公開日:2018/02/26 

筋トレだけでは腰回り痩せはできない!ヨガやストレッチでしなやかな腰回りに!

理想の体型を目指して、筋トレを始める人が増えています。ただし実は、筋トレだけでは腰回り痩せが難しいのも事実。女性らしい体型を目指して腰回り痩せを成功させるなら、ヨガやストレッチでしなやかなライン作りをすることが大切です。腰回り痩せに効果的な筋トレやヨガ、ストレッチ方法について紹介します。

腰回り痩せのための筋トレ

腰回り痩せは、筋トレなくしては実現しません。腰回りには重要な筋肉が数多く備わっており、これらをきたえることで体のラインを整えることができます。さらに内臓の働きも良くなってくるため、血行が改善して基礎代謝を上昇させることも可能です。筋トレで筋肉を増やすだけでも基礎代謝量はアップし、ダイエットに苦労せずに済むようになるでしょう。

筋トレは腰回りなどの気になる部位だけでなく、全身の筋肉をきたえておくとさらに基礎代謝がアップして腰回り痩せにも大きな効果が出てくるでしょう。ジムに通うと専門のトレーナーからのサポートを受けながら筋トレができるため、効率よく筋トレして腰回り痩せしたいという方にはおすすめです。

筋トレは息を詰めて体を動かすようなイメージがありますが、呼吸を止めてしまうと全身の筋肉が硬くなり怪我をしてしまうのが心配です。力むと体からのサインを受け取りにくくもなるため、自然な呼吸を心がけながら筋トレするようにしましょう。そのような注意も、ジムでトレーナーから教わると楽にトレーニングを進めていけます。

腰回り痩せはヨガやストレッチでもっとしなやかに

筋トレで腰回り痩せを実現できるのは、女性も男性も同様です。ただし、女性の場合は引き締まった筋肉だけでなく、しなやかなライン作りも重視したいところでしょう。そこで筋トレと組み合わせておこなうことをおすすめしたいのが、ヨガやストレッチです。

体は、疲労してくると筋肉が硬くなって代謝しにくくなります。脂肪を燃焼させるには代謝をよくすることが大切ですから、筋肉を柔軟に保つようにしなければなりません。そのために役立つのが、ヨガやストレッチです。

ストレッチは運動の前後におこなう準備体操のようなものですが、ヨガはポーズを覚えるのが大変そうと思うかもしれません。もともと体が柔軟でないと、ヨガにはついていけないと思う方もいるでしょう。しかし、今話題になっているヨガストレッチなら、ヨガとストレッチの良いところを組み合わせて誰にでも楽に取り組めるようになっています。

腰回り痩せにおすすめなヨガストレッチ法

ヨガストレッチは、全身を使って様々なポーズをとっていきます。腰回り痩せはもちろん、全身の代謝をよくしてくれる効果があり、太りにくく痩せやすい体質を目指すことも可能です。数々のポーズがある中、簡単におこなえるポーズを紹介しましょう。

◆ラクダのポーズ

ポッコリお腹を解消するために効果的なのが、ラクダのポーズです。腹筋を強力にきたえることができるのは、仰向けになっておこなうヨガストレッチよりも負荷が高いからです。両ひざを腰幅に開いて床にひざまずき、太ももを床に直角にしたら、お尻を引き締めて両手を骨盤の後ろ側に置きましょう。頭と胸をそらせて、両手を足の裏に乗せたら、そのまま30~60秒キープします。

◆バックベンド

バックベンドは、いってみればブリッジの体勢です。非常に腰に負荷がかかるため、無理はしないように気をつけましょう。また、腰が柔軟でないと難しいポーズですから、ラクダのポーズで十分練習してからトライすることをおすすめします。後屈のポーズは腰回り痩せには効果的な一方で、腰を痛めてしまう恐れもあります。腰をそり過ぎないようにすることも、大切なポイントです。

安全な後屈をするためには、骨盤を前に出して胸を引き上げるのが効果的です。胸を引き上げることで背骨の胸椎が動くため、ストレスがどこかに偏る心配がありません。腹筋により力がかかるため、腰回り痩せの効果にも貢献してくれます。

◆体の脇をのばすポーズ

腰回り痩せをするには、サイドの筋肉も柔軟にしておく必要があります。両脚を広く開き、両腕を外側に開いて床と平行にしたら、腕・背骨・腰の側面・脚を一直線に斜めにのばしてください。背骨も骨盤もまっすぐキープするようにして、十分に筋肉をのばしましょう。

◆頭を膝につけるポーズ

このポーズは体の硬い人には難しいかもしれませんが、無理をしないように続けているうちにできるようになってきます。脇腹から腰回りの筋肉をきたえて、腰回り痩せにつながります。両脚を開いて床の上に座ったら、片方の膝を折り曲げて脚の付け根にピッタリつけてください。息を吐きながら脚をのばしている方に上半身を傾け、頭を爪先につけるようにすればOKです。

◆ひねりのポーズ

頭を膝につけるポーズのアレンジで、腰にひねりを入れる動きを取り入れると、より腰回り痩せに効果的です。股関節や肋骨からひねりを加えるようにし、背骨を心持ちまるめるようにするとねじりやすくなります。ただし、腰の力が抜けないように、腰の筋肉はのばすように意識してください。

◆ねじって横にのばすポーズ

体の脇をのばすポーズにひねりを加えるアレンジで、膝を折り曲げている側に上半身をのばしたとき、上半身を後ろ方向にひねるようにします。このポーズは、腰回りだけでなく脚の強さも必要になってきますから、脚痩せも同時にかなえることができます。膝につけた肘を押し合うことで、腰を深くねじることが可能です。

ただし、かなりきついポーズですから、無理はしないように気をつけてください。呼吸を止めないようにして、息を深く吐いて深く吸うことを心がけるようにしましょう。時折ポーズを止めながら、体を深くねじるようにするのも効果的です。

しなやかで引き締まった腰回りはヨガストレッチで完成

筋トレで腰回りの筋肉を引き締めたら、ヨガストレッチでしなやかな腰回りを作るのが、美しいスタイルを実現するコツです。ガチガチに筋肉が固まったウエストは、男性には魅力的でも女性らしい体つきとはいえません。筋肉は、力をつけるだけでなく柔軟にすることも大切です。筋トレの仕上げにヨガストレッチをおこなうことで、女性ならではの美しい腰回りを目指しましょう。

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