公開日:2018/07/27 

枕を変えて快眠!ぐっすり眠るための枕選びのポイント

なかなか深い眠りにつけず、ちゃんと寝てるのに体がだるくて悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

ですがそんな状態が毎日続くと身体に影響を及ぼし、最悪うつ状態になる場合もあります。

そこで、質の良い睡眠を取るためには枕がとても大事だといわれています。どのような枕を使用すれば、質の良い睡眠に繋がるのかをご紹介します。深い睡眠が取れず悩んでいる方は参考にしてみてください。

枕と睡眠の関係性って?

なぜ枕が睡眠の質と関係性があるかというと、合わない枕を使っていると、首をゆがめたり圧迫したりするような不自然な姿勢で一晩中過ごす事になるため、血液の流れが不自然になってしまいます。

枕が低いと顔がむくみ、高すぎると首のシワの原因を引き起こしたり、身体に悪影響を及ぼす事が分かっています。

また、実際に自分に合った枕を使用すると睡眠の質が向上し、起床時の肩こり、痛みが減少したという事が分かっています。

このように、枕と睡眠は大きな関わりがあるので、自分に合った枕はとても大切だということになります。

症状別!枕の選び方

腰痛で悩んでいるなら

まずは、腰痛で悩んでいる方の枕の選び方をご紹介します。慢性的な腰痛で悩んでいる方は睡眠時が原因の可能性があるので枕選びをしっかりと行いましょう。

腰痛持ちの方は、フィット感だけで枕を選んでしまうと必要以上に枕の高さが高くなってしまう可能性があるので、フィットする枕よりも若干低いものがオススメです。

体を測定して選ぶと自分に合う枕を選ぶ事が出来るので、きちんと計ってみましょう。

肩こりで悩んでいるなら

次は肩こりに悩んでいる人の枕の選び方です。寝る時の姿勢は、横向きと仰向きがあります。まずは自分がどちら向きの姿勢でよく寝ているのかを知る必要があります。

若い人で横向きで寝ている人は、仰向きよりも枕の高さが必要になってきます。反対にご年配の方は仰向き寝のほうが高さが必要なため、年齢に適した枕の高さが必要なので注意が必要です。これは、加齢と共に背中の角度が着きやすくなっているのが原因です。

このように年齢によって枕の高さが変わってくるので、きちんと測って枕の高さを決めると良いでしょう。

首こりで悩んでいるなら

首こりの場合は仰向き寝の高さが強く影響してきます。ポイントは肩申骨から頚椎、後頭部にかけての起伏差を埋めてあげる事です。

また、素材はあまり関係ないので気にしなくても大丈夫です。そして一番大切な高さを測るにはやはり、正確に測ってもらう事なので市販の枕では首こりが良くならない可能性が高いです。

首こりは素材よりも高さが重要というのを忘れないようにしましょう。

よく枕を選んでいる人で多く見かけるのが、自分の好きな感触や素材を優先してしまう事です。

確かに、自分の好きな素材で寝るのはとても大切な事だと思います。素材が悪いと気になって落ち着かないのでよく眠れなくなる可能性もあります。

ですが、やわらかい感触が好きだからと言って高さの合わない枕を選んでいては首こりは良くなっていきません。首こりにとって大事なのは素材よりも高さだという事を忘れないようにしましょう。

いびき、寝つきが悪い、首のシワが気になる人は

他にも、いびき、寝つきが悪い、首のシワなどが気になる人も枕の状態があっていない可能性があります。

例えばいびきをよくかく人は枕が高すぎる可能性があります。枕が高いと頭が上がり首が下がる傾向にあります。そうすると軌道が狭くなり、いびきの原因になります。

また、寝つきが悪い場合は枕の高さが低い可能性があります。枕が低いと頭が下がった状態が続きます。これにより頭に血がのぼり、のぼせた状態になってしまいます。寝つきも悪くなり、脳への刺激が過剰になり寝付きにくくなる可能性があります。

そして、首のシワが気になる人は枕が高すぎる可能性があります。これは頭が上がっている状態になるため、顎が引けた状態になるので、首のシワの増加にも繋がる可能性があるからです。

このように寝ている時に何らかの状態が起こっている場合は枕が合っていない可能性があるので、一度自分の寝ている状態を家族に確認してもらうと良いでしょう。

一番なのはオーダーメイドの枕

枕がどれだけ重要かお分かりいただけましたか。枕が少しでも高かったり、低いだけで身体に様々な影響を及ぼしてしまいます。

しかし、市販の枕は大体のサイズでしか高さを決めていません。人間の身体は人それぞれなので、市販の枕では本当に自分に合った枕を探すのは難しいです。

そのため、自分の身体に合う枕をきちんと探すには測ってもらうしか方法はありません。もし、上記の症状で悩んでいる場合は、きちんと測定してもらって枕をオーダーメイドして作ってもらうことをオススメします。

オーダーメイドの枕となると値段も高いですが、腰痛や肩こりなどで一生悩むよりはずっと良いのではないのでしょうか。

また、病院に通うことになったら診療費もかさむので、自分に合う枕をきちんと作ってもらって、その枕で寝るようにしましょう。

実際に枕ひとつで症状が改善したという方も多いので試してみるのもいいかもしれません。

自分の症状に合った枕を選ぼう

枕と睡眠は関係性があり、自分の身体に枕に合わないものを使っていると、身体に様々な影響を及ぼしてしまいます。

また、腰痛、肩こり、首こりとタイプ別の症状で枕を選ぶポイントも変わってきます。

自分に合う枕を見つけるにはきちんと測定してしてもらうしか方法はないので、一度きちんと測ってもらってから枕選びをしてみてはいかがでしょうか。

  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

664



ページのトップへ