公開日:2017/06/15 

ダイエット中の歓送迎会でも楽しく!食べ飲みしすぎないコツ

春のシーズンになると増えてしまうのが歓送迎会。ダイエット中だからといって会社や友人からの誘いは断りづらいものですよね。そんなダイエット中の飲み会をうまく乗り切るコツをご紹介します。ポイントは当日と翌日の過ごし方。実はちょっと気をつけるだけでOKなんです。

最初の乾杯はビール!が最大のポイント

乾杯はビールでなくてもOK!糖質オフやノンアルに

歓送迎会をはじめ、飲み会の最初の1杯である乾杯はビールが当たり前という場合が多いのではないでしょうか。だれがいつ決めたのかはわかりませんが、昭和の時代から続いている慣習ですね。場を仕切る幹事からすると、乾杯を簡単にそして早く済ませるためにはみんな同じ飲み物にしてしまう方が楽になるというものです。

しかし、糖質が入っていていてカロリーが高いビールはダイエットの敵。ですから、ここは糖質オフやノンアルコールタイプの飲み物をオーダーしてみてください。オーダーの時に「ひとりだけ違ったものだと場の雰囲気を壊しそう」と感じるのであれば、同僚やお友達と一緒に頼んだり、事前に幹事に根回しをしておけば大丈夫です。

2杯目以降は「太りにくいお酒」をオーダー

乾杯のビールをうまく回避したら、そのまま2杯目以降も「太りにくいお酒」をオーダーしましょう。可能であれば、ウーロン茶がベストです。ノンアルコールですしカロリーも0。また、ウーロン茶に含まれているポリフェノールは糖の吸収を穏やかにしてくれます。体脂肪の分解にも効果があるとされています。

といってもお酒が好きな人であれば、歓送迎会のような場ではやはりアルコールを飲みたいものですよね。この場合はカロリーが少なく、糖質がより少ないものを飲むようにしましょう。具体的には焼酎、ウィスキー、ウォッカ、ジンなどです。

糖質を多く含む、ビールや日本酒、それにワイン(赤・白とも)はダイエット中には避けたいアルコール類です。オススメはハイボールやウーロンハイです。とはいえジンジャーエールやコーラの焼酎割りは避けるのがベターです。ジンジャーエールやコーラには多くの糖質が含まれているのです。

お酒だけでなく水の摂取に気をつけましょう

ダイエットとは直接関係ありませんが、気をつけてほしいのがお酒を飲む時の水分摂取です。どのアルコールにも少なからず「利尿作用」があり、飲んでいるとおしっこに行きたくなります。

そしておしっこで出た分の水分を積極的にとるようにしてください。水分摂取をすることで脱水症状を防ぎ、2日酔い防止にもつながります。水分はアルコールの分解にも必要です。

歓送迎会でも最初の料理は「食物繊維」から

糖質が少なく食物繊維が多い野菜料理を

ダイエット中の食事で1番気をつけたいことは、食物繊維を多く含む食べ物を摂取することです。それもまず最初に食べることがポイントです。飲み会であればサラダがコース料理として最初に運ばれてくることが多いのではないでしょうか。この中でも糖質が高いものは避けるようにすればOKです。

具体的にはじゃがいもやかぼちゃ、とうもろこしは糖質を多く含む野菜です。また、食物繊維を多く含む食材としておすすめなのがキノコ類、キャベツ、アスパラガス、玉ねぎやわかめなどです。

また、全般に言えることですが、食べ物はなるべく、よく噛んでください。よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、またホルモン分泌がされるため「腹8分目」でも満腹と感じることができ、食べ過ぎを抑制することができます。

おすすめのダイエット中のおつまみは?

