公開日:2017/06/26 

プロテインに美容効果があるって知ってる!?

プロテイン、飲んだことありますか?ほとんどの女性は“いいえ”と答えるでしょう。プロテインはプロのボディビルダーやスポーツ選手が飲んで筋肉を大きくするものだと思っていませんか?

実はそんなことはなくて、ダイエットや美容にも嬉しい効果がたくさん期待できるのです。この記事ではプロテインの魅力をご紹介していきたいと思います。

そもそもプロテインって何?

プロテイン=筋肉を大きくするための薬“と認識している人が多いですが、実は“プロテイン(protein)=たんぱく質”です。たんぱく質とは、健康な身体を維持するために欠かすことのできない三大栄養素の1つで、私たちの皮膚や髪、爪、筋肉、内臓など身体の様々な部分を作ってくれる大切な栄養素です。

そんな大切な栄養素たんぱく質ですが、体内ではつくりだすことができないので毎日の食事から摂取する必要があります。しかし、ダイエット中などは特に、食事による摂取エネルギー(カロリー)を減らそうと意識するので必要な栄養が摂りきれず、たんぱく質も不足しやすくなります。また、ダイエット中でなくても食生活の乱れや偏りもたんぱく質不足の原因になります。

たんぱく質はどんな食品に多く含まれているの?

  1. 肉類

    牛肉、鶏肉、豚肉、ラム肉、馬肉などお肉の赤身部分に多く含まれています。

  2. 魚介類

    あじ、さんま、いわし、鮭、いかなど

  3. 大豆製品

    大豆、豆腐、納豆、豆乳など

  4. 乳製品

    牛乳、ヨーグルト、チーズなど

  5. 鶏卵など

プロテインはお肉やお魚に含まれる余分な脂肪分などを省きたんぱく質の部分だけを残し、さらに吸収しやすい状態にしたものになります。ですので、プロテインを活用すれば効率よくたんぱく質が補給できるのです。

しかし、ほとんどの人は“プロテイン”と聞くと少し警戒します。それはなぜなのか?そう、プロテインに対して間違った認識や誤解があるからです。

プロテインドリンクの誤解

  1. 飲んだらムキムキになってしまう

    結論から言うと、プロテインを飲んだだけでボディビルダーのようにムキムキになるということは絶対にありません。筋肉をつけるためには強度の高い筋トレが必要だからです。強度の高い筋トレをし、十分な栄養を摂取しなければ筋肉はつきません。ですので、プロテインを飲んだだけでムキムキになるということは絶対にありえないのです。

  2. 運動していないのに飲んだら太ってしまう

    運動していない人にとってもたんぱく質は必要な栄養素です。もちろん極端に飲み過ぎれば摂取エネルギーが増えて太ることもありますが、1日に2〜3杯飲んだだけで太ってしまうということは考えにくく、それ以外の食事に問題があるということが考えられます。

  3. 美味しくないでしょ?

    確かに一昔前は美味しくはありませんでした。しかし最近ではフレーバーも豊富で美味しいものがたくさんあります。チョコレート味、ストロベリー味、バナナ味などは定番のフレーバーですが、カフェラテ味やメープル味、クッキー&クリーム味などまるでおしゃれなカフェのメニューのように色々なフレーバーがありますので、必ずお気に入りが見つかるはずです。

たんぱく質足りていますか?

ダイエットだからといってサラダばかり食べたり、忙しくて食べる時間がないから食事をおにぎりやパンだけで過ごしていたりしていませんか?思い当たる人も多いはずです。たんぱく質は意識していないと不足しやすい栄養素なのです。

たんぱく質が不足すると…

  1. 髪の毛が傷む

    髪の毛の主成分はケラチンというたんぱく質です。たんぱく質が不足すると、髪の毛がパサついたり抜けたりしてしまうことがあります。

  2. 肌荒れする

    肌のハリやツヤを保つ働きがあるコラーゲン。これも実はたんぱく質です。たんぱく質が不足するとお肌のハリやツヤが失われカサついたり、肌荒れが起きたりしてしまいます。

  3. 筋肉が減少し代謝が落ちる

    たんぱく質が不足すると、筋肉を分解してエネルギーにしてしまいます。筋肉が減ると基礎代謝が落ちるので、太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。

