公開日:2018/08/02 

英国のロイヤルもご愛顧する日本人には驚きのデュカンダイエット方法

今ではさまざまな体を細くさせる方法がありますが、基本的にカロリーや糖質をぬく食事は常識になっています。しかし糖質に関してはとくに、極端にとらないと体調を悪くするか、筋肉がおちて体重に変化がありません。

そこで考え出されたのがデュカンダイエットなのですが、気になるデメリットを少なくした方法です。

デュカンダイエットが世界中で注目されている!その方法とは?

もともと糖質が脂肪になってしまうのは、基本的にエネルギーとして使われるのが理由になります。ガソリンのような立ち位置であり、食事のよってとった糖質をすべて使い切らなければ、脂肪として残していくように体が作られているんです。

つまりダイエットとして対策するなら、この糖質を減らすだけでも効果があるでしょう。しかしそんな単純に体を細くできないのが現実で、抜きすぎると頭がボーっとして体調が悪くなる人や、体が足りないと感じて筋肉から糖質を作ろうとします。

そうならないように作られたのが、フランスの博士が作ったデュカンダイエットで、段階を4つにわけて糖質制限をする方法です。

糖質をとらないのが基本!でも期間が決まっているのが特徴!

ただ糖質を控えるだけでは、うまく痩せられないので、期限を作っているのがデュカンダイエットの特徴になります。もちろん糖質だけでなく、たんぱく質をメインにした食事に変え、それに野菜などを使って腸の調子を整える工夫が施されているんです。

これを自分が決めた体重になるまで続けて、最初の段階でいっきに体重を落としていきます。しかし体調が悪くならないように期限が決められており、その日数がきたら強制的に次のステップに進みましょう。

ステップが進むごとに糖質がとれるようになり、さらに他の食材も食べていいように軽くなっていく仕組みです。

ただの糖質をぬく方法だと、体重のみを見て精神論で目標に向かうのですが、それだとどうしても無理をして失敗する確率が高くなるでしょう。ストレスがたまって終わった途端に、食事の量が増えてリバウンドをしたという声も少なくありません。

たんぱく質は無制限!だからこそ水分は多めにとっておく!

しかしこのデュカンダイエットは、基本的にカロリーの面は考えていないため、たんぱく質はいくらでも食べてOKになっています。

そのあたりはストレスがたまりにくいですが、あまりその量が多すぎると便が固くなってしまい、体調が悪くなって続けにくくなるでしょう。

便を柔らかくするために水をたくさんとろう

そこでこの方法では、水をたくさんとることを推奨しているんです。すると自然と便も柔らかくなって、腸が元気に動くため、代謝を落とさず痩せやすくなります。

もちろんステップによったら野菜を多くとれる日も設定されているため、さらに便を出しやすくするでしょう。

つまりそのあたりは心配せず、お肉などに入っているたんぱく質を多くとって、ストレスがたまらないようにするのがコツです。

栄養が崩れやすいので体臭などの臭いに注意

それでも今までどおりの食事ができないわけですから、たんぱく質がどうしても多くなって、体調を崩しやすくなります。とくに糖質が少なくなった場合、ケトン体という成分がその代用をしてくれるんです。

すると体から独特の臭いが出てくるようになり、それが出てきたら糖質が足りない状態だと思ってください。

つまり栄養に偏りが出ているわけですから、とくに最初のステップでこの症状が出てくるはずです。ダイエットとしては効果が出ている証拠ですが、体調には気をつけておきましょう。

お米大好きな日本人には驚き!デュカンダイエットの食事方法

いってしまえば糖質をとらない方法に、期限付きで軽くしていくのが、一種の特徴になります。ですから日本人なら食べたくなるはずのお米をとれないので、ストレスがたまる可能性だってあるでしょう。

しかしデュカンダイエットではステップが進んで、目標としていた体重に達したら、お米が食べられます。だからこそ日本人でも無理なく続けられると話題になっており、すごく続けやすいというわけです。

乳製品や肉や魚などたんぱく質のみの食事を数日間続ける

まずデュカンダイエットを始めたころは、体重をいっきに落とすために、たんぱく質のみの生活をします。基本的にお肉をメインにし、卵や乳製品もとって問題ありません。

しかも最初のステップから食べる量に制限がないのも、セレブの間で人気になっている理由でしょう。もちろん水分をたくさんとるのも、忘れずに準備しておくのも重要です。

しかし10日以上続けるのはNGとされているので、絶対に守って食事をとりましょう。

決めた目標までたんぱく質だけの日と野菜をセットにする日を繰り返す

そして体重を4kgくらい落とすとしているなら1日だけ、7kgほど落とすとしている場合3日したら、次のこのステップに進めます。基本的に野菜を食べていい日が増え、たんぱく質のみの日と交互にレシピを変えていくのが特徴です。

もちろん糖質を減らしたいので、野菜の中でも糖質がタップリのイモ類や味が甘いものは、なるべく避けるのがポイントになります。そしてこのステップは目標とした日まで、ずっと続けていくのが原則です。

たんぱく質を中心にそのほかの栄養もとってOK!期限もあり!

無事目標に達したら、なんと日本人にはうれしいお米が食べられるステップに、次は進めるようになります。たんぱく質はメインにしておく必要はありますが、それに加えて果物や麦パンを添えて食事をしましょう。

そして週に2回はお米などの炭水化物を、150gまでとっても問題ありません。

このステップではお肉を避ける

この食事を落とした体重の10日分、つまり「減った体重×10日」という日数を、続けていくことになります。しかしたんぱく質であったお肉を避けるのが、このステップでの新たなルールであり、それ以外でたんぱく質をとるように心がけてください。

リバウンド防止にバランスの取れた食事に!週1でたんぱく質だけの日あり!

これだけの日数をこなせば最後のステップとなり、バランスのとれた食事に切り替えて体調を整えます。糖質の量を少なめにしつつ、野菜やたんぱく質も適量を意識しましょう。

今までの食事がしっかりできていれば、意外に量が少なめでも我慢できるような体になっており、体質が変わっている証拠でもあります。

そして週に1回だけたんぱく質だけの食事をとるのも、デュカンダイエットの特徴です。これをずっと続けるように推奨していますが、これ以上体重が増えない対策として使ってください。

デュカンダイエットの4つの段階をしっかり踏めばリバウンドしない!

それぞれたんぱく質をメインとした食事をとっていき、徐々に野菜などの栄養を付け加えていき、ステップが進むごとに軽くしていくのがデュカンダイエットの特徴です。

しっかりこのルールを守っていれば、自然と体が脂肪を使ってくれるようになるため、ストレスなく体重が減っていきます。しかし必要な栄養をとらずに痩せようとするため、無理をせず続けるのも忘れないでください。

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