公開日:2018/06/04
未経験でも加圧トレーニング!気軽な方法と効果が上がる食事でダイエット
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誰でもなるべく楽をして体を細くしたいものですが、じつはその願いがかなう方法があります。それが加圧トレーニングといわれるものです。
特殊な方法なだけに短期間で効果を発揮できますが、しっかり食事もコントロールしてください。
決して楽ではない加圧トレーニング!その方法を使ったダイエットとは
運動で痩せる方法はたくさん世間に出回っていますが、どの方法も体を動かして負荷をかけるので、つらいものばかりです。
しかしいくらがんばっても効果が出ないものも数多く、やり方としても難しいものだってあります。
そこで効果が出やすい、加圧トレーニングを試してみるといいでしょう。基本的に筋トレを取り入れたものなので、楽に痩せられるというものではありません。
しかし以下の方法を守れば、短期間で効果を感じられる裏技的な方法もあります。
筋肉と血流の関係とは?
そもそもなぜダイエットに筋トレを使うといいのかというと、血流が深い関係があるんです。体に必要なさまざまなものを運んで、体の機能をアップさせられるのは、だれでも耳にしたことがあるでしょう。
その血液の勢いをあげられるのが筋肉になります。のび縮みする特徴から、血流を押し出すことも可能です。その筋肉量を増やすと体の機能をフルで使えるようになるので、代謝がアップして脂肪を少なくできるでしょう。
筋肉をふやすのは筋トレで、負荷をかければ自然と大きくなっていきます。しかし一般的な筋トレでは徐々にしか増えないため、キツイと思っても結果が出にくい場合もよくある話です。
ベルトを巻いて血流を止める!普段よりも筋肉がつきやすくなる!
そこで血液がたくさん流れている手首や足首にベルトを巻いて、その流れを止めてしまう加圧トレーニングをしましょう。
名前のとおり体に圧をかけて運動をするのがこの方法の特徴のひとつで、体に負荷をかけつつ軽く筋トレをすると効率よく筋肉が鍛えられて、その分乳酸がたまります。
しかし血液を物理的に止めているので、体にいいものではありません。
長時間そのままだと体を悪くするのでベルトを外すと、その負荷のかかった筋肉を少しでも回復させるために、いつもより多くのホルモンを出してくれます。
この効果のおかげでちょっとした筋トレでも、過酷な運動をしたかのように、筋肉が体についてくれてダイエットに役立つわけです。
本来は専門家に近くで見てもらうのがベストですが、それがなかなかできない人は、自分の判断で続けることになるでしょう。それでも加圧トレーニングが気になるという人は、できる限りツラくない程度にとどめておくべきです。
毎日続ける必要がない!どれくらいの頻度でしたらいい?
運動を毎日続けるのは健康的でいいイメージがありますが、加圧トレーニングの場合はベルトで血流を止めて、裏技のように筋肉を増やす方法なだけに最初は指導を受けたほうがいいでしょう。
しかしそれくらい効果が出せるものだと、認識してください。初心者のうちはたくさん鍛えたほうがいい!と勘違いするでしょうが、毎日しなくても負荷がかかる分、1週間のうちで1回だけで十分です。
しかも20分くらい続けたら十分で、それ以上続けなくても効果があります。
期間を見れば少なそうに見えますが、やってみるとキツく感じる人が多く、無理をすると体調が悪くなってしまうでしょう。
体調を見て頻度を多くするのはいいですが、加圧をしたまま30分以上続けるのはNGです。もっと鍛えたいのなら加圧トレーニングをする日を、増やしていきましょう。
しかしそれでも毎日する必要はありません。これくらいの運動だけで筋肉がつくわけですから、忙しい人や毎日できない…なんて人にピッタリでしょう。
筋トレだけではあまり効果がない!有酸素運動もやっておく
ちなみに上記の方法は、あくまで筋トレの裏技的な方法にすぎません。つまり筋肉がつくのは間違いないものですが、そもそもダイエットになるのかといえば、そうではないわけです。
筋肉がついたら脂肪がもえやすくはなりますが、そのきっかけを作る必要があります。それが酸素をたくさんとりこんで脂肪を減らす、有酸素運動がちょうどいいでしょう。
この運動も激しい動きをしないので、効率よく痩せられる方法です。週に1回だけ加圧トレーニングを取り入れつつ、その合間で歩くだけでもダイエットしやすくなります。
太ももにベルトを巻いて歩くと気軽に続けられる
本来なら筋トレを取り入れるのが基本ですが、じつは太ももにつけて歩くだけでも、加圧トレーニングの効果があります。
もともと歩くだけでも脂肪が燃えやすい運動で、ダイエットをしている人なら、経験がある人も多いでしょう。それを太ももにベルトをつけるだけで、血流が悪くなっているので、負荷が相当かかります。
太ももは体の中でも筋肉の占める割合が多く、歩くだけでダイエット的には高い効果を発揮でき、さらに脂肪がもえやすい運動も同時にできているんです。
やり方としても歩くだけなので、加圧トレーニング独特の動きにくさがありますが、比較的に続けやすい方法でしょう。
しかし加圧しているのには変わりがありません。ツラいと感じる前に緩めにベルトを着けておき、無理に続けないようにしてください。
時間としても同様に、20分くらいを目安にしていいですが、体調が悪くなりそうなら、途中で中断しても効果があります。
加圧シャツを使うのも気軽に試せる方法
加圧するグッズを変えてしまうのも、初心者が気軽に続けられる方法です。とくにその中でもちょうどいいものがベルトではなく、加圧シャツになります。
これは締め付けが強いインナーのシャツで、20分以上着てもいいように作られているんです。
もともとこのグッズは、着るだけで痩せられると売れているものなので、ベルトほどのキツイ負荷がかかりません。つまり初心者にとっては十分に効果を実感できます。
しかしこれも筋トレなどのキツイ運動をするとなると、加圧しているのに変わりがないので、そんな運動をする場合は20分以内に留めておきましょう。
ダイエットがしやすい加圧トレーニングは食べものの摂り方が重要
筋肉がついて代謝をあげるには、運動を頭にいれておく必要がありますが、効率よく痩せるためには食事の内容もすごく大切です。
とくに特殊な環境を作って、筋肉を増やそうとする方法なので、食事の吸収の仕方も加圧トレーニングでは変わってきます。以下の食事の方法を取り入れてみてください。
脂肪になりやすい糖質は避けるべき!たんぱく質メインの食事を!
