公開日:2017/05/26
アスリート式ダイエット!1週間でも結果が出る減量法
シェア
ツイート
はてブ- お気に入り151
多くのアスリートが実践している減量法、ファスティング。断食を行うダイエットなので、一見辛そうに思いますがメリットも多く、実は人気を集めている減量法なのです。ファスティングについて詳しくご紹介していきます。
アスリートも実践!?ファスティングを使った減量法とは
1週間で結果が出ることも珍しくない減量法
様々なダイエット法が世の中には存在します。その中でも多くのアスリートが実践していると言われているのが「ファスティング」と呼ばれる、一定期間一切食事をとらずに行う減量法です。
一見とても大変そうなダイエット法ですが、正しい方法で行えばそれほど苦しい思いをすることもなく「体調が整い体も頭もスッキリする」という声もたくさん上がっています。
しかも、数日から1週間程度かけて行うプログラム中に、数キロ減量することも珍しくないのです。また、この減量法にはリバウンド対策を行ったうえで進めるプログラムもしっかり用意されているので、短期間ダイエット後のリバウンドも気にせず行えます。
ファスティングを行うメリットは?
アスリートも実践していると言われているこのファスティングは、様々なメリットが存在します。まずはそれらをいくつかご紹介します。
- 短期間で減量できる
- 体調を整え、免疫力を高める
- 体の余分なもの、毒素を排出する、デトックス効果がある
- 美肌効果、肌の調子を整える
- 腸内環境を整えることができる
ファスティングは、断食を行うことで胃腸の活動を一時的に休ませるように促します。そうすることで、消化に使用される酵素の消費を抑え、その分代謝酵素へと回すとができ、これがデトックスや効率的な代謝へとつながります。
また、普段の食事による余分なものをストップさせることで血液がサラサラになり新陳代謝も高まるなど、様々なメリットが期待できるのです。
ファスティングを行う上でのポイント
ファスティングを行うにあたって、いくつか押さえておきたいポイントがあります。ファスティングの成功へもつながるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 断食期間は酵素ドリンクなどを使って酵素を多く取り入れることがおすすめ
- 1日2リットル以上の水分を摂ること
- 断食にむけての準備期間や、断食後の復食期間は必ずしっかり行う事
- まずは無理のない程度の期間から断食を行う
一定期間食事を一切取らないわけですから、中にはこの期間がすごく辛いと感じ挫折してしまう人もいるでしょう。辛くならないためのポイントも組み込まれていますが、まずは無理のない断食期間から始めるのをおすすめします。短期間でも成功するとファスティングの良さを知ることができますよ。
ファスティングの正しいやり方は?
準備期間は2日以上、腹6~8分目を目安に
ファスティングを行う減量法では、まず準備期間から始めることが大切です。基本的には断食を行う期間と同じ日数分、設けるよう行います。
準備期間は、断食にむけて体を慣れさせる期間であり、腸内環境を整えていくことが大切。食事量は普段の6~8分目を目安にし、できるだけ和食などのバランスのとれた食事を心がけましょう。
また、準備期間には食べたほうがいいもの、食べない方がいいものがあるので、これらにも気を付けて行って下さいね。
食べない方がいいもの:アルコール、お菓子や砂糖、油っこい食事や揚げ物、インスタント食品、動物性食品や乳製品、小麦グルテン、など
食べたほうがいいもの:ナッツや豆類、豆腐、発酵食品、海藻、キノコ類、野菜、芋、穀物、そば、など
断食中は水もしくは酵素ドリンクで過ごす
1~3日間かけて、断食を行っていきます。この間は水や酵素ドリンクのみで過ごしていきますが、中には自家製の野菜ジュースや野菜スープなどを取り入れる人もいるようです。
断食期間は、胃腸を休め、体内の毒素や余分なものを排出するデトックス効果が狙いなので、自分の過ごしやすい方法で過ごしましょう。
