公開日:2017/05/26
40代化粧水の選び方!年齢よりも美しい肌を手に入れよう
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若い頃はシャワーを浴びてもお湯を弾いていたようなみずみずしい肌も、40代になるとだんだん下降曲線を描いていきます。少しでも美しい肌を保つためにも、40代からの肌ケアが重要です。そのためにも化粧水を有効に使いましょう!
化粧水を使う目的や種類を知りたい!
洗顔後に用いる基礎化粧品としての役割
化粧水は、顔を洗った後に用いる基礎化粧品としての役割があります。その目的の第一は保湿です。顔を洗うと肌の汚れが落ちると同時に、肌に必要な油分も一緒に落ちてしまいます。また、顔を洗った後の肌を放置すると、肌から水分が蒸発してしまい、肌が乾燥したり荒れたりする原因となってしまうことも。
若い頃は新陳代謝が活発なので、特に注意してケアをしていなくても、肌の潤いは失われにくいです。しかし、年齢を重ねると新陳代謝が衰えていくため、スキンケアを怠るとお肌のハリが失われていくことにもなってしまいます。
特に40代になると更年期を迎えることもあり、ホルモンバランスの乱れからお肌に影響が出てしまうことも。化粧水は、そんな肌トラブルにおいても、肌の潤いを保ち調子を整える、という意味での役割を担ってくれるのです。
化粧水だけで保湿はOKという訳ではない
化粧水を用いる第一の目的は保湿をすることであると述べました。化粧水には、保湿成分であるグリセリンやベタインといった低分子で浸透力の高い成分が含まれているため、肌を保湿するのに効果的だといわれています。
また、肌にとっての有効成分であるヒアルロン酸やコラーゲンも含まれていることが多く、水分が蒸発しにくくなったり、肌のキメを整えたりしてくれる効果も期待できるものです。
ただ、よく誤解されやすいのですが、化粧水だけ付けていれば、保湿は完璧という訳ではありません。化粧水全体を見てみると、その内の70%から80%は水分でできています。そのため、化粧水だけを使ってもしっかりうるおいをカバーできるということではないのです。
化粧水にも様々な種類が豊富にある
化粧水といっても、いろいろな種類がありますよね。最も一般的に用いられているのは、洗顔後に使う「一般用化粧水」です。また、「色の白いは七難隠す」などといわれることから、白く透き通った肌を目指女性も多く、そんな憧れに近づける「美白化粧水」といわれるものもあります。美白用の化粧水は、肌が衰えて見えてしまう原因となる、シミやソバカスに対処することを目的としたものです。
美白化粧品については化粧水で美白対策記事でも紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。
他にも、肌のキメを整えるための「収斂(しゅうれん)化粧水」といったものもあります。そして、古い角質を除去したりすることを目的とした「ふき取り化粧水」や、肌荒れに特化した「ニキビ用化粧水」、アカギレやヒビに対して用いる「アルカリ性化粧水」といったものなど、主要なものだけでも豊富な種類が存在するのです。
肌のタイプ別!化粧水の選び方をご紹介!