血流を止めるまでして体に負荷をかけ、筋トレをすることで筋肉を増やす加圧トレーニングは、食事による吸収がいいときでもあります。
つまり脂肪になりやすい食事は控えるべきで、とくに糖質は脂肪としてたまりやすいものなので、いつもより少なめにしましょう。
逆にいえば吸収してほしいものをたくさん食事でとれば、ダイエットがしやすくなります。そこで筋肉が増えやすくなる、たんぱく質をメインに変えてあげるといいでしょう。
むしろ体としてもホルモンを出して、筋肉を修復しようと働いているので、吸収がいつもよりいいことは間違いありません。この効果を上げるためにも、お肉メインの食事に切りかえてみてください。
ダイエットだからと全然食事をしないのは逆効果!
体を細くするのは食事でとりこむものを少なくしてあげると、自然と体の脂肪を使って生活しようと体が働くので、理論上はダイエットがしやすくなります。
しかし体に負担をかけて筋肉を増やしている加圧トレーニング中には、必要な栄養がいっきに足りなくなってしまうでしょう。
とくに修復をする作業が増えていくので、血液をたくさん使うことになります。この方法で失敗した多くの人が、貧血の症状が出て大変だったといっているようです。
体調を崩すとダイエットしにくくなるので、基本的に食事を減らさず加圧トレーニングをしてください。
運動後の食事で貧血に…先に食事を済ませる
体に負担をかけて運動をしているからこそ、食事ができていないと、栄養が足りずにフラフラするなどの症状が出たという口コミもあります。
しっかり食べていたのになんで…?と疑問に嘆いていましたが、これは食事のタイミングがあまりよくなかったようです。
筋肉が壊れて治す作業が始まるのは、まず加圧トレーニングを始めてすぐになります。そしてその後もずっとその作業をしているので、その間は体にある栄養を使っているわけです。
それでフラフラとするのは、おそらく運動のあとに食事をしているでしょう。
負荷が高いからこそ、すぐに栄養が必要になるので、加圧トレーニング後に食事をしても遅いんです。ということで消化が終わる2時間くらい前には、先に食事を済ませておくのがポイントになります。
たんぱく質がタップリでカロリーが少ない食べものを紹介
そして体は壊れたところを治すために、食事の栄養を使うでしょう。その部分が筋肉なのは、間違いありません。その材料となるものがたんぱく質であり、とくに多めにとっておいたほうが無難です。
そもそもダイエットのためにしているので、脂肪になりやすいものをとっていたら、効果がないでしょう。
そこでたんぱく質が多くて、カロリーが少ない食材を積極的にとっていくのがおすすめです。とくにちょうどいい食材を紹介しておくので、参考に使ってみてください。
- 大豆製品
- 魚類(とくにサーモン)
- 豚肉
- ささみ など
ちなみにダイエットだからといって、食事の内容をたんぱく質ばかりにするのも、体調を悪くさせるでしょう。水化物など必要となる栄養もしっかりとるなど、バランスのよさが重要です。
加圧トレーニングはきれいな体型に近づけるダイエット法
運動そのものが続けにくい方法になるので、スタイルを維持させるのが面倒なものです。しかしその筋トレだけなら週に1回だけで、しかも20分ほど筋トレをするだけで痩せられる方法になります。
もちろん筋肉がつけられるので引き締まった女性らしいスタイルになりやすく、時間を作るのが難しい人にはピッタリです。
しかし、基本的に妊娠している人や持病がある人、血圧が高い人は始めるのを中止したほうがいいでしょう。もしどうしてもやりたいのなら、かかりつけの医師に聞いてから、加圧トレーニングを開始してください。
本来なら専門の資格を持った人とするものなので、体調が悪くならないように食事のルールもしっかり守り、20分以上は続けないように気を付けましょう。