公開日:2017/05/25
ニキビが出来やすい原因9選
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ニキビを気にしている方で、スキンケア対策はしているのに、なかなかニキビがなくならないとお悩みの方はいらっしゃいませんか?実はニキビ対策はスキンケアだけでは不十分なのです。ニキビのできやすい生活習慣を知ることで、しっかりニキビ対策をしましょう。
ニキビができやすい原因は食生活にあり!
糖分や油脂分の多い食生活ではないですか?
チョコを食べるとニキビができやすいと言われています。しかし、最近の調査でこの2つは直接的には関係ないことが証明されています。とは言え、脂質や糖質の多い菓子類の食べ過ぎはニキビの原因になります。
糖質はコラーゲンと結びつきやすいため、多量に摂ると皮膚が硬くなり毛穴が詰まりやすくなるのです。ニキビを抑制する働きをするビタミンやミネラルなどは、糖の分解によって消費されます。脂質の過剰摂取は皮脂の分泌を増やし、ニキビができやすい体質になってしまいます。
さらに、お菓子などの加工食品には食品添加物が含まれていることが多く、体内に入った食品添加物は分泌された皮脂を酸化させてしまいます。これらがニキビが増える原因となるのです。
刺激物を摂り過ぎてはいませんか?
カフェインはビタミンCの吸収を妨げます。カフェインを多く含むコーヒなどをたくさん飲むことは、体の酸化を防ぐビタミンCの不足につながり、ニキビのできやすい体質に。特に空腹時はカフェインの吸収率が高いため、注意が必要です。
唐辛子などの辛いものをたくさん食べると胃酸が大量に分泌され、胃や腸が荒れてしまいます。胃が荒れると口の周りに吹き出物ができたり、口内炎ができやすくなったり、肌荒れにつながったりします。刺激の強いものはできるだけ空腹時を避けて、量もほどほどにしましょう。
野菜をしっかり取れていますか?
食物繊維の豊富な野菜やきのこ、海藻を食べることで、腸内環境を整え便秘の改善が期待できます。また、善玉菌が増えることで、免疫力が上がるというメリットもあります。これは、お肌だけでなく体の健康のためにも大切なことです。
善玉菌は肌荒れの予防に必要なビタミンBやニキビ予防に役に立つ葉酸、脂質代謝を促進するパテント酸などを腸内で合成します。このことによって、ニキビができやすい体質の改善や予防につながります。
そして、オリゴ糖を多く含む玉ねぎやごぼうを食べることも善玉菌を増やすためには効果的です。併せてヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べることで、さらなる腸内環境の改善につながります。
ニキビ対策の手始めに身の回りの物を清潔に!
枕カバー、布団カバーなどをまめに洗っていますか?
枕カバーや布団カバーってそれほど汚れていないイメージがあるのではないでしょうか?しかし、毎日長時間使う枕カバーやシーツには頭皮や顔から出た皮脂がついています。
また、睡眠中にはコップ一杯程度の汗をかきます。それらが原因となって、枕カバーや布団カバーなどで雑菌が繁殖してしまうのです。汚れた枕カバーやシーツをそのまま使い続けることは、ニキビのできる原因となります。
毎日、枕カバーや布団カバーを洗い、交換することが理想です。それができない場合は、枕にタオルを敷いたり、掛け布団の顔が当たる部分にタオルを当てたりして、そのタオルを毎日交換するなどの対策を行いましょう。特にお風呂に入らずに寝る方は対策が必要です。
長時間マスクを着けていませんか?
花粉症などの対策で一日中マスクをつける方が多くなっています。また、一年中マスクをして過ごすのが癖になっているという方も増えているようです。あまり関係がないように思われがちですが、マスクはニキビの原因になることがあります。マスクと皮膚が触れている部分は、擦れて肌への刺激になります。
また、マスク内に呼吸による湿気がこもってしまい、それが、雑菌の繁殖の原因になってしまいます。この雑菌がニキビの増える原因になるのです。マスクをつける時間をできるだけ短くしたり、毎日交換して清潔なものを使うなどを心がけてください。
また、マフラーなどで口の周りを覆っていることも、同様の刺激になりますので、できるだけ洗濯をして清潔なマフラーを使うなどの注意が必要となります。
ファンデーションパフを洗ってますか?
