公開日:2017/05/26 

顔のむくみの原因と対策とは?カギは生活習慣と血液にアリ?

「朝起きてみたら、顔がパンパンにむくんでいた」という経験、誰でも一度や二度はあるかもしれません。一時的なものであればその内に元に戻りますが、しばしば顔がむくんでしまうような場合、どのようなことが考えられるのか、その原因や対策を紹介します。

生活習慣が原因の顔のむくみについて

水分の摂りすぎによる顔のむくみ

顔がむくんでしまう原因の1つには、水分の摂り過ぎがあげられます。特に、朝起きてみたら顔がむくんでいたというような場合、水分を摂りすぎているケースが多いようです。

顔がむくんでいる状態というのは、簡単に言うと体内にいつもより多く水分が留まっている状態です。そのため、通常よりも水分をたくさん摂りすぎてしまうことで、顔がむくんでしまうという訳なのです。寝ている間、身体を横向きにしている人は多いのではないでしょうか。座って寝るという人は少ないかもしれません。横になって寝ていると、重力の影響が弱まるため、顔にも水分が集まってきてしまいます。朝起きてみたら顔がむくんでいるというのは、そのような原因によるのです。

お酒の飲み過ぎによる顔のむくみ

顔がむくんでしまう原因は水分の摂り過ぎの他に、お酒の飲み過ぎが指摘されることもあります。お酒は水分ですから、単純に体内の水分量が増えることで顔がむくんでしまうというのが1つの理由です。もう1つの理由は、アルコールの利尿作用によって、いわゆる「ドロドロ血液」になってしまい、老廃物が流れにくくなってしまうことです。

一般的には、お酒を飲み過ぎた次の日の朝に顔がパンパンにむくんでしまうことが多いといわれていますが、それは昼ごろになると落ち着いてくるケースが多いと考えられています。ただ、夕方頃になると、今度はふくらはぎがむくんでしまうようなことがあります。いずれにせよ、お酒の飲み過ぎには要注意でしょう。

なんらかの疾患による顔のむくみ

朝起きたら顔がむくんでいたけど、時間が経つとともに落ち着いていくというような場合はあまり心配ない場合がほとんどです。

ただ、これといった思い当たる節もないのに、むくみが長い期間続くような場合には、なんらかの疾患が潜んでいる可能性もあります。顔にむくみの現れる代表的な疾患は、ネフローゼ症候群や急性糸球体腎炎などが考えられます。それは、腎臓の機能が低下することによって、体内の塩分や水分が体外に排出されにくくなり、顔にもむくみが出てしまうからといわれています。こういった腎臓疾患によるむくみのことを腎性浮腫と呼んでいます。

その他にも、肝臓や心臓に異常がある場合に顔のむくみが現れることがあります。なんにせよ、「おかしいな?」と思ったら、すみやかに医療機関を受診するようにして下さいね。

血液の循環不良が要因となる顔のむくみ

ふくらはぎの筋力不足よる顔のむくみ

男性と比べると、女性において顕著なむくみのタイプに顔のむくみがあげられます。それは、全身の血行不良による顔のむくみです。

心臓は全身に血液を送る働きを有していますが、全身に送られた血液を心臓に戻す働きはありません。全身に送られた血液を心臓に送り返すのは、身体の各部にある筋肉が収縮することによっておこなわれます。ふくらはぎは心臓から1番遠くて、しかも、重力に逆らって血液を上に送らなければなりません。男性に比べると女性は筋力が弱かったり、筋肉量が少なかったりすることが多いため、血行不良が起こりやすく、それが顔のむくみにつながるという訳です。それは、「足は第2の心臓」という言葉の由縁にもなっていると考えられています。

妊娠中や産後にみられる顔のむくみ

妊娠中は、お腹の赤ちゃんに栄養を送り届けなければならないため、通常の1.5倍もの血液量になるといわれています。血液には多くの水分が含まれているため、単純に体内の水分量が増えて、顔がむくんでしまうことにつながっていると考えられています。

