公開日:2017/06/15 

ノンシリコンシャンプーで髪質を変える!上手な選び方と使い方

ノンシリコンシャンプーは、どこに魅力があるのでしょうか。「シリコン入りと何が違うのか」「ノンシリコンシャンプーが向いている髪質は?」といった疑問に答える情報をまとめました。

髪質別におすすめのシャンプーも紹介します。

ノンシリコンシャンプーと髪質の関係

ノンシリコンシャンプーは、『シリコンを使っていないシャンプー』です。

シリコンはシャンプーだけではなく、化粧品などにも使われています。最近では食器や容器など、キッチン用品に使われることも増えてきており、そちらで『シリコン』の名前を目にする機会の方が多いかもしれません。

ノンシリコンシャンプーは自然な髪を作れると言われますが、髪質によって合うシャンプーは異なります。ノンシリコンシャンプーでは髪がギシギシする人もいるため、自分の髪質に合うヘアケア商品を使うことが基本です。

シリコンをシャンプーに入れる理由は

シリコンをシャンプーに入れる理由は、髪をコーティングするためです。

シャンプーに含まれるシリコンはオイル状になっており、傷んだ髪を包み込むことで、キューティクルのはがれや、枝毛の発生を抑えてくれます。シリコンは『髪の傷みを進行させないための成分』なのです。

髪がパサパサしている場合や、切れ毛が目立つ場合は、シリコン入りのシャンプーで髪をいたわることも考えましょう。

シリコンだけで髪と頭皮は傷つかない

シリコンは、頭皮に残って毛穴詰まりの原因になるのではないかと思われがちです。しかし、ヘアケアアイテムに配合されているシリコンは、とても細かい粒のため、シリコン自体が毛穴や髪に影響を与えることはありません。

シャンプーによって頭皮や髪に影響が出ている場合は、髪の洗い方や洗浄成分の刺激が強いといった可能性もあるでしょう。

頭皮に爪を立てて洗うなどすると、頭皮が傷つきます。また、しっかりとシャンプーを洗い流さず、洗浄成分が髪や頭皮に残ることも、髪に悪影響が出る原因の1つです。

ノンシリコンだから無添加といえない場合も

『ノンシリコンシャンプーは化学物質が入っていないから安心』と言われますが、すべてのノンシリコンシャンプーに、添加物が入っていないわけではありません。

シリコンと同じような成分が、代わりに配合されていることもあります。成分表示などを確認し、自然成分で作られたものなのか確認しましょう。

シリコン入りにも、髪に優しい洗浄成分にこだわった商品もあります。自分の髪質やダメージの度合いなども考えて、シャンプー選びをすることが大切です。

ノンシリコンシャンプーで髪質が変わる?

品質の良いノンシリコンシャンプーは、髪を自然な状態に戻してくれます。シリコンが入っていないため、髪もさらっとした仕上がりです。

ノンシリコンシャンプーとシリコンシャンプーは、シャンプー後に『髪質の違い』が出ます。

シリコンはパサつきのある髪をしっとりまとめるために役立ちますが、ノンシリコンは髪にボリュームを出したい時におすすめです。

手触りにも変化があり、シリコンを加えているシャンプーはつるっとしなやかな手触りですが、ノンシリコンシャンプーはふわっと軽やかな仕上がりになります。

ノンシリコンシャンプーの特徴

ノンシリコンシャンプーは、弱い洗浄成分を配合していることが多く、泡立ちも少量です。泡のすすぎ残しも少なくなり、頭皮への刺激が減ります。

シリコンのように髪の表面をコーティングしないため、軽くふんわりとした洗い上がりが特徴です。

化学物質であるシリコンは、海や川に流れても分解されません。対して、ノンシリコンシャンプーにはシリコンが含まれていないため、排水後による環境への悪影響も少ないです。

ノンシリコンが合う髪質と合わない髪質

ノンシリコンシャンプーが合うのは、『ベタつきが気になるしっとりヘア』で、シリコンシャンプーが合うのは『乾燥が気になるダメージヘア』です。

ノンシリコンシャンプーは、爽やかな洗い上がりで、重さを感じない髪に仕上がります。髪の保湿が必要な場合は、別途、オイルやトリートメントで補うことが大切です。

髪のダメージが強い場合はきしみやすく、傷みが進行してしまうケースもあります。熱から髪を守るコーティングがないため、ドライヤーを長時間使う人も要注意です。

シャンプーで髪質は良くなる?

自分の髪質に合わないシャンプーを使い続けていると、髪の傷みやトラブルが気になることも多いです。

合うものを選べば、髪質も変化します。シャンプーだけではなく髪の洗い方やヘアケアの方法など、根本的な改善をしていくことも大切です。

髪質配慮のノンシリコンシャンプーの使い方

ノンシリコンシャンプーをうまく使うには、シャンプーに配合されている成分を確認するだけでなく使い方も重要です。どんな風に使うのが良いのか、正しい使い方を見ていきましょう。

髪にやさしい素材で選ぶ

ノンシリコンシャンプーの中には、『界面活性剤』が配合されているものがあります。界面活性剤は洗浄成分の一種で、強い洗浄力を持つことが特徴です。

石油系の界面活性剤には、『硫酸』や『スルホン酸』などの表記があります。これらは特に、髪の毛にダメージを与える可能性があるため、シリコンが入っていないから髪に優しいと決めつけずに、洗浄成分の種類も確認しておくことが大切です。

丁寧なすすぎと十分な保湿が大切

ノンシリコンシャンプーは、シリコンシャンプーよりも泡立ちが少なく、すすぎも簡単です。洗浄成分が髪や頭皮に残らないよう、丁寧にすすぎましょう。

洗った後はヘアオイルや、洗い流さないトリートメントなどで保湿を行うと髪がきしみにくく、ダメージも少なくなります。

トリートメントにも気をつける

トリートメントを使う場合は、配合成分を確認しておきましょう。ノンシリコンシャンプーを選んでいても、ヘアケアに使うトリートメントに『シリコン』が含まれてはいませんか?

シリコンを使わないでヘアケアをしたいのであれば、トリートメントも成分にもこだわり、髪質に合うものを選びましょう。

ノンシリコンシャンプー髪質別のおすすめは

髪質に合うノンシリコンシャンプーを選ぶには、それぞれの特徴を知ることが大切です。タイプの違うノンシリコンシャンプーを2種紹介します。

ダメージに ZACCパールリッチシャンプー

  • 商品名:ZACCパールリッチシャンプー
  • 価格:3240円(税込)
  • 公式HP

アミノ酸系の洗浄成分を配合した、ダメージにも優しいシャンプーです。ダメージによるくせや、髪の広がりを抑えてくれます。髪がうるおうブラックパールや、においを防ぐ炭なども含まれているのが特徴です。

くせ、剛毛に MICHILUNO-PROⅦ

  • 商品名:MICHILUNO-PROⅦ
  • 価格:4860円(税込)
  • 楽天?商品ページ

強いくせが気になる剛毛な髪質には、植物から抽出した保湿成分が含まれる『MICHILUNO-PROⅦ』がおすすめです。

ノンシリコンシャンプーならではの軽い洗い上がりと保湿、どちらも叶えることができます。さまざまなくせ毛に対応している、サロン開発のシャンプーです。

ノンシリコンシャンプーは髪質に合わせて使う

シャンプーは、自分の髪質に合うものを選択しましょう。ダメージの度合いによってはシリコンシャンプーが向いているケースもありますが、傷みが気になる人向けのノンシリコンシャンプーもあります。

合うものを使ってみて、健康で美しい髪を目指しましょう。

  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

487



ページのトップへ