公開日:2017/05/19 

二重あごの悩みを今すぐ解消!原因と効果的な3つ方法を知ろう

とくに肥満体系というわけでもないのに、二重あごに悩まされているという人はいませんか?

普段の悪い姿勢や、筋肉の衰えやリンパ・血流の悪化が、二重あごの原因となっていることがあります。二重あごができるメカニズムと、解消法をまとめました。

二重あご解消は原因を知ることから始めよう

二重あごになる原因は、肥満だけではありません。姿勢の悪さと、それに伴う筋肉の衰えが、二重あごを作っていることも多いのです。

まずは、日常生活の中で二重あごの原因となる習慣を見直してみましょう。

あごの筋肉を妨げる前屈姿勢

座ってパソコン操作をしたり、デスク作業を行ったりしているとき、無意識に猫背になっている人も多いのではないでしょうか?

二重あごの原因の1つとして、『前屈姿勢が癖になっていること』が挙げられます。前屈姿勢は、あごの筋肉のスムーズな動きを妨げ、筋肉を衰えさせてしまうのです。

さらに、あごの噛み合わせを担う筋肉にも負担がかかってしまいます。あごの噛み合わせが整わないと、あごの骨の位置がずれて、二重あごにつながるのです。

スマホのやり過ぎに注意

スマホの普及と使用時間の増加により、現代人の二重あごが増えています。

スマホを使用する際、のぞき込むような姿勢をとっていると、首が前に出るようなかたちになります。すると、リンパや血流の流れが悪くなるため、顔がむくみやすい状態になり、皮下脂肪が蓄積されてしまうのです。

皮下脂肪が蓄積すると、重力に負けて表情筋が垂れ下がり、口の周りの筋肉が硬化します。血流の悪化によりますます脂肪がつきやすい状態となり、フェイスラインが崩れ、二重あごになります。

さらに、目の疲れも深刻です。スマホの画面を見ることで目が疲労すると、目を支える筋肉が弱り、たるみができて顔が垂れ下がります。

二重あごの解消には舌と首の筋肉を刺激する

二重あごの原因に、筋肉の衰えと、それに伴うリンパ、血流の悪化が関わっていることが分かったところで、今度は二重あご解消のための対策を見ていきましょう。

二重あご解消のためには、『舌』と『首まわりの筋肉』を刺激することが効果的です。

テレビを見ながら1日3分マッサージ

忙しい毎日の中でも、毎日3分、テレビを見ながらのマッサージで負担なく二重あごを解消していきましょう。

エクササイズ

『舌』と『首の筋肉』を刺激するエクササイズで、あごと首まわりをすっきりさせましょう。顔のむくみ解消も期待できます。

まずは胸をはり、肩を後ろに引いて落としましょう。舌を口の中でぐるぐると大きく回します。最初は左右10回ずつ行い、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。

次に、上を向いて、肩を下にぐっと落としながら、舌を天井に突き出し、上下左右に思い切り伸ばします。

『表情筋』を鍛えることもおすすめです。口を閉じた状態で、歯茎に沿って舌を右回り、左回りにそれぞれ20周ずつ回しましょう。

次に、真上を向いて、首を前後に動かしながら、口をしっかり動かして「あ・い・う・え・お」と発音しましょう。

顔ツボ押し

リンパの流れを活発にし、老廃物を流す『ツボ押し』も効果的です。

耳の穴の前には『耳門(じもん)』、あごの付け根には『頬車(きょうしゃ)』、首筋には『天窓(てんそう)』と呼ばれるツボが存在します。1回につき3秒、5回ずつゆっくり押して刺激しましょう。

一時的なむくみでできた二重あごに、効果が期待できます。

オイルなどを使ってリンパのケア

美容液やオイルを使い、『リンパマッサージ』を行うことも効果的です。むくみ防止につながる、老廃物を流すリンパマッサージを紹介します。

オイルをフェイスライン、頬、首に塗り込み、軽く握った手をあごの下に沿えましょう。あごを親指と人差し指で挟み、あごの下から耳の下まで、フェイスラインに沿って3回スライドさせます。

