公開日:2017/06/15 

肌色ワントーンUP!シミのケアにもよい酒粕パックとは

美白効果があるとされる、麹に含まれるコウジ酸。高級化粧品を使わなくてもそれを実感できる、酒粕パックをご存知ですか?続けることで、肌色のワントーンUPが期待できます。麹を扱う杜氏(とうじ)の手が白いことから注目された、コウジ酸をご紹介します。

美白を目指すなら紫外線に対するケアを

春から始めないと遅いかも?紫外線対策

陽ざしが強くなってくると、気になりだすのが紫外線の害。紫外線とは目に見えない太陽光で、地表まで届くもののうち、特にUVAは肌トーンを黒くし、UVBはシミの原因となります。シミは紫外線から肌を守るため、メラニンが過剰に作られることで発生するもの。このシミの原因となる紫外線は、1年のうち8月にいちばん強くなります。

紫外線対策は春から既に必要なので、夏だけ日焼け止めを塗ればよいのかというとそうではないわけです。紫外線は寒さが緩む3月には9月と同じ程度の量となり、4月にもなると初夏に迫る量が降り注ぐほど。将来シミを作らないためにも、早い時期からの対策を心がけましょう。

外出する時は必ず日焼け止めをつけて

紫外線対策でまず心がけたいのは、外出する際は必ず日焼け止めをつけることです。日傘や帽子の使用もよいのですが、角度が変われば肌に日光があたってしまうので、直接肌に日焼け止めをつけておくことが、やはり効果的な対策となるはず。そして気温が上がり汗をかきやすくなると、日焼け止めが落ちやすくなります。数時間ごとにつけ直すよう、気を配りましょう。

紫外線は長期間に渡って浴び続けると、シミや黒ずみだけではなく、肌の質もごわついてしまいます。年を重ねても肌が美しい人は、やはり何かしらの紫外線対策を取ってきた人が多いもの。将来の肌のためにも、まずは紫外線をブロックすることから始めませんか?

シミには美白と代謝アップで取り組みを

紫外線を100%ブロックするのは難しいもの。もし浴びてしまったら、美白効果のある成分でケアしましょう。加えて新陳代謝をアップさせ、シミを作らないケアも必要です。

美白アイテムで医学的におススメするのはビタミンC誘導体、コウジ酸、アルブチン、ルシノール、トラネキサム酸、プラセンタエキスなど厚生労働省が許可した美白成分配合のもの。代謝アップアイテムは、レチノールやフルーツ酸が入っているものがいいでしょう。

引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/9209182/

代謝がよくなれば肌のターンオーバーも正常になり、シミもできにくくなることが期待できます。諦めずコツコツとお手入れしましょう。
参考>> 化粧水で美白対策!人気の美白化粧水ランキング

麹に含まれるコウジ酸の力に注目

酒造りに携わる杜氏(とうじ)の手が美しい理由

紫外線対策と共に心がけたいのが、美白効果のある成分での肌ケアです。様々な美白成分がある中、安定度と有効性が高いと注目されているのがコウジ酸。その研究の歴史は古く、1907年にはコウジ酸が発見されたという論文が発表されています。その後、日本酒造りの職人である杜氏(とうじ)の手が白く美しいことから、発酵に使う麹が注目されました。

厚生労働省も1988年にコウジ酸を美白成分として認可、今ではたくさんの美白化粧品に配合されています。コウジ酸はシミだけではなく、あらゆる色素沈着に効果を発揮するとされています。安全性が高い点も魅力であるコウジ酸は、これからも期待できる存在といえるでしょう。

美白成分としてのコウジ酸の特徴は?