乾燥肌の人向けの化粧水の選び方
乾燥肌の人が化粧水を選ぶ際には、当然ながら保湿効果の高い化粧水を選ぶことが基本となります。特に冬場などは空気が乾燥しているので、肌のケアにも気をつけたいですよね。乾燥肌の人が化粧水を選ぶ際に重要となるのが、水分を角質に届けるのではなく、水溶性の美容成分を角質に届けるということです。単純に水分を補給するという訳ではないということですね。
乾燥肌の人が使う化粧水に必要な成分としては、水分を吸着したり抱え込んだりする効果のあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどがあげられます。また、肌本来が持っている保湿力を高めることも重要です。そのためにはユーカリ抽出液やライスパワーNo.11エキスなどが配合された化粧水を選ぶとよいでしょう。
オイリー肌の人向けの化粧水の選び方
オイリー肌(脂性肌)の人は、顔がテカりやすいことから化粧水は必要ないと勘違いしてしまうかもしれません。しかし、オイリー肌の人にとっても基礎化粧品である化粧水は重要なアイテムです。オイリー肌の中でもいろいろなタイプの肌があります。そのため、自分の肌のタイプに合った化粧水を選択することが重要です。
ニキビや吹き出物が出来やすいタイプのオイリー肌の人の場合は「ニキビ肌用化粧水」を選ぶこと、脂分が多くて顔がテカってしまう人なら「脂性肌用さっぱりタイプ」の化粧水を選ぶと良いでしょう。しかしその前に、化粧水を選ぶにはまず自分がどのタイプのオイリー肌なのかを知ることが重要です。そして、化粧水が合わなかった場合においても、肌タイプの見直しが必要なのかもしれません。
敏感肌の人向けの化粧水の選び方
敏感肌の人は、肌に合わない化粧水を選んでしまうと、保湿という第一の目的が果たされないだけでなく、肌トラブルを引き起こしてしまうことも。敏感肌の人が化粧水を選ぶ際は、できるだけ配合成分が少ないもの、敏感肌向けに作られた化粧水を選ぶといいかもしれません。また、肌トラブル改善には保湿成分も重要なため、セラミドなどの保湿成分はきちんと含まれたものを選びます。
以前使った化粧水で肌に合わなかったものがある場合は、同じ成分が入った化粧水はできるだけ避けましょう。そして、オーガニックや天然成分由来であったとしても、刺激が強いものもあります。オーガニックだから肌に優しいという事には直結しないので、その中でも自分の肌に合うものかどうかを、正しく判断することが必要です。
40代の人が特に注意したいポイントとは?
40代の人が化粧水を用いる本当の目的
40代の人が化粧水を用いる重要性は、若い女性とは少し意味合いが異なってきます。なぜなら、年齢とともに新陳代謝が低下する傾向にあるからです。また、40代になると早い人だと更年期を迎えることもありますよね。そういった状況の違いから、40代の人が使用する化粧水の役割は違ってくるのです。
化粧水を用いる最大の目的が保湿であることは変わりません。ただ、40代という年齢になると、化粧水に含まれている有効成分にも注目する必要があります。これらの働きによって、年齢を重ねてもいつまでも若々しく、ハリのあるみずみずしい肌を保つことに繋がるからです。
肌の衰えは避けられないものですが、下降曲線を少しでも緩やかにすることはできます。そのためには、年齢に沿った化粧水の目的を知ることも重要と言えるでしょう。
化粧水に配合されている成分に注目する!
40代の女性の化粧水選びは、化粧水に含まれている有効成分を確認することから始めましょう。40代の肌には積極的に摂りいれたい有効成分として、第一に挙げられるのが「ビタミンC誘導体」です。ビタミンCには、シミやシワ、肌のたるみといった肌のトラブルを解消してくれる効果が期待できます。
また、ビタミンCには美白効果があることでも知られていますよね。そして、ビタミンAの一種であるレチノールも40代の肌には欠かせません。レチノールは肌の新陳代謝を促したり、コラーゲンを増やしたりといった働きをしてくれます。
その他にも、抗酸化作用の強いフラーレンや、血行を促進したり活性酸素を除去したりする働きがあるとされるプラセンタが配合された化粧水がおすすめです。
正しい化粧水の使い方を知ることも大切
肌の衰えを感じる40代だからこそ、正しい化粧水の使い方を知っておくことはとても重要です。化粧水をつける際、コットンを使う場合はできるだけたっぷり化粧水を馴染ませてから使用するようにします。手でパッティングするタイプの人は、なるべく優しくパッティングを行うことが大切。
これらを間違った方法で行うと、肌を傷めてしまうこととなり、そのダメージはシワやシミ、くすみやたるみの原因ともなってしまいます。なるべく肌にダメージを与えないよう、優しく行うようにしましょう。
そして、化粧水をつける前の洗顔も重要です。メイクをクレンジング剤で落としただけでは、洗顔は十分とは言えません。化粧水をしっかり浸透させるためにも、メイクをした際はクレンジングと洗顔を併せて行いましょう。
化粧水を上手に選んでいつまでも若々しく!
- 化粧水は保湿や有効成分を肌に与える働きをする
- 40代の肌には、保湿成分だけでなく有効成分もしっかりチェックすることが大切
- 正しい化粧水の選び方と使い方を知っておくことも重要なポイント
新陳代謝の低下してくる40代こそ、化粧水でしっかりと肌の手入れをして、いつまでも若々しく美しい肌を保ちましょう!