公開日:2017/05/25
その毛穴汚れの原因は?クレンジングの選び方で毛穴キレイに
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クレンジングを購入する時になんとなくで選んでいませんか?クレンジングは、自分の肌質に合わせることが大切です。合っていないクレンジングを使用すると、多くの人が悩む毛穴汚れの原因になります。正しいクレンジング選びで毛穴汚れを改善しましょう。
毛穴ってなんで汚れるの?毛穴汚れの3つの原因
過剰な皮脂が毛穴につまる
私たちの肌にとって皮脂は、バリア機能を高めてくれたり潤いを保ったりと、とても大切なものです。しかし、過剰の皮脂が分泌されると、毛穴は次々に送られてくる皮脂に対応できず、皮脂を肌の外へ排出することが困難になります。すると、毛穴の中には排出しきれない皮脂が詰まってしまいます。
この詰まった皮脂が毛穴の汚れである角栓を作り出します。鼻などの毛穴に白いボツボツがあり、手で絞り出すとニョロニョロとしたものが出てきた経験はありませんか?これが、毛穴汚れである角栓です。毛穴のなかに詰まった皮脂をしっかりと除去してあげなければ、毛穴汚れの原因になります。
古い角質が毛穴をふさぐ
肌のターンオーバーと言う言葉を聞いたことはありますか?肌のターンオーバーとは、肌の生まれ変わりのことを言います。肌の表面には角質が層になって重なっています。古くなると剥がれ落ち新しい角質が肌の表面へ現れます。ピーリングをすると、ポロポロと垢となって落ちるのが角質です。
通常、自然に生まれ変わるサイクルが28日と言われています。しかし、ターンオーバーがうまくいかない肌はいつまでも古い角質が、肌から剥がれ落ちることができません。その結果、毛穴の中に角質が落ちていき毛穴に蓋をしてしまいます。蓋をされた毛穴は、もちろん皮脂を排出することができないので、毛穴の中は汚れてしまいます。
メイクが毛穴に落ちる
女性であれば、おしゃれや身だしなみの一部としてメイクをしますよね。ばっちりメイクからナチュラルメイクまで必ずと言っていいほどファンデーションはみなさん使用するでしょう。時間が経つと、ファンデーションは毛穴の中に落ちてしまいます。いわゆる毛穴落ちと言われる状態です。
ほとんどのファンデーションは、油分を使って作られているため、毛穴にファンデーションが入り込むと、皮脂と同じような汚れとなります。ファンデーションを使うことも毛穴汚れとなります。
主なクレンジングの3タイプ
最もポピュラーなオイルクレンジング
クレンジングの中で使用している人が多いのが、オイルタイプのクレンジングです。オイルクレンジングは、感触が滑らかでツルツルと滑りが良くなっています。クレンジングの中では、最も洗浄力が高いのが一番の特徴です。頑固なアイメイクも落とすほどの洗浄力の強さをもっています。
皮脂やメイクを浮き出し、毛穴からしっかりと落としてくれるメリットがあります。洗浄力が高いので、肌には刺激が強くなってしまうのがデメリットです。ベタつきそうなオイルのイメージとは異なり、洗いあがりは皮脂が除去されるため、さっぱりとした洗い上がりになります。
保湿に優れるクリームクレンジング
オイルタイプの次に使用者がおおいクレンジングが、クリームクレンジングです。クリームクレンジングのメリットは、クレンジングしながらも保湿ができると言う点です。そのため、洗いあがりはしっとりとした肌になり肌にかかる刺激は弱く、優しいクレンジングです。
クリームクレンジングは、マッサージクリームとして使うことができるので、1つで2役の使い方ができます。デメリットとしては、洗浄力の弱さです。オイルに比べて洗浄力は弱まりますが、ファンデーションはきちんと落とすことができます。濃いアイメイクは難しくなるので、目元用のリムーバーを使ってあげるといいでしょう。
肌に優しいジェルクレンジング
3番めに人気のあるのが、ジェルクレンジングです。洗浄力は、オイルクレンジングとクリームクレンジングの丁度間くらいに位置します。ジェルは弾力性があるので、ジェルがクッションとなり肌への摩擦を最小限に抑えながらメイクを落とすことができます。
そのため、肌に優しいながらも洗浄力も高めとうれしいクレンジングです。洗い上がりは適度にさっぱり感もありながらも保湿もしてくれるので、イヤなつっぱり感がなく使いごこちがよいです。
自分の肌質を知ろう!
