公開日:2017/01/11
美くびれを作る!ほっそりウエストの大敵「内臓脂肪」の落とし方
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コートやニットなどの重く厚い洋服が主役のオシャレを楽しむ季節になると、どうしても体型維持に油断しがちになってしまいますよね。「気が付いたらお腹がぽっこりしてきた!」「体重が増えてきた……」このようなお悩みを抱えている方がいたら、もしかするとそれは「内臓脂肪」が原因かもしれません。
とはいえ、「内臓脂肪って何?」と疑問に思う方もいるでしょう。そこで今回は、内臓脂肪についてと、美くびれを作るダイエット法をご紹介いたします。
「内臓脂肪」ってなに?
体重が増えたりお腹が出てくると、「脂肪がついてしまった……」と思う方は多いと思いますが、実はこの脂肪は「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類に分けられます。
皮下脂肪は皮膚の下についているのに対し、内臓脂肪は内臓の周りについているため、手で確認しようとしても掴むことができません。また、内臓脂肪はすぐについてしまうという特徴がありますが、その反面で落としやすいという嬉しいポイントも。
もともと男性のほうが内蔵脂肪がつきやすく、女性は皮下脂肪がつきやすいといわれていましたが、女性も30代以降になると女性ホルモンの分泌が少なくなったり、筋力が低下するのが原因で内臓脂肪がついてしまうことが分かっています。
内臓脂肪がついてしまう原因とは?
30代以降になると、若い頃に比べて基礎代謝が落ちているので、例え同じだけ動いていても消費するカロリーの量が異なります。「若い頃と同じ運動量で同じ食事量」は、一見何も変わっておらずOKなように思えますが、実はこれが太る原因となっているのです。
また、ホルモンバランスの乱れも内臓脂肪がついてしまう原因に。先述している通り、女性は加齢と共に分泌される女性ホルモンの量が減少していきます。とくに40代を境にその分泌量はガクッと低下し、これと同時に内臓脂肪がつきやすくなります。
そして、偏った食生活も内臓脂肪増加の原因になるもの。脂っこい食事や糖分をとりすぎている、インスタント食品が好き、食事の時間が深夜になっているなどの食生活の乱れはNGです。
内臓脂肪を落とすためのダイエット方法とは?
有酸素運動ダイエットで脂肪燃焼を狙って
内臓脂肪を落とすためには、運動をして脂肪を燃焼させなければなりません。ダイエットのための運動というと、ジムに通ったり筋トレを毎日行うなどのハードなものを想像してしまいますが、内臓脂肪には有酸素運動が効果的だといわれています。
日常の中で行えるウォーキングやジョギングなどでOKなので、通勤の際に1駅前で降りて歩く距離を伸ばしたり、早歩きをしてウォーキング効果を高めたりしましょう。
しかし、有酸素運動が一番だといっても筋肉増量もやはり欠かせません。寝る前にテレビを見ながら腹筋背筋を鍛えたり、腕立て伏せに挑戦して筋力アップを狙いましょう。
食生活の見直しがマスト
内臓脂肪をスッキリと落とすためには、食事の改善も欠かせません。内臓脂肪は落としやすいという特徴があるので、食事のバランスを見直すだけでも効果が表れやすいですよ。とくに、内臓脂肪が多い方は、中性脂肪をとり過ぎているということが考えられます。
また、糖分も内臓脂肪を増やしてしまうので、中性脂肪と糖分をとり過ぎないように注意しましょう。内臓脂肪を減らすためには、中性脂肪をコントロールしてくれる植物性タンパク質や食物繊維を多くとるのがおすすめです。植物性タンパク質は大豆製品に、食物繊維はごぼうやブロッコリーに多く含まれています。なるべく食事の際にはこれらの野菜から食べ始めるようにしましょう。
キュッと引き締まりくびれが美しいウエストは、いくつになっても女性にとっての憧れです。春が来るまでに内臓脂肪を解消するためのダイエットを成功させて、スッキリウエストを手に入れましょう。