ってしまう、ということを理解しておきましょう。

豆腐ダイエットでリバウンドしないために

豆腐ダイエットを成功させるには、筋肉量を減らさないことです。1日に2食を豆腐にしてしまうと栄養が偏り、筋肉量も減ってしまいます。豆腐を食べるときも、低カロリーの野菜や海藻、時にはお肉も食べるようにしましょう。動物性タンパク質を摂ることも大事です。

白米を1食だけ豆腐に変えて、他はいつものメニューにする、といった方法もリバウンドしないコツ。お米の量を半分にして、豆腐を食べるといった方法もおすすめです。

また、置き換えダイエットをするなら、夜に豆腐を食べるようにしましょう。肝臓への負担も軽く、脂肪になりにくいためです。

さまざまなバリエーションで楽しめるのも豆腐ダイエットのメリット。飽きないよう、いろいろなレシピを利用して楽しくダイエットをしましょう。

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