化粧の際に使うパフがニキビの原因になることもあります。ニキビの原因菌であるアクネ菌は化粧の際にパフにもついてしまい、さらにパフについた顔の皮脂を餌にして、どんどんと増えてしまうのです。そして、次に同じパフを使うと、増えたアクネ菌が皮膚に戻ってきます。これを繰り返すと、いくらケアに気を使っても、ニキビはなくなりませんね。
対策としては、毎日パフを交換して使うのが一番オススメです。使ったらすぐに、洗面器などで水の濁りが取れるまで優しく押し洗いをして、陰干しでしっかり乾かします。そして、毎日きれいなパフを使うことを習慣にしましょう。また、古くなったパフは表面が荒れて皮膚を傷つけることもありますから、長く使うのも考え物です。安いだけで質の良くないパフも使わないようにすることが大切です。
ニキビができやすい人ほど正しいスキンケア習慣!
シャンプーの前に洗顔をしていませんか?
入浴後、顔に残ったシャンプーやトリートメントはニキビの原因になります。洗顔した後で洗髪を行うと、シャンプーやトリートメントが顔について、十分に洗い流せないまま、成分が残ってしまう可能性があります。それを防ぐためにも、洗顔はシャンプー、トリートメントが終わってから行うようにしましょう。背中のニキビが気になる方は、同じようにシャンプー、トリートメントの後で体を洗うようにしましょう。
また、洗浄力の強過ぎるシャンプーは必要以上に肌の脂質を洗い流してしまいます。いくら顔につかないように気をつけていても、全くつかないように洗髪するのは不可能でしょう。できるだけ、肌に優しいシャンプーを選ぶようにしましょう。併せてコンディショナーは油分を含みますから、地肌ではなく髪につけるように気をつけることも大切です。
顔のテカリを気にし過ぎて油脂を取り過ぎていませんか?
ニキビ対策としてあぶらとり紙を頻繁に使ったり、皮脂をとることをうたった洗顔などを使い過ぎてはいませんか?確かにあぶらとり紙で顔を拭くとさっぱりしますし、顔の皮脂がたくさんとれると気持ちがいいものです。
ただ、あまりに頻繁にとり過ぎると、肌は逆に皮脂が不足していると判断して、より皮脂を分泌するようになってしまいます。すると、またあぶらとり紙を使って皮脂をとる。この繰り返しで、どんどんと皮脂を分泌しやすい体質になってしまいます。
基本あぶらとり紙は化粧直しの際に、余分な皮脂をとることでメイクのノリをよくするために使うものです。あぶらとり紙を使ってテカリを抑える場合も、Tゾーンだけに1日2回程度を目安に使うようにして、肌への刺激を押さえましょう。
化粧品の使い方を間違えていませんか?
肌にはできるだけ何もつけない方が、ニキビ対策になるのではないかと思ってはいませんか?肌は十分な保湿ができていないと、乾燥を防ぐために、必要以上に皮脂を分泌します。それがニキビの原因となります。そのため、肌の乾燥を防ぎ、皮脂の分泌を防ぐためには、毎日の保湿対策が重要です。
また、クレンジングを軽視し、価格の安いものを使うなどしていると、いくら化粧水などに気を使っても十分な効果が得られません。清潔にした上でちゃんと保湿する、これがとても大事です。また、コットンなどで拭くタイプのクレンジングは、肌を傷つけることになり、それがニキビの原因となりますので、使わないようにしましょう。
ニキビのできやすい肌からできにくい肌に!
- 糖分や油脂分、刺激物を摂り過ぎない
- 枕カバーやファンデーションパフなどを清潔に保つ
- 正しいスキンケアをする
ニキビをなくすために色々試してみたけれど、どうしても効果が出なかったと悩んでいる方は、今回のNG習慣で思い当たるものはありませんでしたか?自分の生活の中で、思い当たるNG習慣を無くして、ニキビのない美しい肌を取り戻しましょう。