この時、なるべくぐっと力を入れるため、テーブルなどに肘をついて支えながら行うと良いでしょう。

そのあと、耳の下のリンパを、気持ちよく感じるくらいの圧力をかけながら、ぐっと押し込みます。最後に、手を左右にクロスし、首筋を交互に上から下までなでおろしましょう。仕上げに、鎖骨の下を3回刺激します。

このリンパマッサージも、むくみが原因でできた二重あごに効果的です。

身近なグッズを使い二重あご解消エクササイズ

誰でも簡単に、どこでも手に入るような、身近なグッズを使ったエクササイズを紹介します。どのエクササイズも簡単なうえ、短時間でできるものばかりです!

自宅でゆっくりと、リラックスして行いましょう。

ペットボトルエクササイズ

顔周りの筋肉を刺激する、『ペットボトルを使ったエクササイズ』があります。一口分だけ水が入ったペットボトルを用意し、蓋を外しましょう。

飲み口を歯でくわえ、中の水に蓋をするように舌でふさぎ、そのままゆっくりと天井を向きます。

筋肉の血流を良くするのに効果的なエクササイズで、二重あごの解消はもちろん、小顔効果も期待できます。水の量を増やすとより負荷をかけることもできますが、無理をせずに少しずつ慣れていきましょう。

割り箸

『割り箸』を使って、表情筋を刺激することで、血流が良くなり、二重あご予防や小顔効果を期待できますよ。

割り箸を横向きにし、奥歯でしっかりくわえましょう。30~60秒間キープしたら、口角を限界まで引き上げましょう。辛ければ5~10秒、できれば30~60秒間キープです!

2週間ほどエクササイズを続けることで、表情筋の変化が期待できます。

しゃもじ

なんと『しゃもじ』も、顔のむくみや二重あご解消のエクササイズに利用できます。しゃもじを持ち、お米をよそう平たい部分を、耳の下からあごと首の境界にかけて5秒ほど押し付けましょう。

あごの下まで3cmほど、力を入れながら移動させたら、反対側も行います。

あごのリンパが刺激され、溜まった老廃物が排出されやすくなるため、むくみと二重あごの解消に期待できます。

日常生活に取り入れよう、二重あご解消法

1度できてしまった二重あごの解消は、なかなか難しいものです。ここでは、日常生活の中で、二重あごになりにくい習慣を紹介します。

正しい姿勢を身につける

椅子に座る時には肩を引いて、肩甲骨を引き締めるように背を伸ばし、姿勢を保ちましょう。肩よりも前にあごが出る姿勢は、身体に負担をかけます。

日常生活では、カバンを持つときに片方に肩掛けしていたり、食事の時に噛む回数に左右差があったりすると、筋肉や骨格のバランスを崩してしまうため、気をつけましょう。

さらに、起きているときだけではなく、寝るときの姿勢も注意が必要です。左右どちらかを下にして横向きに寝ることや、うつぶせ寝は二重あごの原因です。

あごを下に引く姿勢で寝ることは、二重あごに加えて、首のしわも作ってしまいます。

口呼吸ではなく鼻呼吸を意識して

口呼吸は、口元やあご、頬の筋肉の衰えにつながるため、二重あごになりやすいです。鼻呼吸は、口を閉じて鼻で息を吸い、吐く動作を繰り返します。このとき、無意識に顔の筋肉を使い、鍛えることができるのです。

普段、「口呼吸が癖になっている」という人は、意識して鼻呼吸に切り替えていきましょう。

綺麗な姿勢が二重あごの解消につながる

肥満でもないのに、二重あごに悩まされている、という人は、筋肉の衰えや、リンパ、血流の悪化によるむくみが原因の場合があります。

普段から正しい姿勢をキープし、マッサージやエクササイズを行うことで、リンパや血流、筋肉の状態を良くしておくことが、二重あごの解消につながるのです。

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