今一般的に広まっているのは、野菜や果物、ハーブなどを発行させて作った、酵素ドリンクを取り入れた方法です。酵素ドリンクなどは、脳にすばやくエネルギーを送ることができるので、空腹を感じにくくなるというメリットもあるそう。
脳にエネルギーが行き渡ると、脳は空腹指令を出さ無くなるので、ファスティングが初めての人には特に、この酵素ドリンクを使った方法はおすすめです。
復食期間を経て徐々に通常食に戻していく
断食期間を終えた後は、復食期間を設けてから通常の食事に徐々に戻していきます。この期間に正しい過ごし方をしないと、体重が減っていてもリバウンドしてしまう可能性が出てきてしまうため、慎重に行う必要があります。
もし、酵素ドリンクなどは取らずに水やお茶のみで過ごした方は、血糖値の急上昇を避けるため、重湯から始めます。回復食に食べたほうがいいもの、食べない方かいいものは、準備期間の内容と同じです。これらにも注意して徐々に通常食に体を慣らしていきましょう。
また、食事をはじめたら、よく噛むように心がけることが大切です。よく噛むことで満腹中枢を刺激し食べ過ぎを防げるほか、胃腸の動きを活発させ、腸内環境を整えることへもつながります。
ファスティングを行う上で注意すべき点
長期間にわたって断食行為を続けない
断食を行っていくと、中にはだんだん脳がスッキリして体も軽くなり、心地よさを感じる人も少なくありません。「楽な気持ちで痩せられる」と断食を長期間続けてしまいたくなることも。
しかし、その思いのまま断食を続けていくことは大変危険です。3日以上の断食を続ける場合は、専門家の指導のもとで行うことが推薦されています。
自分で1回ファスティングを行って体質に合っていると感じ、今度はもう少し長い期間に渡ってファスティングを行いたいというときは、断食道場やファスティングプランのあるホテルなどを利用してみてはいかがでしょうか?常に専門家の指導の下、自分に合ったファスティングを続けることができるので、断食を続けたい人にはおすすめです。
断食中は激しい運動はなるべく避ける
断食期間中は体の中に栄養が無い状態になっているので、この状態での激しい運動は大変危険です。そのため、断食期間中はなるべく激しい運動は避けるようにしましょう。しかし、軽い運動であれば、相乗効果を生むことができる場合もあるのでおすすめです。
例えば、40分以上のウォーキングであれば、脂肪燃焼の効果を高めデトックス効果にもつながるので、積極的に取り入れてみてもいいでしょう。普段から筋トレを行っている人であれば、その普段の量の7~8割程度に減らした筋トレであれば行うことができます。普段よりも低重量で有酸素運動に近いメニューで行うよう心がけてください。
他にも、半身浴や岩盤浴で汗を流すこともデトックス効果にもつながるのでおすすめ。いずれも無理のない程度に行うことが大切です。
断食後はきちんと回復食をから食事を始める
断食を数日行った後は、通常の食事にすぐに戻さず、回復食と呼ばれる食事を摂ることから始めることが必要です。
断食期間は胃腸の活動を休ませる期間でもあるため、断食を終わった後はまだ胃腸の働きが元に戻っていません。この状態で急に通常の食事に戻してしまうと、胃腸がびっくりしてしまい、消化不良などの不調を起こしてしまいます。
そのため、断食後に食事を開始する際には、必ず復食期間を数日作り、通常食に戻すために体の準備を整えます。野菜スープや重湯などの流動食から始め、徐々に固形物を食べるようにしていくのです。また、復食期間の数日間は野菜や豆腐などを中心にして、和食、発酵食品、食物繊維などを摂るように心がけるといいでしょう。
短期間で減量したい時こそファスティング!
- ファスティングはアスリートも実践する減量法
- 短期間での減量も期待できる
- 正しい知識のもとで行うことが大切
夏に向けて減量したいときや、様々なイベントなどが直前に迫っているときなど、短期間で減量させたいときにはファスティングがおすすめです。
また、ダイエット目的でなくても体調を整える目的でも十分に行うことができるので、ぜひ実践してみてくださいね。