公開日:2017/06/15
唇の乾燥を招くNG習慣とうるツヤ唇へと導く3つの方法
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普段唇ケアに良かれと思ってやっていることが実は唇を乾燥させてしまっているNG習慣だとしたら、驚きとショックを感じるでしょう。ここではかえって唇が乾燥してしまうNG習慣をご紹介します。
唇が乾燥する3つのNG生活習慣
NG1:唇を舐めていませんか
唇は唇の表面に肌の保湿を維持しようとする皮脂膜が無いので、唇の構造上もともと水分が蒸発しやすい状態になっています。そこへ唇を舐めてしまうと水分が蒸発するときに唇の潤いも一緒に奪われていき、結果ガサガサの乾燥しきった唇に。
乾燥が続くと、皮膚の一部がむけやすくなり、つい剥けた皮を手ではがしたい衝動にかられてしまいます。そこで剥がしてしまうと、さらに唇が乾燥するという負のスパイラルにはまってしまうのです。リップケアについても同じく、ケアをしたら触ったり皮膚を剥いたりしないように注意しましょう。
NG2:ビタミンが足りてますか
唇は、皮膚の一部でもあるので、肌と同じように食事の影響も受けやすいのです。一般に、食生活が乱れたり外食が多くなったりすると、栄養のバランスが悪くなる傾向があります。特に唇の荒れが気になるのであれば、ビタミン不足の可能性が大きいです。特に、偏った食習慣や飲酒、喫煙 、ストレス、野菜摂取不足、食事制限によるダイエットによってビタミン不足になりやすくなります。
またビタミンは水に溶ける性質があるので、多くとったとしても体外に排出されてしまいます。常に摂取しないとビタミン不足になりやすくなり、様々な体へのトラブルの原因となります。唇の荒れも肌トラブルの一種です。なるべく食事で摂取することが理想的ですが、あまりに不足していたり、積極的に摂取できないのであれば、ビタミンサプリを活用する方法もあります。
NG3:辛いものをよく食べてませんか
唐辛子といった辛くて刺激の強いものが大好きな人は要注意!辛いものは、唇が荒れるトラブルのもとになるのでなるべく控えた方がよいです。しかし、どうしても食べたい場合は、食事前に食べても安心なリップクリームを塗ってケアしておくと、多少ですが刺激を抑える効果が期待できるので、試す価値ありです。食後は紙ナプキンで優しく口を拭き、すぐリップクリームの塗り直しを。
唇は他の皮膚に比べて薄く、肌の潤いをキープする皮脂膜もないので、水分が蒸発しやすい構造になっています。また食べ物や飲み物、化粧品などの外部刺激に常にさらされているのでダメージを受けやすいのです。
唇が乾燥する3つのNGケア習慣
NG1:リップを横に塗ってませんか
日常のNG習慣だけではなく、良かれと思って行っている保湿ケアが実は唇を乾燥させてしまう間違ったケアであることも。例えば、リップクリームの塗り方もそうなんです。
多くの人がリップクリームを唇の横方向に対して左右に行ったり来たり塗っていますが、この方法では保湿の効果は半減してしまっているのです。保湿が半減だけではいいのですが、実は唇の荒れの原因になることも。
唇のしわというものは縦にはいっています。横に塗る行為は、唇のしわに対して擦る力が強すぎてしまうのです。しわにリップクリームをなじませるように縦方向に塗るのが、リップクリームの正しい塗り方となります。
NG2:リップの後「んぱっ」ってしてませんか
リップクリームを塗った後に上下の唇を合わせて「んぱっ」とやっている人って結構いますよね。やっている人たちは「なんとなくリップクリームの馴染みが良くなるような気がして、ついやってしまう」というある意味クセになっているようです。
実はこの良さそうと思っている「んぱっ」も唇に余計な摩擦や刺激を与えてしまっているNG習慣なのです。上下の唇にリップクリームを十分塗ったらそれでケアは終了。唇は他の皮膚に比べて薄いので、些細な摩擦にもダメージを受けやすいのです。もちろん、メイクの時に「んぱっ」もNG習慣です。
NG2:リップをそのまま塗ってませんか
特に冬は乾燥しやすく、唇の乾燥も酷くなることが多いです。そうなると、リップクリームを使ったリップケアも頻繁になって、唇にリップクリームをグリグリと塗ることに。しかも結構力を入れて塗っている方を多く見かけます。実はこれもNG習慣なのです。
ではなぜ多くの人がグリグリと力を入れて塗ってしまうのかと言えば、リップクリームが硬くて、のりが悪いからなんです。そのため、頻繁に硬いもので乾燥で荒れた唇を擦っているような状態になってしまいます。冬のリップクリームはそのまま唇に塗るのでは、硬すぎることが多いのです。リップクリームが硬いなぁと感じたら、リップケアする前に指先や手でリップクリームの先端を温めて柔らかく溶かしてから唇に塗るとよいでしょう。
うるツヤ唇へと導く3つの方法
方法1:NG習慣を止めるように意識する
うるツヤ唇に近づくためにはすぐにできることからはじめましょう。特に、NGケア習慣を行っているならば、その習慣をすぐにやめるように意識することです。NG習慣は習慣というだけあって、無意識にやり続けていることが多いのです。すぐに止められれば、それに超したことはありません。しかし、悪い習慣、NG習慣ほど身につきやすく、なかなか止められなかったりするのです。
まずは、やっている本人が「間違ったことをやっている・意味がないことをやっている・意味がないどころか悪化させている」と気づくことが大切。気づかないうちはたとえ悪いことであってもなかなか止められないのが人間の習慣なのです。
方法2:食生活の見直しをする
うるツヤ唇になりたいのなら、基本的に美肌になるような食生活を意識することと同じです。ビタミン系の栄養素が必要不可欠なので、緑黄色野菜や果物を多めに摂取するように心がけましょう。特にビタミンBとビタミンCは、体内に摂取されても水に溶けやすい性質があるため、体外に排出されてしまいます。1日の中で何度かわけて摂取し、体内にビタミンBとビタミンCを行き渡らせるようにしましょう。
また、飲酒や喫煙、ストレスはビタミンB1とビタミンCを消費してしまいます。うるツヤ唇を目指して、せっかくとっても無駄になることは避けたいです。喫煙や飲酒はなるべく避け、ストレスはためこまないようにしましょう。
方法3:リップパックをする
NGケア習慣や食生活の見直しをしてもなかなか改善がみられない。そんな時は「唇パック」もおすすめです。
唇パックのやり方
- 蒸したタオルもしくは温かいコットンを使って唇を温めます。お湯に浸して温めたタオルもしくは化粧用コットンを固めに絞ります。それを口元に優しく当て温めて蒸します。
- リップクリームもしくはワセリンを塗ります。いつもより気持ち多めに厚く塗ります。少し唇からはみ出るイメージで塗るのがおすすめです。指を使って、唇をクルクルと小さな円を描くように2~3回繰り返し優しくマッサージします。
- ラップで保湿成分を密閉する3分間パックします。
3分経過したら、ラップを剥がして唇パック終了です。パック終了後、口元の油分が気になった場合は、柔らかいティッシュ等で優しく押さえて取りのぞきましょう。
唇の乾燥はNG習慣が原因だった
- 唇の荒れは生活習慣改善とNGケア習慣が原因
- うるツヤ唇になるにはNG習慣を止めて、食生活の見直しが肝心
- リップパックもケアには効果的です
日常の何気ない習慣が唇の乾燥の原因になっていたとはちょっと驚きですよね。今回ご紹介したNG習慣を減らしていくことでうるツヤ唇へ近づいてみましょう。