公開日:2017/05/26 

ダイエット中のおやつにチーズが優れている3つの理由

女性なら誰しもスリムな体に憧れますが、過酷なダイエットを長く続けるのはなかなか難しいものです。たまには息抜きにおやつが食べたくなりますよね。最近、ダイエット中のおやつとしてチーズが優れていると注目されているのをご存じでしょうか?

ダイエットにチーズが良い3つの理由

「糖質」が低く太りにくい

ダイエットを行うにあたり、食事はとても大切です。なかでも米や麺類などの主食は糖質が多く、太りやすいといわれます。しかしチーズは比較的、糖質が低い食品であり、調理もしやすいというメリットがあります。

また、小腹が空いたときにも食べやすいです。最近ではチーズ系のおかしが豊富に販売されています。チーズは糖質が低いわりに満腹感が得られやすく、すこしつまむだけでも空腹がまぎれます。

人は過度に空腹感を感じすぎると飢餓モードになり、次の食事の際に食べ過ぎてしまうことがありますので、ちょこちょこチーズを食べるのは太るどころかダイエットに適しているのです。

チーズの中でも「カッテージチーズ」はあっさりしていて低カロリーなのでおすすめです。間食は悪いイメージがありますが、糖質が低いものであればむしろダイエットを後押ししてくれます。

「たんぱく質」が豊富で筋肉量アップ

チーズはたんぱく質がとても豊富な食品です。ダイエット中はたんぱく質を多く摂ることが大切です。それはたんぱく質が筋肉をつくるのに重要な栄養素だからです。筋肉は基礎代謝を高め、痩せやすい体をつくり出してくれます。しかもチーズのタンパク質には、人間の体内ではつくることができない「必須アミノ酸」が含まれています。

チーズは、カルシウムが多く含まれているので、ダイエット中のイライラやストレスを緩和してくれます。加えてビタミンA、ビタミンB群も含まれています。ビタミンB2は脂肪の蓄積を防いで、なおかつ脂肪の分解を促進する作用があります。このことからも、チーズはとてもダイエット向きの食品といえるでしょう。

腸内環境を整えて体の内側から痩せやすくする

近年、腸内環境に関する研究には目覚ましいものがあります。その研究によると、腸内を良好に保つことが健康や太り過ぎ防止に役立つというのです。腸内には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」とよばれる腸内細菌がおり、これらはバランスよく存在していることが大切です。

しかし、不摂生な食生活や加齢などの影響で悪玉菌が増えすぎると、肥満や便通の悪化などさまざまなことが起こります。これを防ぐのが「発酵食品」です。低価格でおやつとしても食べやすいチーズは、発酵食品でありながら調理もしやすく、おなかの調子を整えるのにもってこいの食品です。

「糖質制限」というダイエット法の魅力

糖質こそが太る原因だった!?

以前はカロリーを制限する方法こそが正しいダイエット法と思われていました。しかし、最近では主食である米やパンなどの「糖質」こそが本当の太る原因であるとわかってきました。

糖質が多く含まれるのは主食と呼ばれる穀物などのことで、「米」「パン」「麺類」が代表です。ほかにはコーラなどの清涼飲料水や果物にも多く含まれており、ごはん1杯では角砂糖およそ20個分の糖質が含まれています。

これらの食品を摂りすぎると血糖値は急上昇し、それを下げようと膵臓からインスリンというホルモンが出るようになっています。しかし、糖質を摂りすぎると膵臓が疲れ果ててしまい、血糖値を下げにくくなり、結果として肥満や糖尿病になりやすくなるのです。

極端に糖質を減らさなくてもいい

糖質を摂りすぎることは体に害になるのにちがいありません。ダイエットとなると極端に糖質を摂らないようにする人がいますが、糖質は減らし過ぎるのもかえって逆効果になってしまうことがあります。糖質を摂らなくなると体重は一気に減りやすくなります。

