公開日:2018/04/10
みかんダイエットは効果あるの?おすすめのやり方や注意点を紹介
シェア
ツイート
はてブ- お気に入り47
みかんを使ったダイエット方法をご存知ですか?健康に良さそうなイメージは持っている人が多いと思いますが、実はダイエットにも効果がある食材として、密かに注目を集めています。そんなみかんが持つダイエット効果について解説します。
なぜみかんはダイエットに効果がある?
みかんはダイエットに効果的な栄養素を多く含んでおり、適切に摂取することで、高いダイエット効果を期待できます。みかん2個で1日分のビタミンCを摂取することができ、その他にもダイエット時に不足しがちなビタミンを豊富に含んでいるのです。
食事制限をして、栄養素が不足しがちなダイエット中の栄養補給に非常に適しています。
食物繊維で腸の働きを整える
みかんはビタミンだけではなく、食物繊維も豊富に含んでいます。食物繊維には腸の働きを整える作用があるため、継続的に摂取する習慣をつくることで今までお通じに悩んでいた人も便秘の改善につながるでしょう。
スムーズな腸の活動を助けることで、老廃物を外に出しやすくするデトックス効果も期待できます。腸の働きを正常化させることで、お通じ改善と痩身の2つの効果を得ることが可能です。
脂肪燃焼を助けるシネフリン
みかんに豊富に含まれるシネフリンという栄養素は、脂肪燃焼を助ける効果があります。
- シネフリン
体内に取り込むことで、脂肪を燃焼しやすくし、運動などの効果を引き上げることができます。
さらに、シネフリンには免疫力を高める効果もあり、風邪を引きにくくしてくれます。
冬場の風邪がはやる時期には、みかんを食べて、健康維持にも役立てましょう。
カリウムでむくみ予防
みかんに含まれる『カリウム』には、むくみの防止効果があります。みかんを日常的に食べて、カリウム不足を予防することで、むくみにくい体を手に入れましょう。
- カリウム
高血圧を防止する効果があります。
乱れた食生活で、血圧が気になっている人は、食事を制限するだけではなく、みかんを適量食べることによって高血圧の改善も期待できます。
その他の成分
みかんにはその他にも、『βークリプトキサンチン』や『ペクチン』といった栄養素が含まれています。βークリプトキサンチンには活性酸素を除去する働きがあります。
- βークリプトキサンチン
- ペクチン
骨粗鬆症の予防効果
コレステロールの吸収を抑える効果
活性酸素は代謝を下げる効果を持つ、βークリプトキサンチンを含むみかんを食べることによって、基礎代謝がアップし、痩せやすい身体を手に入れることが可能です。また、βークリプトキサンチンは骨粗鬆症の予防効果を持つため、骨密度が低くなりがちな現代女性にとって、健康維持の面からも期待できます。
他にも、みかんの内皮に含まれるペクチンにはコレステロールの吸収を抑える効果があり、ダイエット効果を期待できます。みかんの内皮は通常食べないことが多いですが、工夫して摂取するよう意識しましょう。
みかんダイエットの方法
では、実際にみかんはどのようにダイエットに取り入れるのが効果的なのでしょうか。正しいダイエット方法を行うことによって、より効果を高める事ができますので、その方法についてご紹介します。
毎食前に食べるだけ
みかんダイエットの方法としておすすめなのが、毎食前にみかんを1つ食べることです。食物繊維が血糖値の上昇を抑えてくれる働きをもつので、食事後の血糖値の上昇が穏やかになります。
脂肪をため込む作用をもつ、インスリンの分泌を抑制する働きもあるため、結果的に脂肪を取り込みにくい身体になれます。
ダイエットにおいて、食事の順番はとても大切です。食事の際には、みかんをはじめ、食物繊維を豊富に含む食材から食べるようにしましょう。
みかんジュースでも大丈夫?
