公開日:2018/05/10 

ゴーヤ茶ダイエットの効果は?飲むだけで理想の体を手に入れよう

ゴーヤには、ダイエットや健康維持に効果的な成分が含まれています。ゴーヤ茶は、ゴーヤのふんだんな栄養素を摂取することができるお茶です。ゴーヤ茶ダイエットに期待できる効果や、ゴーヤ茶ダイエットのやり方を解説します。

ゴーヤ茶ダイエットってどんなもの

ゴーヤ茶ダイエットは、ゴーヤを原料にして作ったお茶を飲むダイエット方法のことです。ゴーヤ茶を飲むだけなので、簡単にできます。普段の食生活にゴーヤ茶を取り入れて、ダイエットに挑戦しましょう。

ゴーヤはお茶にすると苦味が消える

ゴーヤは苦瓜という別名があるほど、苦い野菜です。美容やダイエットに効果的な成分がどんなに含まれていても「苦過ぎて食べる気がしない」という人も多いのではないでしょうか。

ゴーヤの苦味には、胃を保護する成分が含まれており、決して体に悪いものではありません。しかし、体に良いとわかっていても、苦味に弱い人が食べることは難しいでしょう。

ゴーヤ茶と聞いて、ゴーヤの苦味を思い浮かべた人もいるかもしれませんが、実はゴーヤ茶には苦味はありません。独特な風味はありますが、味はほうじ茶や麦茶に近い味わいです。後口にほんのりとした甘味を感じる人もいます。

苦味がないためゴーヤが嫌いな人でも、ゴーヤの栄養素を摂取しやすいところが、ゴーヤ茶ダイエットの魅力です。

ゴーヤの種で脂肪を燃やす

ゴーヤ茶を飲むと普通に食べるだけでは摂取しきれない、ダイエットに効果的な栄養素をとることが可能です。

ゴーヤを料理に使用する時は、中の種やわたは取り除きます。ゴーヤが好きでよく食べるという人でも、種やわたまでは食べません。しかし、ダイエットに効果的な成分が多く含まれているのは、この日ごろは捨ててしまっている種の部分です。

ゴーヤの種には豊富な共役リノール酸が含まれています。

  • 共役リノール酸
  • 植物油に含まれる脂肪酸の一種で、リノール酸が体内で変化したもののことです。

共役リノール酸は体内の脂肪を分解させるために必要な、リパーゼという酵素の働きを活性化させます。ゴーヤ茶で体脂肪を燃やしやすい体を作れば、ダイエットに成功しやすくなるでしょう。

ゴーヤ茶ダイエットの効果

ゴーヤ茶がダイエットに向いているところは、脂肪燃焼効果だけではありません。ゴーヤ茶には脂肪燃焼効果が期待できるだけでなく、健康維持や美容に効果的な成分も含まれています。ゴーヤ茶に期待できる効果をチェックしましょう。

ダイエットの敵、食欲を抑える

ゴーヤの苦味のもとになっている成分は、チャランチンやモモルデシンです。この2つの苦味成分は、インスリンというホルモンに似た働きをして、血糖値の上昇を抑えます。

人間の体は食事をすると血糖値が上がり、下がると空腹を感じる仕組みになっています。血糖値が急激に上がったり下がったりすると、食欲をコントロールすることは難しいです。

ゴーヤ茶を飲んで血糖値を安定させやすくすれば、食欲を抑える効果が期待できます。食事中にゴーヤ茶を飲んで、食べ過ぎを防止しましょう。

デトックス効果でむくみにアプローチ

ゴーヤに含まれる豊富な成分のひとつに、カリウムがあります。

  • カリウム
  • 塩分を体外に排出し、体内の水分バランスを整える働きを持っている栄養素です。

    ゴーヤ以外にもきゅうりや昆布など、さまざまな食品に含まれています。

塩分は健康維持になくてはならない成分です。しかし、とりすぎるとむくみの原因となります。外食が多い人やしょっぱいものが好きな人は、塩分過多になりやすいため注意しましょう。

むくみは老廃物を排出しにくい体を作るため、ダイエットの妨げになります。ゴーヤ茶を飲んで、むくみ解消に役立てましょう。

ビタミンCでスベスベ美肌に夏バテ防止

ゴーヤには多くのビタミンCが含まれています。ゴーヤ100gあたりのビタミンC含有量は65gです。トマトの約4倍以上、キャベツの約3倍以上のビタミンCが含有されています。

ビタミンCは粘膜や皮膚の健康維持に欠かせない栄養素です。免疫機能を高める効果もあるため、ストレスを感じやすい人や肌の不調を起こしやすい人は積極的に摂取しましょう。