ベタつきが気になるオイリー肌
オイリー肌とは、普通の肌よりも皮脂の量が多い肌質のことをいいます。また、別名脂性肌とも呼ばれています。皮脂が多い原因としては、ホルモンバランスや食生活、元々皮脂腺が活発などが挙げられます。オイリー肌の特徴としては、顔がテカりやすかったり、メイクが崩れやすいなどベタつきが肌に現れるのが特徴です。
肌トラブルは、毛穴の開きや黒ずみが目立つ、毛穴汚れ、ニキビが出やすいなどの毛穴に関した肌トラブルが多いです。顔が皮脂でテカったまま紫外線を浴びると、脂で顔が焼けやすくなるので、シミが出やすい環境を作ってしまいがちです。
カサつきが気になる乾燥肌
乾燥肌とは、名前の通り乾燥している肌のことをいいます。通常、顔の水分量は40%から50%の水分量があります。水分量が40%以下の場合は、肌には水分が足りていなく肌は乾燥しています。また、乾燥肌は水分だけでなく皮脂も足りていないため潤いのないカサカサ肌になります。
肌が乾燥していると、肌の生まれ変わりがスムーズに行われない為、肌表面のバリア機能が低下し、刺激を受けやすく肌が敏感に反応してしまうことも。ファンデーションが上手くのらなかったり、白く粉が吹く、つっぱるなどが乾燥肌に見られる特徴です。乾燥肌は、皮膚自体も硬くなることでスキンケアが肌へ浸透しづらく、どんなに肌の外から潤いを与えても吸収しにくくなります。
ベタつきもカサつきも気になる混合肌
混合肌とは、顔の部分によって肌の状態が違う肌質の事をいいます。実は、日本人に多い肌質が混合肌と言われています。鼻とおでこのラインであるTゾーンはテカりやすいオイリー肌、フェイスラインであるUゾーンや頬はかさつきやすい乾燥肌といった、オイリー肌と乾燥肌、どちらの肌質ももっているのが混合肌です。また、季節によって肌質が変わる肌も混合肌といいます。
肌質に合わせたクレンジングの選び方
オイリー肌にはオイルタイプ
テカりやすいオイリー肌には、オイルクレンジングが適しています。オイリー肌の毛穴に詰まった皮脂をオイルが毛穴から浮き出してくれるので、毛穴はきれいに洗い流すことが可能です。また、オイリー肌は毛穴が開きやすくメイクをしても、毛穴に落ちメイク崩れをしやすくなります。
何度もメイク直しをするたびに、毛穴にはファンデーションが落ち、ファンデーションの油分も毛穴に溜まっていきます。ファンデーションの油分にもオイルは浮かせて落とす効果があります。日頃はベタつきが気になる肌も、洗浄力の高いオイルクレンジングでさっぱり仕上げます。
乾燥肌にはクリームタイプ
カサつきやすい乾燥肌には、クリームクレンジングが適しています。クリームクレンジングは何と言っても保湿力が抜群です。肌のターンオーバーが乱れて、バリア機能が低下した肌にも、優しいタッチでクレンジングができます。そのため、肌への刺激は最小限にとどめてくれます。
また、潤いを与えることでターンオーバーがスムーズに行われるようになり、古い角質による毛穴の塞ぎを防止するので、角質によってできる毛穴汚れを改善できます。必要な潤いを洗浄力は少し欠けてしまうので、アイメイクは落ちにくくなります。アイメイクは、アイメイク専用のリムーバーを使ってメイクを落とすことをおすすめします。
混合肌にはジェルタイプ
混合肌には、ジェルクレンジングがおすすめです。メイクをしっかりと落としながらも、皮脂が過剰がちなTゾーンの皮脂除去し、乾燥がちなUゾーンには必要な潤いを残してくれるクレンジングです。ジェルの弾力で、肌へのダメージもかかりにくいです。
オイルクレンジングとクリームクレンジングの良さを持ったジェルクレンジング。2つの肌質を持っている肌にも、毛穴汚れの面、メイクの洗浄力の面、肌への優しさの面で安心して使用できるクレンジングです。
毛穴汚の改善には肌質に合わせたクレンジングを
肌質に合わないクレンジングをずっと使い続けると、毛穴汚れの原因や悪化の元となり、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいます。
- オイリー肌にはオイルタイプ
- 乾燥肌にはクリームタイプ
- 混合肌にはジェルタイプ
肌質に合わせたクレンジングを選ぶことで、毛穴汚れを改善しながら、肌へのダメージを防ぎます。自分の肌質を理解し、クレンジングを見直してみましょう。