公開日:2017/05/26 

夏野菜で簡単スープダイエット!そのやり方と特徴とは?

疲れたときにもすっきり食べられる、野菜をふんだんに使ったスープはダイエットにぴったり!特に夏野菜には、ダイエットや美容に嬉しい栄養素が豊富に含まれているんです。お手軽に始めることができると評判の夏野菜スープダイエットに関してまとめました。

夏野菜スープダイエットのやり方

食事の最初に野菜スープを食べる

ご飯を食べるときに、まず何から食べるのがダイエットに良いのか考えたことはありますか?お腹が空いているときは順番を考えずにたくさん食べてしまうかもしれませんが、実は、食物繊維の多い野菜から食べ始める方が良いといわれています。

食物繊維がたっぷり含まれている野菜から食べることで、血糖値の上昇がゆるやかになり、同時にそれを合図として分泌される体脂肪を合成するホルモンの分泌もゆるやかになります。その結果として体脂肪がつきにくい体になると考えられているのです。

食事の最初に夏野菜スープを飲めば、満足感が感じられ、おかずの量を減らすことにもつながります。食べる順番にひと工夫を加えるだけで大幅なカロリーカットができますよ。

1日のうち1食を夏野菜スープに置き換える

朝・昼・夕の3食でカロリーが多すぎると感じる場合、その中の1食を夏野菜スープに置き換えることができます。夏野菜スープなら、野菜に含まれる栄養素を摂取することができますし、一般的な食事のカロリーよりも低いので、カロリーカットになります。

とはいえ、3食すべてを夏野菜スープに置き換えてしまうと、栄養が偏るおそれがあるので、バランスの良い食事と組み合わせながら調整してください。

また、野菜スープだけに限ったことではありませんが、よく噛んで食べると満腹感を得やすくなります。スープだからと素早く食べずに、しっかりと噛んで食べるようにしましょう。

おやつの代わりに夏野菜スープを飲む

しっかりと食事をしていても、どうしてもお腹が減ってしまうことってありますよね。そのときに重宝するのがおやつなのですが、カロリーが高くなりがちです。最近ではカロリーカットのお菓子類も販売されていますが、栄養価などを考えると、できるだけお菓子に頼りたくはないものです。

また、菓子類は一度食べ始めるとつい手が伸びてしまい、結局いろいろと食べてしまうということも。ダイエット中は菓子類は極力避けたいものですよね。

その点、夏野菜スープであれば、1食でも100kcal程度で済んでしまうため、水筒などで持ち運んで小腹が空いたときに飲むことができます。水分も一緒に補給できるため、他のものを欲しくなる可能性も比較的少ないのではないでしょうか。さらには、経済的にも節約に繋がって一石二鳥です。

夏野菜スープダイエットの特徴は?

お腹スッキリ!便秘解消に役立つ

多くの女性にとって悩みの種でもある便秘ですが、その原因のひとつとして挙げられるのが食物繊維の不足です。第6の栄養素とも呼ばれていますが、これが不足することによって腸の働きが低下し、便秘が起きやすい状態になります。

食物繊維が不足して便秘がひどくなってしまうと、ぽっこりお腹になったりや体重が増えたりすることにもなりかねません。普段の食事で不足しがちな食物繊維は、スープにしてかさを減らすと取り入れやすくなりますよ。食物繊維が多く含まれているレタスやナスなどの夏野菜を上手に取り入れて、便秘改善を目指しましょう。

具だくさんなのに低カロリーで腹持ちが良い

野菜をしっかりととることを意識している人の中には、生野菜中心の生活になっている人もいるのではないでしょうか。一見、問題なさそうに感じますが、野菜サラダには大抵の場合、ドレッシングをかけて食べますよね。実はこれが、ダイエットの妨げになることがあるのです。

ドレッシングは大さじ1杯でも約60kcalと高カロリーのものが多く、野菜を食べてカロリーを抑えているつもりでも、意外とカロリーをとってしまっているということがあります。その点、夏野菜スープは低カロリーで腹持ちが良いので、魅力的なダイエットメニューといえます。

栄養満点でお肌のメンテナンスにも役立つ

栄養価が非常に高いことで知られている夏野菜ですが、それぞれに含まれる栄養をしっかりと摂取することで、ダイエット効果以外の目的も果たすことができるのも、夏野菜スープをおすすめしたいポイントです。

例えば、トマトにはリコピンと呼ばれる強力な抗酸化物質が含まれており、コラーゲンの生成を促進したりメラニン量を抑制したりなど、お肌の調子をアップさせてくれます。他にもシワやニキビを改善するビタミンCが含まれているので、お肌のメンテナンスに取り入れたい食材です。

また、ナスにはポリフェノールやルチンが含まれており、シミやシワ、たるみの改善が期待できる食材です。他の夏野菜にも、美容に嬉しい栄養素が含まれているので、好みの野菜を組み合わせて夏野菜スープを作ってみてくださいね。

夏野菜スープダイエットの注意点

炭水化物をとりすぎないように注意する

ジャガイモやトウモロコシなど野菜と思われているものでも、実は炭水化物が多い食材は、夏野菜スープダイエットの盲点になりやすい存在です。ジャガイモなどのイモ類やトウモロコシなどの穀物に含まれている炭水化物は、消化されると糖質になる栄養素です。

糖質により血糖値が上昇すると、血糖値を下げる働きのあるインスリンが分泌されます。インスリンは余分な糖を脂肪に変える働きがあるため、炭水化物をとりすぎるとダイエットの妨げになってしまいます。

夏野菜スープを作るときには、炭水化物が少ない野菜を使うようにしたいものですね。炭水化物は野菜だけでなく、ご飯やパン、果物などにも多く含まれます。とりすぎるとダイエット効果が薄れますので、一日の推奨量(食事全体の60%)を超えないようにしましょう。

タンパク質が不足しないように注意する

夏野菜スープダイエットでは、野菜に注意が向きがちなので、タンパク質不足になるおそれがあります。ダイエット中は特に、とりむね肉や牛肉の赤身などタンパク質の多い食材をとるようにしましょう。

動物性以外に、植物性のタンパク質を摂取しても構いません。豆腐や大豆など、タンパク質の多い豆をスープに加えたり、副菜やサラダに使ったりすると良いでしょう。豆の中にはあずきやインゲン豆など炭水化物が多いものもあるので、タンパク質の量と比較しながら選んでみてください。

食事だけでタンパク質が足りない場合は、プロテインなどを補助的に用いる方法もあります。

スープメインの場合は、最大1週間まで

スープダイエットにも色々な種類がありますが、その中でも最近よく耳にするのが、クレンジングや断食など固形食物の代わりにスープを摂取するというもの。

夏野菜スープをそういったダイエットに使う場合は、必ずダイエットのやり方に沿って、長期間は行わないよう気を付けてください。スープと他の数少ない食材だけを食べるダイエットは、長期的に行うと栄養不足で体に悪影響を及ぼす可能性があります。

長期的に続けたい場合は、普通の食事の始めに夏野菜スープを食べるなど、バランスの良い食事と組み合わせて健康的に続けていきましょう。

夏野菜スープで簡単に脂肪を燃焼!

  • 野菜スープは腹持ちが良く、ダイエットにぴったり
  • 具だくさんで低カロリー、栄養も豊富。
  • スープメインの食事にするときは1週間まで。

野菜を切って煮るだけということで、お手軽にダイエットができる夏野菜スープダイエット。好みの野菜を組み合わせて自分好みの味にでき、飽きることなく続けられるところが魅力的です。

タンパク質不足に気を付けながら、美味しいダイエットのお供として活用してみてはいかがでしょうか?

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