乾杯も終わり、サラダに手を付けたら次に気になるのがおつまみですよね。ここでも食べ過ぎやカロリー、糖質に気を使いながら楽しい飲み会を続けましょう。ダイエット中の歓送迎会のおつまみでおすすめのものを簡単にご紹介します。

ダイエット中のおつまみには、豆腐(冷奴)、枝豆、刺し身や焼き魚がベストです。がっつりと焼きそばやピザ、グラタンなど食べたいところですが、これらは高カロリーで脂肪を多く含んでいる食べ物です。お酒がはいるとお肉を食べたくなる人は、脂肪が少ない「赤身肉」がオススメです。

脂がのったお肉は美味しそうですが、ダイエット中は避けるべきです。またヒレ肉も脂肪分が少ない部位ですのでこちらをオーダーするのもOK。但し、油分をまとったカツなどは控え、網焼きにしたり野菜を一緒に食べたりするようにしてくださいね。

焼き鳥、串焼きは塩orタレ?

歓送迎会では大皿料理や焼き物の食べ物が多く、コース料理で出てくることがほとんどです。その中には焼き鳥や串焼きが必ず含まれています。「塩にする?タレにする?」と聞かれた場合は迷わず「塩」でオーダーしてください。

たかだか串1本分のタレのカロリーなんてたかが知れていると思うかもしれませんが、2本、3本と進むにつれてカロリーが蓄積されていきます。ダイエット中はこういった積み重ねが大切なのです。

歓送迎会の後と翌日に気をつけるポイント

2次会は華麗にスルーして余計なカロリーは摂らない

食事とアルコール、そしてカロリーと糖質に気を使いながら過ごした「歓送迎会」。盛り上がっていればそのまま2次会やカラオケに誘われることもあります。でも、これ以上はカロリーも糖質も摂りたくないし、健康のためにも早く帰って十分な睡眠時間を確保したいものです。

みんなの前で断りづらい時には幹事か副幹事に根回しをしておきましょう。特に職場の歓送迎会であれば翌日からの仕事に影響を与えたくないですからね。

そして、帰り道に1人で家の近くのラーメン屋で締めの1杯なんてNGです。また、なんとなくコンビニに立ち寄って、甘いデザートやスナック菓子を買うのもNGです、意外と陥りやすい行動なので帰宅するまで気をつけてくださいね。

歓送迎会の翌日は代謝をあげることがポイント

歓送迎会でカロリーや糖質の摂取に気を使っていても、いつもの夕食よりは摂取オーバーになっているものです。翌日から2日後までを目安に運動を多めにしたり、朝から運動をして代謝を上げるようにしてください。歓送迎会のカロリーオーバーを1日で取り戻そうとは思わずに2日程度とした方がストレスもなく我慢することも少なくなります。

激しい運動をせずとも、朝に生姜湯や日本茶、白湯を飲んだりすることで代謝アップの促進につながります。飲んだ次の日ですから体調の変化がないことを確認して、まずはゆったりとしたヨガやストレッチで体を温めるのも重要です。

翌日の食事はリカバリーとカロリーに気をつけましょう

飲み会の翌日はアルコール分解で肝臓が疲れていますので、しっかり休ませてあげることも大切です。味の濃いものや刺激物は避けて、豚肉や豆類そしてレバーや納豆などビタミンB1やB2が多く含まれるものを摂取しましょう。

また、肝臓の疲労回復にはタウリンの摂取が効果的ですのでマグロ、イワシ、サバやサンマなどの魚を使った料理がオススメです。ご飯をいつもより少なめにして野菜を積極的に摂るとカロリーも抑えられます。

疲労回復をしていないとダイエットに必要な運動をする効果も減ってしまいますので歓送迎会の翌日はリカバリーとカロリーに気をつけた食事を心がけるようにしましょう。

カロリーと糖質に気をつけながら歓送迎会を楽しむ

  • カロリーと糖質を抑えた、アルコールとおつまみを選ぶ
  • 歓送迎会中だけでなく翌日の食事にも気をつける
  • 食事は野菜を多めに、翌日以降は運動で代謝アップと疲労回復を

ダイエット中の飲み会は欠席したいのが本音ですが、仕事上の付き合いや友達からの誘いうということで断りづらいのが実情。そんなときにはいくつかのポイントをおさえて、廻りにも楽しくそして自分にも優しく過ごしてみましょう。

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