公開日:2018/07/23
太田母斑(おおたぼはん)ってどんなもの?
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太田母斑(おおたぼはん)とはシミの一種で、見た目は青っぽかったり、紫がかっているものが多いです。通常のシミとは何が違うのでしょうか?また、太田母斑ができる原因や治療法は?まだまだ研究中である太田母斑ですが、その内容を調べてみました。
太田母斑(おおたぼはん)の原因や特徴とは?治療法はあるの?
シミの一種に「太田母斑(おおたぼはん)」と言われるものがあります。
太田母斑はメラニン色素が肌の深層「真皮」に沈着したシミのようなもので、皮膚科では青あざと診断されます。
特徴
皮膚表面にでき、茶色や黒っぽいもやのように広がる。ただし範囲自体はそれほど広くはなく、適切なケアをすれば改善する。加齢により増加する傾向が高い。
原因
紫外線によるメラニン生成や女性ホルモンの乱れ、加齢によって出来ることが多い。
治療・改善法
日焼け止めによる紫外線ブロックにより予防することができ、美白成分(ハイドロキノン・その他)の配合化粧品などで改善することが出来る。またレーザー治療でも大きな改善が見込める。
特徴
出生直後や思春期など、紫外線によるシミが出来る年齢ではないのに出てしまうシミ。青っぽかったり紫がかっているものが多い。
原因
現段階では解明されていませんが、遺伝的なものではないが先天的なものではないかと言われているそうです。
治療・改善法
レーザー治療が効果的でかなり薄くすることもできる。治療には健康保険が適用される。年齢は早いほど良いと言うが、治療には強い痛みが伴うので、医師とよく相談することが大切。
太田母斑とシミの違いは上記のように先天性のものが太田母斑、後天性のシミは紫外線などの外的原因が多く強い美白効果のあるハイドロキノンをもってしても、先天性の太田母斑を治すことはできません。
ただし、加齢や紫外線などによりできてしまったシミには、十分に効果を発揮すると言えるでしょう。
太田母斑の効果的な治療法について
現在太田母斑の原因・治療法については究明中であり、まだ結論が出ていないのが現状です。
ですが レーザー照射治療がとても効果的で、幼少期に発現した太田母斑は早く治療すればほとんど見えなくなるほどまで 改善する場合が多いようです。
また、思春期などに発現したものでも早ければ早いほど治療の効果が見られるそうです。 太田母斑のレーザー治療は健康保険が適用されるので、治療費を全額負担することもありません。
ただし太田母斑のレーザー治療は痛みを伴い、治療回数も多いことから患者の肉体的・精神的な負担も大きいそうです。
レーザー治療を受ける際には必ず医師とよく相談し、適切な治療を受けることと心と体のケアをすることが大切です。