  4. 集中力の低下

    気持ちをリラックスするためや、集中するために必要な神経伝達物質もたんぱく質(アミノ酸)からできています。たんぱく質が不足すると、集中力の低下や睡眠障害を引き起こすこともあります。

このように、日々の食事でたんぱく質が不足してしまうと美容やダイエット、さらには健康にまで良くないことがたくさん起こります。健康的に美しくいるためにもたんぱく質をしっかり摂っていきたいですよね!

たんぱく質って1日にどれくらい摂ればいいの?

たんぱく質の1日の摂取目安は、体重(kg)×たんぱく質(1g)です。運動をしている人であれば、倍は必要になります。だいたい1食で20g程度のたんぱく質が摂れるとベストです。

1食でたんぱく質を20g摂るための目安は、赤身の牛肉や鶏胸肉、かつお、鮭なら100g程度食べることです。また、食事で摂取するのが難しい場合は、間食や食事にプロテインドリンクをプラスしてみてください。

正しいプロテインの選び方

種類がたくさんありそうでどれを飲んだらいいのかわからないという方のために正しいプロテインの選び方をお教えします。

プロテインの種類は大まかに分けると全部で3種類あります。

  • ホエイプロテイン
  • ソイプロテイン
  • カゼインプロテイン

ホエイプロテインは、牛乳に含まれるたんぱく質の一種です。吸収スピードが速いのでトレーニング直後に飲むと筋肉の合成がしやすくなります。

ソイプロテインは、大豆のたんぱく質部分だけを粉末にしたものです。消化吸収スピードが遅いので満腹感が持続します。ダイエット中の間食にオススメです。

カゼインプロテインはホエイプロテインと同じ牛乳を主成分としていますが、吸収スピードが遅く、ダイエット中の間食や就寝前にオススメです。

それぞれに特徴があるので目的に合わせて上手に選びましょう。毎日飲み続けるために重要になるのは、味と価格です。ですので、飽きずに続けられる好きな味を選びましょう。それから、1食あたりのコストを計算し、無理なく続けられるものを選ぶのがベストです。

ダイエットの味方!絶品プロテインスイーツ!!

ダイエット中だけどどうしても甘いものが食べたい時って誰でもありますよね。でも、そこでケーキやチョコレートを食べてしまったらせっかくの努力が台無しです。

かといって食べたいのに我慢するのは辛く、ストレスになってしまいます。そんな時は美味しくて満足感もあるプロテインスイーツはいかがでしょうか?自宅で簡単に作ることができる絶品プロテインスイーツをご紹介します。

プロテインアサイースムージー

材料:冷凍アサイー1パック、バナナ1本、100%グレープジュース150ml、プロテイン30g、氷 適量

作り方:

  1. 冷凍アサイーを解凍し、材料を全てミキサーに入れブレンドします。
  2. スムージー状になったらグラスに移します。
  3. カフェのようにフルーツやミントを添えると見た目もおしゃれになります!

プロテインでたんぱく質を補い健康的に美しく引き締めよう

いかがでしたか?この記事を読んでプロテインのイメージは変わりましたか?健康的に美しく引き締めるためにたんぱく質は欠かせない栄養素です。

痩せたいからといって食事を極端に減らしたりするのではなく、食事のたんぱく質や全体のバランスを見直してみてください。たんぱく質が不足している人は、食事にプロテインを摂取してみてはいかがでしょうか?

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Editor's Information

プロテインに美容効果があるって知ってる!?
角田 聖奈(つのだ せいな)
MissWorldJapan2016ファイナリスト、2016JBBFフィットネスビキニ5位、BestBodyJapan2015東京大会グランプリなどを獲得。
フィットネスモデルとして活躍中!


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