みかんは市販のジュースとして摂取するよりも果実のまま食べる方が良いでしょう。果実をそのまま食べる方が、新鮮な栄養を体内に取り入れることができるためです。
しかし、ジュースの方がみかんをむく手間がなくさっと摂取できるため、できることならジュースにして飲みたいという方も多いでしょう。そのような場合は、自宅でスムージーをつくるのがおすすめです。
ダイエット中に注意したいみかんの食べ方
みかんダイエットをさらに効果的に行うために、いくつか意識したいポイントがありますのでご紹介します。
白い筋も食べよう
みかんをむく時、みかんの実についている白い筋を取って食べる人もいるでしょう。しかし、この白い筋には多くの栄養成分が含まれているので、食べずに捨ててしまうのはとてももったいないことなのです。
できるだけ白い筋も食べるように意識しましょう。
痩せたくてもみかんの食べ過ぎはNG
みかんには糖質が豊富に含まれています。そのため、みかんをたくさん食べることは、ダイエットと逆効果をもたらす可能性があるのです。食前に食べるときは、1個を目安にしましょう。
夜の就寝前も要注意
分量だけでなく、食べるタイミングにも注意が必要です。消化して吸収する前に寝てしまうと、太る原因になってしまいます。
就寝の1時間前までに食べておくようにしましょう。
健康的なみかんのおすすめダイエットレシピ
みかんをそのまま食べるのもおいしいですが、毎日食べていると飽きてしまうかもしれません。味の面からも楽しんでダイエットを行うためにも、みかんの栄養を取りつつ、ダイエットの邪魔をしないヘルシーで美味しいレシピを紹介します。
さっぱりした味わいのみかんヨーグルト
朝にぴったりのさっぱりしたみかんヨーグルトです。薄皮が残ってしまうと、食感が気持ち悪く感じる方も多いと思うので、果肉を取り出すレシピを紹介しいます。一方で、栄養は薄皮や白筋にもあるので、栄養を余すことなく取り込みたい方は、みかんを細かく切り、食べやすくして薄皮ごと入れると良いでしょう。
材料
- みかん:1個
- プレーンヨーグルト:70~80ml
- ミントの葉:適量
つくり方
- みかんを剥く
- 薄皮から果肉を取り出す
- みかんとプレーンヨーグルトを混ぜる
ヘルシーなみかんのサラダ
みかんを使った、ヘルシーなマリネサラダもおすすめです。手軽にさっと作れるので、夕食に彩りをプラスするための一品としても重宝します。
レシピの中のハチミツには、殺菌成分が豊富に含まれており、みかんと合わせることで病気の予防効果を期待できるヘルシーサラダです。免疫力の低下しがちな冬場にぜひ食べたいメニューと言えるでしょう。
材料
- 人参:1/4本
- みかん:1/2個
- レーズン:大さじ1/2
- オリーブオイル:大さじ1/2
- 白ワインビネガー:大さじ1/2
- ハチミツ:小さじ1
- みかん果汁:適量
- 塩:適量
つくり方
- 人参を千切りにし、さっと茹でる
- みかんを向き、薄皮から果肉を取り出す
- みかんと人参に調味料を加えてなじませる
焼いて食べても美味しい
みかんは、普段食べない皮にも多くの栄養が含まれています。みかんを焼くことで、皮の中にあるビタミンCなどの栄養が果実にも浸透し、ダイエット効果がアップできます。
つくり方
- トースターにみかんの皮を剥かずに、7分ほど加熱する。
みかんは焦げやすいので、注意しましょう。
みかんダイエットは手軽にできて効果あり
みかんダイエットは、みかんを食前に食べるだけのシンプルなダイエットです。ダイエットに効果的な栄養を豊富に含むみかんは、まさにダイエットのための食材といえるでしょう。しかし、食べすぎは逆効果を生んでしまうので、適切な量を食べることが大切です。みかんで健康的にやせやすい体を手に入れましょう。
ペクチンのように栄養は皮にも豊富にあるため、皮ごと飲むことのできるジュースは栄養の面でもとても優れています。