公開日:2017/05/29
生理前のニキビ・肌荒れはスキンケア&生活習慣を見直して予防!
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生理前は、皮脂の分泌を促す黄体ホルモン(プロゲステロン)が増えるため、ニキビや肌荒れが起こりやすくなります。そんな生理前の肌トラブルを防ぐためにはどうしたら良いのか、スキンケアや生活習慣にスポットを当てて詳しく探ってみましょう。
生理前のニキビ・肌荒れを予防するスキンケア方法
洗顔はいつも以上に優しく
皮脂の量が増えると、ベタつきを落とすためにゴシゴシと顔を洗ってしまいがちです。しかし生理前は、ホルモンバランスの崩れによって肌のバリア機能が低下している状態。
敏感な肌は、些細な刺激でもダメージを受けてしまいます。肌を傷つけるとニキビや肌荒れを招いてしまうので、いつも以上に優しく丁寧に洗うよう心がけましょう。
保湿を徹底する
肌の水分量が減ると、黄体ホルモンによって増加している油分量とのバランスが崩れ、ニキビができやすくなります。生理前の肌は水分量が低下しがちなため、しっかりと保湿して水分と油分のバランスを保ちましょう。
なお、ニキビケアには抗炎症作用のあるグリチルリチン酸や、皮脂を抑制するビタミンC誘導体配合の化粧品がおすすめです。
スペシャルケアは避ける
ピーリングやパックなどのスペシャルケアは、敏感な肌には刺激となってしまう恐れがあります。生理前の不安定な肌には、特別なことをせず、普段のスキンケアをより丁寧に行うのがベストです。
生理前のニキビ・肌荒れを予防する生活習慣ポイント
大豆製品を食べる
大豆イソフラボンには、女性ホルモンの1つである卵胞ホルモン(エストロゲン)と似た働きをして肌荒れを防ぐ効果が期待できます。豆腐、納豆、きなこなどの大豆製品に含まれていますから、日々の食事に取り入れてみるのがおすすめです。
ただし、食べすぎるとかえってホルモンバランスに悪影響を与えるため、1日につき1~2品程度(納豆なら2パックほど)に留めましょう。
睡眠をしっかりとる
睡眠中は、肌を修復するための成長ホルモンが分泌されています。質の良い睡眠は、肌の調子を保つために必要不可欠。生理前はしっかりと睡眠をとり、ニキビや肌荒れが起きにくい肌を作り出しましょう。
適度な運動をする
運動をすると血行が良くなり、生理前の冷えから来る肌荒れを防ぐことができます。また、運動にはリフレッシュ効果があるため、生理前の憂鬱に悩まされている方にもおすすめです。
激しい運動は生理前の身体に負担を与えてしまいますから、気分転換程度に20~30分ほどのウォーキングを行うのが良いでしょう。
普段はノーマルな肌質の人でも、生理前はピリピリと乾燥したり、皮脂でベタついたりするゆらぎ肌になりがちです。生理前でもニキビや肌荒れのない健やかな肌を保つために、今回ご紹介した対策方法を取り入れてみてくださいね。