公開日:2018/07/27
マットレスのカビ対策はコレ!今日からできる3つのカビ対策
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掃除をしようと久々にマットレスを上げてみたら、何だか変な色がついている…。よく見るとそれはカビだった、なんて経験はありませんか。
この上で寝ていたと思ったらぞっとしてしまいますよね。マットレスというのはそう簡単に買い換えれるものではないですから、普段からしっかりとカビ予防をしておきたいものです。
ここではマットレスのカビ対策について紹介します。
マットレスにカビが生える原因は?
マットレスにカビが生える原因ですが、一概にこれが原因とは言えません。使っているマットレスの種類だったり、部屋の間取りであったり、住んでいる場所であったり多くの要因があります。
そうした主な要因ですが、まず寝ているとき人は思っているより発汗しています。寝ているときというのはコップ一杯分の汗をかくと言われていて、そうした水分がマットレスに溜まってカビになる場合があります。
次にマットレスの下、ベッドの下の通気性が良くないことはないでしょうか。マットレスをフローリングの上にそのままおいていたり、マットレスの下にベッドがあってもそのベッドの下に引き出しがついていたりしているとカビが生えやすくなります。
そして、部屋の角や窓際にベッドを置いていませんか。部屋の角や窓際というのは湿気が溜まりやすく、壁に接しているとどうしても空気の流れは悪いですし、窓際はどうしても湿気が多くなります。このような場所に置いているのもカビが生えやすくなります。
マットレスにカビが生えると健康にも悪い
カビが生えた状態でベッドを使っていると、アレルギーを起こす原因にもなります。
また、カビ肺炎なんていう怖い病気を引き起こすこともあります。免疫の低いお年寄りや子供がかかりやすく、治りにくい病気です。またひどくなると入院やその他の合併症を起こしたりしてしまう可能性もあります。
そうしたことにならないためにもマットレスのカビは予防しましょう。
カビを生やさないために
まずマットレスにカビを生やさないようするために、まず行いたいのは空気の通りをよくすること。
壁ぎわにマットレスを置いているのであれば、十数センチ開けて置くようにしましょう。この数十センチだけでもだいぶ変わります。
次に毎日できればよいのですが無理であれば週に1回掃除をするときや、カバーを洗濯するときなどマットを壁に立てかけて乾燥させましょう。立てかけている間、晴れていれば窓を開けたり陰干ししたりするとより効果的です。
ベッドの下に収納していませんか。もしくは引き出しがついていませんか。そうした場合通気性も悪く湿気がたまりカビが生えやすくなります。少なくとも月に1度は引き出しを出して換気をしましょう。
床板の除菌を行いましょう。カビの原因は温度と湿度と栄養です。除菌しておくことでカビの栄養となるものが少なくなりカビが生えにくくなります。
除菌方法ですが、塩素系漂白剤などを使って拭き掃除を行うと効果的です。希釈の割合はその商品の説明をよく読んで注意して使用しましょう。
どうしても汗っかきな人であれば、除湿マットという商品も売っています。これを下に敷いておくと湿気を吸ってくれます。なければ新聞紙でも効果は低くなりますが似たような効果を発揮してくれます。
布団乾燥機を使って毎日の湿気を飛ばすこともとても効果的です。このように換気をすること、湿気を貯めないようにすることがマットレスのカビ防止につながります。
マットレスのカビには消毒用エタノールなどを用意し、マットレスのカビの部分につけて少し湿らせましょう。
その状態で時間を置いたあとぬるま湯に湿らせた雑巾で叩き落とすようにして拭きます。
そのあとは乾燥させるのですが、ドライヤーを使っても効果的です。こうしてカビの殺菌を行えます。
※ただし黒くカビの斑点ができている場合は、綺麗に落とすことは困難でしょう。
こうしたカビを綺麗に落とすには強い薬品が必要になるのですが、そうしたものを使った後にその上で寝るとなるとしっかり落とさないといけませんしマットレスも傷んでボロボロになってしまいます。
そもそもマットレスにもそうした薬品は使わないようにという注意書きがあるのでやめておきましょう。
普段から湿気を予防することが大切
部屋の湿気対策をすることがマットレスのカビ予防に大切になります。
どうしても梅雨時期などは湿気がたまりやすいですが、晴れた日はこまめに換気したり、サーキュレーターを使って空気を循環させれば湿気が一箇所に溜まってカビになるというとは減ります。
サーキュレーターはなくても扇風機でも似たような効果を得ることができます。
また、あれば除湿機を使いましょう。高価なものから低価格のものまで様々ありますが、あるだけでもだいぶ変わります。
どうしても湿気でカビが生えてしまう場合はこうしたものを使うのもオススメです。
部屋の形や建物の構造によって湿気がどしても多くなる場合があり、カビが生えやすいなんてこともあると思います。気持よく睡眠をとるためにも、健康のためにもマットレスにカビが生えないようにするのは大切なことです。
普段からのこまめな換気や掃除をして湿気がたまらないように、自分の環境にあった対策をしていきましょう。