公開日:2017/05/26 

原因別肌荒れを治す方法!今日からできるキレイな肌を保つ対策

肌が荒れていると、外出するのも億劫に感じますよね。「肌荒れを、とにかく早く治したい」という人は、ここで原因別の対処法を確認してみませんか?

キレイな肌を保てるよう、日々のスキンケアや、気を付けたいポイントも併せてチェックしておきましょう。

治す方法を知る前に確認したい肌荒れの原因

肌がカサカサしたり、ブツブツができたりと『肌荒れ』にもいろいろなタイプがあります。どれも肌にトラブルが起きているのは間違いありませんが、原因は同じというわけではありません。

肌荒れを早く治したい人はまず、その肌荒れの原因が何なのかを知ることから始めましょう。

不健康な食生活や運動不足など、体内の乱れ

肌荒れの原因としてまず考えられるのが、『不健康な食生活』や『運動不足』です。中でも食生活はとりわけ重要で、食事の栄養バランスの崩れは、お肌の健康状態に大きく影響します。

食事時間が不規則だったり、脂っこいものばかり食べていたりという人は、食生活改善が肌荒れ改善のポイントとなるでしょう。

メンタルの不調が肌に現れているのかも?

肌荒れは『精神的不調』からも発症します。最近、仕事や人間関係でトラブルが発生したということはありませんか?

様々なトラブルでストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れ、男性ホルモンが盛んに分泌されるようになります。

男性ホルモンは皮脂分泌を促すため、ニキビや吹き出物が出やすくなるのです。また、肌にトラブルが発生すると、それ自体をストレスに感じる人もいます。

出口のない『ストレススパイラル』に陥ることのないよう、ストレスを溜めずにゆったりと過ごすことが重要です。

外部からの刺激によるかぶれ

『肌のバリア機能が低下』すると、かぶれなどを発症することがあります。外部刺激に弱くなると肌の免役細胞が過剰に反応するため、炎症や赤味が現れるのです。

この状態になると、紫外線やちょっとした刺激等、普段ならなんでもないものが肌を刺激するようになります。

肌の炎症は一見してわかる『ニキビ』肌や『赤味』のある肌だけではなく、カサついた肌やかゆみのある肌でも起こっているので、要注意です。

なるべく早く肌荒れを治すために試す方法

肌が荒れているとメイクも決まらず、鏡を見るのも憂鬱になりますね。なるべく早く肌荒れを治したい人は、トラブルにあったケアを行いましょう。

お肌の栄養補給

ニキビに有効な成分として知られるのが『過酸化ベンゾイル』です。この成分は、2015年よりニキビに有効として認可されました。サイズは毛穴よりも小さいため、毛穴の奥に潜むアクネ菌にも有効とされています。

また、ニキビ治癒後の痕が気になる場合は、美白有効成分として知られる『ビタミンC誘導体』や『ハイドロキノン』入りの化粧水や美容液を使ってケアすると、なめらかな肌を実感できるでしょう。

洗顔と保湿

テカリのもととして嫌われる『皮脂』には、肌にバリアを張って、外部刺激やホコリから肌を守る働きがあります。ところが、洗顔によってこのバリアがなくなると、肌は皮脂を過剰に分泌し、再び皮脂バリアを作ろうとします。

こうなるとかえって肌荒れを起こしやすくなってしまうため、洗顔では皮脂を落としきることよりも、毛穴詰まりの解消にポイントを置きましょう。

また、肌の乾燥は皮脂の過剰分泌を招くため、化粧水等での保湿を行うことも重要です。

  • たっぷりの泡で毛穴の汚れを浮かして、ぬるま湯で洗顔
  • すぐに化粧水をたっぷり塗布し、乳液やクリームでフタ

これらのポイントを守れば肌内部の水分バランスが整い、トラブルを起こしにくくなるでしょう。

肌荒れを治す方法を知ったあとは体質改善

肌荒れを治すには、体内から調子を整えていく必要があります。生活習慣や睡眠習慣を見直して、美肌を目指しましょう。

肌荒れの原因となる生活習慣を改善

その肌荒れには、乱れた生活習慣が関係しているかもしれません。これらの項目に思い当たるものがあれば、注意が必要です。

  • チョコレートやスナックなどについ手が伸びる
  • スキンケアは適当
  • ゆっくりできる時間がない
  • 洗顔には温かいお湯を使う
  • すっぴんで外出する