また、出産時には、大量の水分(体液)が赤ちゃんとともに身体の外へと出ていきます。急激に体内の水分が失われることによって、身体は危機感を感じ、いつも以上に水分を体内に取り込もうとします。これが、産後に顔がむくんでしまうことにつながると考えられています。加えて、妊娠中の運動不足や、産後の睡眠不足によって血行が悪くなることも、顔のむくみにつながるといわれています。

表情筋の緊張からくる顔のむくみ

顔には「表情筋」といわれる筋肉があり、喜怒哀楽を表現する時に使われています。この表情筋が緊張すると、血管を圧迫することによって血液の循環が悪くなり、老廃物が流れにくくなることで顔のむくみが生じるとされています。

女優さんの顔がキレイなのは、もちろん日頃からのお手入れやメイクをしっかりとしていることもあるでしょうが、それだけでなく、お芝居やテレビなどで普段から表情筋をよく使うことで、血行がよくなってイキイキとした表情をしているとも考えられるのです。

表情筋に限らず、筋肉というのは動かすことではなく、動かさないことによってむくみにつながると考えられています。表情に乏しいと、血行不良によって顔がむくみやすくなるということなのです。

顔のむくみはどのように対策したらいい?

水分を摂りすぎないように気をつける

顔のむくみは体内の水分量が多いことによって起こるので、必要以上に水分を摂らないように心がけましょう。1日に必要とされる水分量は、成人してから60歳までの場合、自分の体重×50mlだといわれてます。60歳以上になると、自分の体重×40mlがちょうどよいといわれています。

仮に体重が50kgだとしたら、1日に必要な水分量はおよそ2.5Lということになります。ご飯や野菜からも水分は補給できるので、必ずしも2.5Lを水やお茶だけで補給するわけではありませんが、あくまでも目安として参考にしてみてください。

また、お酒の飲みすぎも顔がむくんでしまう原因となります。お酒を飲むときにはお茶と一緒に飲むなどして、たくさん飲みすぎないように注意しましょう。

生活習慣を改善するように心がける

現代はストレス社会などといわれますが、夜遅くまで仕事をしていることによるストレスや疲労、睡眠不足がむくみにつながることがあります。睡眠時間が足りなくなると、身体の回復機能が低下するため、新陳代謝が不活発になってしまいます。その結果、老廃物を排出しにくくなって、顔がむくんでしまうというわけです。できる限り早寝早起きを心がけ、休みの前の日にはお風呂にゆっくりつかるなどして、疲労を回復するように努めましょう。

また、ストレスがたまっているなと感じたら、カラオケで大きな絵を出したり、美味しいものを食べたりしてストレスを発散するのがおすすめですよ。

血行をよくするためにエクササイズをする

全身の血行が悪くなると、顔のむくみにつながることがあります。血液の循環を促すためにも、日頃から適度に身体を動かすように心がけましょう。特に、足は第2の心臓ともいわれることから、足の筋肉をよく使うウォーキングやジョギングをするとよいでしょう。

また、表情筋が緊張することによって顔がむくむこともあります。そのような場合には「あいうえお体操」をするのがおすすめです。口を大きく「あ・い・う・え・お」の形に動かして表情筋を刺激して、顔面の血流を促進することで、むくみの改善効果が期待できます。リラクゼーションを兼ねて、エステサロンなどでマッサージをしてもらうのもいいかもしれませんね。

顔のむくみは身体からのサインです!

顔のむくみについて原因と対策法を見てきましたが、いかがだったでしょうか。カギとなるのは

  • 乱れた生活習慣
  • 血液循環が悪くなること
  • ストレスをためこむこと

であることが分かって頂けたでしょうか。普段からストレスや疲労をためすぎないようにして、適度に身体を動かすように心がけ、顔がむくまないようにしましょう!

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