しかし、短期間で急激に体重が減ると脂肪のほかに筋肉のたんぱく質からも糖をつくろうとします。そうなると筋肉量が減って、基礎代謝も落ちてしまいます。また、筋肉量が減るとその分だけ体脂肪が増えてしまい、ダイエット後に、基礎代謝の悪化も含めてリバウンドしやすくなるのです。

糖質制限というのは少しでも糖質を減らせばそれでいいのです。1日の食事のうち1食は糖質を食べてもよいとルールを決めるなど、無理せず長く続けられるようにすることが大切です。

良質なたんぱく質を摂る

糖質制限ダイエットをする際の重要なポイントは良質なたんぱく質を摂ることです。ダイエットを成功させるには、筋肉量を落とさないことが必要で、たんぱく質は筋肉の重要な栄養素です。

毎食「肉」「魚」「卵」「チーズ」などの食品をしっかり摂るようにしましょう。主食を減らす代わりにたんぱく質をたっぷり摂ることで食事中の満足感を高めます。

なかでもチーズはおやつとしても食べやすいですし、発酵食品ですので腸内環境を整える手助けをしてくれます。また、チーズには女性に嬉しいカルシウムが豊富でダイエット中のイライラ対策にもなります。

最近注目されている「MEC食」

MEC食とはなにか?

最近注目されている「MEC食」を利用したダイエット法があります。今まで太る原因とされていた肉や脂ですが、その常識を覆すのがMEC食です。MECとは「Meat(肉)」「Egg(卵)」「Cheese(チーズ)」の略で、肉、卵、チーズを中心としたメニューを摂るダイエット法になります。

主食に多い糖質を減らし、MEC食を中心とした食生活に変えるのです。MEC食は「糖質制限ダイエット」に似ていますが、糖質を抑えるのに加えて、食事の最初にMEC食を食べるようにするという点が異なります。そしてなおかつ肉200g、卵3個、チーズ120gを摂るようにするのが違うポイントです。

以前まであった「卵は1日1個まで」「肉は太る」などという意見は実は間違いだといわれるようになり、ダイエットの常識は変わりつつあります。

MEC食ダイエットの正しい方法

MEC食とはあくまで必須栄養素を摂取するのが優先です。MEC食の「肉」「卵」「チーズ」を食事の最初の方で食べ、満足感を得るようにします。そして糖質が多く含まれるような食品、たとえば「米全般」「小麦粉全般」「果物」「イモ類」などをなるべく避けるようにします。

そして1日の総糖質量は「40g以下」に抑えるようにし、食品を購入する際には栄養成分表示欄の「炭水化物」や「糖質」があまり入っていないものを選ぶようにしましょう。

MEC食を始めるとはじめは便秘になったり体重が増えることがありますが、一時的なものなので心配しなくて大丈夫です。MEC食は無理な運動や食事制限が必要ないため、あまり苦がなく痩せることができるダイエット法です。

おやつは食べてもいい。糖質オフのチーズがおすすめ

「食べても食べてもおなかが空く」そんな経験がある人は多いのではないでしょうか?こういった現象が起こるのには血糖値が関係しています。糖質が多い食品を食べると血糖値が急上昇・急降下し、急降下したタイミングでおなかが空きます。このアップダウンが多い人ほど肥満になりやすくなります。

つまり糖質が少ないものを食べていれば満腹感が得られやすく過食が抑えられるというわけです。低糖質なチーズを間食にすると、血糖値が安定して、おなかが空きすぎて次の食事でかえって食べ過ぎてしまうことを防止します。MEC食では肉200g、卵3個、チーズ120gを毎日食べるというのが基本です。好きな種類のチーズを我慢せず食べてもいいのです。

チーズはおやつとしてもメインとしてもおすすめ

  • ダイエットの基本は糖質を抑えること
  • 基礎代謝を上げるには良質なたんぱく質が必要
  • チーズは低糖質、高たんぱくの優良食品

ダイエットに必要なたんぱく質やビタミンがたっぷり含まれているチーズ。糖質も低く腸内環境を整える手助けもしてくれるので、ダイエットをする人にはもってこいの食品です。カッテージチーズ、プロセスチーズなど、お好きなチーズをダイエットのお共にいかがでしょうか?

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