紫外線を浴びるとメラニンを生成する細胞であるメラノサイトが、肌の奥に紫外線が届かないようメラニンを作り出します。ホルモンバランスの乱れでもメラニンは作られ過ぎてしまうのですが、その排出が追い付かなくなるとできるのがシミ。メラニン生成の際に必要なチロシナーゼという酵素には、銅イオンが必要なのですが、コウジ酸は銅イオンを取り去る働きがあるので、シミにダイレクトに働きかける効果が期待できます。

しかもコウジ酸は他の美白成分と比較すると、メラノサイトまで浸透しやすいことで知られており、より有効とされているのはこのためです。美白成分の中ではプロにも人気の高いコウジ酸ですが、人気の理由はこのような有効性にあるようですね。

コウジ酸で肌色をワントーンUPする

コウジ酸はシミができることを防ぐ働きもありますが、タンパク質と糖が結びついて起こる糖化による、肌のくすみ防止も期待できます。

これは通常に起こる自然なことなのですが、この時に作られるAGEs(エイジス)という褐色の物質が加齢により蓄積してしまい、肌が黄色っぽくくすむのが「黄ぐすみ」です。コウジ酸には抗糖化作用があり、黄ぐすみの元であるAGEsの生成を抑えることができると分かっています。

引用元:http://www.skincare-univ.com/article/003930/

くすみが減ると肌の色もワントーンUPして見えますので、顔の印象が明るくなるはず。美しくあか抜けたイメージの肌になるために、コウジ酸の力を借りてみませんか?

セルフでやってみよう!酒粕パック

セルフで得られるコウジ酸の効果

コウジ酸の有効性はわかったけれど、コウジ酸入りの基礎化粧品の価格が高いとお悩みの人もいるかもしれません。それならばコウジ酸が含まれている酒粕でパックをする、セルフケアを試してみませんか?酒粕は日本酒を搾ったあとに残る、いわば搾りかすです。白米を原料としている酒粕ですが、発酵を経たことで、同じ重量のご飯と比べるとタンパク質が6倍近くになっているのです。

ビタミンB群も増え、特に老化を防止し皮膚の病気を防ぐビタミンB6や、皮膚を健康にする葉酸が増えています。もちろんチロシナーゼの働きを妨げるコウジ酸も入っていますし、同様の働きを持つ遊離リノール酸も含んでいるので、ダブルで効果を期待したいものです。

簡単!酒粕パックのやり方とは

酒粕パックのやり方ですが、酒粕を精製水で溶いて洗顔した顔に塗り、乾ききらないうちに洗い流すだけ。酒粕の量は精製水の重量の倍か、溶けにくい場合は同量に減らしてもOK。水っぽくし過ぎると垂れ落ちてしまうので、加減を見ながら水を混ぜるのがコツです。酒粕は溶けにくいので、水は少しずつ足していきましょう。

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なお酒粕は水を加えなければ、かなり日持ちします。パックは数日分まとめて作っておくことができますが、変質を避けるためには一度に大量に水に溶かないほうがよいでしょう。また、酒粕には微量ですがアルコールを含むので、肌が敏感な人はかぶれる恐れも。事前に、腕の内側などに塗るパッチテストをおすすめします。

バスタイムにおすすめ、酒粕パック

様々な美白効果成分を持つ食品がある中、比較的安価に手に入るので、ケアに取り入れやすいのが酒粕。パックとして塗ると垂れてしまうこともあるので、周りを汚してしまいがちですが、バスタイムにパックをすれば多少流れ落ちても気にしないで済むのでおすすめです。

「酒粕パック」で隠れジミを撃退 “杜氏の手が白い”ということから研究が始まり、酒粕のコウジ酸は医学的に美白効果が証明されています。お風呂に溶いて入れてもいいですよ

引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/9209182/

酒粕はパックとして塗る方法が人気ですが、入浴時にお湯に入れるという方法も。お気に入りのケアを見つけてぜひ続けてみて下さい。

酒粕パックでシミとくすみのセルフケアを

  • シミを作らないために紫外線対策、代謝アップ、美白ケアを
  • 美白成分の中でも、安全性と安定性が高いのがコウジ酸
  • 酒粕に含まれるコウジ酸がシミとくすみを抑制

酒粕パックによるセルフケアは、プロも認める有効な美白成分であるコウジ酸をリーズナブルに取り入れることが可能。パックでシミを防止し、肌のトーンもアップさせましょう。

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