また、ゴーヤの苦味には胃の粘膜を保護する働きがあるため、夏に食欲が低下して夏バテしやすい人のサポートにも効果的です。

ゴーヤ茶ダイエットをはじめよう

ゴーヤ茶ダイエットを始めるには、ゴーヤ茶の入手が必要です。ゴーヤ茶は自分で作る方法と、市販品を使用する方法があります。詳しい作り方や購入方法をそれぞれチェックしましょう。

ゴーヤ茶を作ってみよう

ゴーヤ茶を手作りする方法は、家庭でゴーヤを栽培している人やゴーヤをたくさん入手できる人におすすめです。

作り方

  1. ゴーヤを洗って、縦半分に切る。
  2. 中からわたと種を取り出す。わたの中から種を取り出し、種の周囲のわたを取り除く。
  3. ゴーヤの実を1mm幅の薄切りにする。
  4. ざるの上にゴーヤと種を重ならないように広げ、乾燥するまで1~2日かけて天日干しにする。
  5. 実と種が乾燥したら、フライパンできつね色になるまで乾煎りする。

住宅環境によっては4の工程が難しい場合もあります。乾燥させる工程に電子レンジを使用して水分を飛ばすことも可能です。

オーブンシートの上に実と種を並べ、焦がさないように様子を見ながら片面ずつ3~4分程度加熱しましょう。

ゴーヤ茶を飲んでみよう

ゴーヤ茶をいれる方法は、ほうじ茶や紅茶の茶葉を使ってお茶をいれる方法と一緒です。急須やティーポットの中にゴーヤ茶をいれてお湯を注ぎ、5分程度蒸らします。

十分に成分を抽出するため、他のお茶よりも放置時間を長めにすることがポイントです。

お茶用パックなどにゴーヤ茶をいれ、やかんで煮出してもかまいません。2~3分程煮出すといいでしょう。

そのままホットで飲むこともできますし、飲みにくさを感じる場合は冷ましてから容器に入れて冷蔵庫で冷やすと、風味が穏やかになって飲みやすくなります。

苦手なら別のお茶とブレンド

ゴーヤ茶は飲みやすいお茶ですが、好みによっては飲みにくさを感じる場合もあります。飲みにくい場合は、他のお茶とブレンドして飲むといいでしょう。1:1で割って飲むと、ゴーヤの風味をほとんど感じなくなります。

ブレンドするお茶は麦茶や紅茶などがおすすめです。色や味が似ているので違和感なくブレンドすることができます。

忙しい人は市販のものでOK

ゴーヤ茶を手作りすることが難しい人は、市販品を活用しましょう。市販のゴーヤ茶はスーパーやドラッグストアに置いていることもありますし、健康食品店やダイエット食品を扱う通販で購入することもできます。

市販品の中には焙煎方法にこだわっているメーカーもあり、より飲みやすい工夫がされていたり、ティーバッグ入りタイプなど使いやすい工夫がされていたりするものも多いです。

ゴーヤ茶ダイエットの注意点は

ダイエットや健康維持に効果的なゴーヤ茶ですが、健康上の理由からゴーヤ茶を飲んではいけない人もいます。飲用する際の注意点をチェックしましょう。

カリウムの摂取量には気をつけよう

ゴーヤ茶には豊富なカリウムが含まれています。病気のためカリウムの摂取が制限されている人は飲み方に注意が必要です。

腎臓病の持病を持っている場合や人工透析を受けている場合は、必ず主治医に相談してから飲用してください。

また、ゴーヤにアレルギーを持つ人は飲用できません。ゴーヤを食べて体調不良を起こしたことがある人は飲用を避けましょう。

6~7杯を限度に

ゴーヤには豊富な食物繊維も含まれています。

  • 食物繊維
  • 腸内環境を整えてくれる一方で、とりすぎるとお腹がゆるくなってしまうことがあるため注意が必要です。

ダイエット効果を期待する場合、6~7杯程度を目安に飲むといいでしょう。1度に大量に飲まず、朝昼晩に2回ずつというように、数回に分けて摂取することをおすすめします。

ゴーヤ茶ダイエットを生活の中に取入れよう

どんなに効果的なダイエット法も継続できなければ意味がありません。ゴーヤ茶ダイエットは普段飲んでいるお茶やコーヒーを、ゴーヤ茶に変えるだけで挑戦できるので習慣化しやすいです。

POINT

手軽に健康維持や美容に効果的な成分を摂取することができるため、食生活のバランスを整えたい人にうってつけな方法だと言えます。ゴーヤの豊富な栄養素を余すことなく摂取して、健康的なダイエットを目指しましょう。

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