公開日:2017/05/26 

思わずうっとり!「練り香水」でほのかな香りを演出

人は香りで記憶がよみがえったり、特定の場所や人を思い出したりと、密接な関係にあると言えます。そんな香りを、いつもの香水とはひと味違う「練り香水」を使って演出していませんか?ほんのりと微かに漂う香りに、思わずうっとりするはずです。

香り初心者にもおすすめ「練り香水」の魅力

つき過ぎず、ほのかに香る上品さ

「練り香水」とは、通常の香水にも使用している香料を、オイルやワックスに練り込んで固めたものを指します。固形なので液体の香水とは違う魅力もたくさんあります。そんな特徴の1つが「ほどよく香る」ということです。

液体の香水は、ほんの少しつけるつもりでも、調整が難しくついつい吹きかけすぎてしまうということがありがちです。周りの人から「香りがきついな」と思われていないか、気になるときもありますよね。しかし練り香水であれば、自分で好きな分を好きなだけ取り出すことができるので、ついつけすぎるということがなく安心です。ほんのりと上品に香る練り香水で、上品な大人の女性を演出できます。

肌が弱い方でも安心の優しさ

アルコールを使用して作られている液体の香水は、肌の弱い方や、状況により肌が敏感になっている時は、肌荒れの原因にもなります。特に肌の弱い方は、好きな香りに出合っても残念ながら使えないという悔しい思いをしているかもしれません。

その点、ミツロウやホホバオイルといった肌に優しい成分で作られている「練り香水」であれば、敏感肌の方でも自由に香りを楽しむことができるのが嬉しいですね。また、敏感肌ではない人でも、季節や肌の調子によって過剰に反応してしまうこともあります。肌に直接つけるものだからこそ、少しでも低刺激で安心できるものを選びたいですね。

バッグにしのばせて持ち運びも簡単

重みがある瓶の香水を毎日持ち運ぶのは無理がありますが、小さなケースに入っていたりロール状になっている「練り香水」であれば、毎日の持ち運びも簡単です。特にケースに入っている「練り香水」は、そのパッケージも可愛いデザインの物が多く、バッグにしのばせておくだけでオシャレに見えます。

液体の香水と比べると、香りの持続性は少し短いため、こまめに塗り直したい「練り香水」ですので、コンパクトで持ち運びやすいというのは、とても重要なポイントです。液体の香水を小分けして持ち運んでいると、蒸発してしまったり漏れてしまったりということも考えられますが、ケースに入れた固形の「練り香水」は、そのような心配がないのも嬉しい特徴です。

「練り香水」の正しい使い方

手首や首筋など体温の高い箇所へ

基本的には液体の香水と同様に、体温の高い部分に直接つけます。液体の香水は吹き付けて使いますが、練り香水は軟膏のように塗り込んで使います。体温が高く脈打つ部分である、手首、耳の後ろ、足首、首すじにつけるのがおすすめです。

また、液体の香水ほど香りが強くなく香りの拡散範囲も狭いので、髪につけて楽しむなど、今までと違う楽しみ方もあります。髪が風でなびくたびにほのかに香るのも素敵ですね。また、香りも柔らかく量も調整しやすいので、複数の香りを混ぜて楽しむということができるのも練り香水の魅力です。

少なめの量をこまめにつけてキープ

1度につける適量は人それぞれ。ベストな量を見つけることができれば、つけるのが楽しくなりそうですね!おススメは、ハンドクリームのようにたっぷりつけるのではなく、少なめに塗り込むことです。練り香水は、1度でたくさんつけるというよりも、こまめに塗り直すほうが良いでしょう。

控えめな香りですので、しっかりつけたい人は、数時間おきに塗り直すようにしましょう。そうすることで、動く度にほのかな香りを演出することができ、常にちょうど良い強さの香りをキープすることができます。可愛いデザインのケースに入った練り香水。常に手元に置いておくと、こまめに塗り直すのも面倒ではないはずです。

夜寝る前の香りの演出に

控えめな香りの練り香水は、他人にアピールするというよりも、自分自身で香りを楽しむという使い方のほうが合っています。そのため、外出時だけではなくプライベートの時間にも使い楽しめるのが特徴です。

例えばお風呂上がりに少しだけつけて、寝る前のリラックスタイムやベッドの中で香りを楽しむという使い方もあります。また、大切な人が部屋を尋ねてくる際に少しだけつけて、近くに寄った時にほんのり香りを感じてもらう……。そんな大人の楽しみ方もあります。香りがつきやすく残りやすい液体の香水よりも、部屋の中で使うのは「練り香水」のほうが合っているかもしれませんね!

肌だけではない!「練り香水」のさまざま使い方

ルームフレグランスやリネンフレグランスとして

蓋をして置いているだけでも、練り香水の香りはほんのりと周囲に漏れて香ります。可愛いパッケージが多い練り香水であれば、インテリアとして楽しみながら同時に香りを楽しむという使い方ができますね。もっと香りを楽しみたいという方は、蓋を開けて置いておくとルームフレグランスとして使うこともできます。

そして、引き出しの中にしのばせておくと、その香りが下着や服にほんのり香りが移り、リネンフレグランスとして使うこともできます。シーツやピローケースと一緒に収納しておいて、毎日素敵な香りと共に眠りにつけるという、ぜいたくなリラックスタイムを過ごす使い方もおすすめです。

そっと手紙につけて香りをお届け

粋な大人の女性におすすめしたいのが、便箋や封筒、メッセージカードに少し塗りつけて、メッセージと共に香りを届けるという使い方です。例え少量でも練り香水を塗った便箋やカードは、封を開けた瞬間にほんのり香りを振りまきます。受け取った相手は、メッセージだけでも嬉しいうえに、その香りで一段と嬉しさが増すはずです。

その香りできっとあなたを思い出してくれ、さらに2人の想い出の香りだと、その記憶を相手と共有することができます。そういったロマンチックな使い方ができるのも、上品で控えめな香りの練り香水だからこそです。あなたなりに自由な使い方をしてください。

安心素材だから、髪にも使える!

ワセリンやシアバター、そしてミツロウというような、肌に直接つけても安心の素材を使っている「練り香水」は、大切な髪につけることも可能です。

そこで、ヘアワックスとして楽しんでみるのがおすすめです。残念ながら髪をセットすることはできませんが、しっとりしたツヤ髪を作ることができますし、何よりも良い香りを演出することができます。動く度に良い香りがふんわり漂うのは素敵ですね。良い香りのシャンプーやヘアコロンはありますが、練り香水だと香りの幅が広がりそうです。ポイントは髪全体ではなく、動きのある毛先だけにつけること。そして、あくまでもワックスですので「つけすぎ」には注意です。しっとりを通り越してギトギトにならないようにしてくださいね。

ほどよい主張で「ほのかな香り」を演出

まるで大和撫子のように控えめで上品に、すれ違った瞬間にほんのり香る「練り香水」。

  • 香りだけでなくパッケージでも楽しめる
  • 自分で香りの調整をしやすく、香り初心者でも使いやすい
  • ほどよい香りで、さまざまな使い方ができる

練り香水は、大人の香りの楽しみ方にぴったりのアイテムです。ぜひ、あなたのバッグにも1つしのばせてみてください。

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