スキンケアをしっかりしたり、外出する際は日焼け止めを塗ったりなどして、改善を目指しましょう。

食事を見直して体の中から健康に

食生活はダイレクトにお肌に影響するため、下記のような栄養素を積極的に取り入れましょう。

  • 食物繊維
  • ビタミンE
  • タンパク質
  • 亜鉛
  • ビタミンA
  • ビタミンC

豆類やきのこ類に多く含まれる『食物繊維』は、腸内を綺麗にしたり、腸の動きを活発化させたりといった効果が期待できます。

一方、かぼちゃに含まれる『ビタミンE』やレバーに含まれる『鉄分』などは、血流を良くする効果が期待できます。お肌のターンオーバーが整ったり、顔色が明るくなったりと健康的な肌に近づくことができるでしょう。

また、『タンパク質』『亜鉛』『ビタミンA』『ビタミンC』も肌のターンオーバーを整えてくれます。それぞれ肉類・牡蠣・レバー・ゴーヤ等に含まれているので、積極的にメニューに取り入れてみましょう。

美しく健康な肌には睡眠が重要

美しく健康な肌に『睡眠』が欠かせないのは、睡眠中に『成長ホルモン』が分泌されるためです。このホルモンは、皮膚を再生してターンオーバーを促進するため、美肌のためには欠かせないと言われています。

ただし、成長ホルモンが分泌されるのは入眠後3~4時間のみと限られており、しかも熟睡していなければなりません。美肌のためには質・量とも十分な睡眠をとることが、とりわけ重要と言われるのはこのためです。

温かいお風呂に入る、就寝前のスマホ操作を控るなど、なるべくすんなり入眠できる環境を整えるようにしましょう。

治すだけじゃ不十分!肌荒れ予防のスキンケア方法

肌荒れが治っても、安心してはいけません。正しいスキンケアを知らなければ、肌荒れが再発する可能性もあります。まずはスキンケアのポイントを確認し、肌荒れ予防に役立てましょう。

清潔を保ってトラブルを遠ざける

透明感のある美肌になるには、『正しく洗顔をして、清潔さを保つこと』が重要です。お肌に汚れやファンデ―ションが残っていると、毛穴が詰まったりくすみが生じたりといった肌トラブルにつながります。

さらに、メイクが残ると古い角質と混ざり合い、毛穴を塞ぐおそれもあります。ニキビや吹き出物の原因となるため、なるべく早くぬるま湯でオフし、お肌の負担を減らしてあげましょう。

また、メイクをしていない朝は、夜よりも洗浄力のマイルドな洗顔料を使いましょう。夜と同様ぬるま湯を使い、ゴシゴシこすらないように洗います。

洗顔後はきちんとスキンケアを行い、お肌の状態を整えてあげるのも忘れないようにしましょう。

こまめな紫外線対策が大切

肌荒れ対策には、紫外線カットも重要です。特に紫外線の中でも波長の長いA波は、天候・季節に関わらず地上に降り注いでいます。

肌の奥まで到達して細胞を傷つけるため、毎日こまめに日焼け止めを塗布し、ダメージに備えましょう。

また、日焼け止めを選ぶ時は『SPF』値だけではなく、『PA』値に注目して選ぶことが大切です。+が多いほどA波への抵抗力が高いので、肌荒れが気になる人はこの部分を忘れずにチェックしましょう。

日常のスキンケアのポイント

毎日正しいスキンケアを行っていれば、肌荒れは起こりにくくなります。スキンケアでは、次の3のポイントを押さえましょう。

  • 洗顔
  • 保湿
  • 紫外線カット

肌トラブルを発生させるのは『よごれ・乾燥・紫外線』です。日常のスキンケアでは肌荒れの原因となりそうなものを排除し、肌を健やかに保つことを目指しましょう。

肌荒れを治す方法を知って美肌を目指そう

肌荒れといっても、原因によって対処法は異なります。肌荒れが生じたら、まずは自分なりに原因を突き止め、できるものから改善していきましょう。

また、肌荒れが生じた後の対処も大切ですが、肌荒れを予防することも重要です。スキンケアを充実させたり食生活を改善したりと、体の内外からケアを行い、荒れにくい肌を目指していきましょう。

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