公開日:2017/05/24 

お肌のくすみをしっかりすっきり解消する方法!

お肌のくすみに悩む女性は多いはず。この記事では、お肌のくすみの原因とその原因に対処する方法を分かりやすくお伝えします!この記事を読み終わるころには、お肌のくすみの原因とその対策について詳しくなっているでしょう。

くすみの原因になる意外な項目、血行!

血行が悪くなるとくすんで見える!

血行不良はさまざまな肌トラブルを引き起こしますが、その代表的なものが肌のくすみです。肌のくすみが起こる原因は、真皮内にあるたくさんの毛細血管が血行不良になることにあります。動脈血はお肌に栄養を与える役割を、静脈血は老廃物を血液内に戻す働きを担います。

これらの血液の流れが悪くなると肌のターンオーバーがうまくいかなくなり、それが肌のくすみにつながってしまうのです。これは肌細胞の再生がうまくいかなくなっていることを示します。お肌のターンオーバーの乱れがお肌のくすみの原因になっているのです。

血行不良を起こす原因は?

血行不良の原因となる事柄は、ストレスや寝不足、冷え、喫煙、栄養不足などがあります。これらは交感神経を優位にさせ、その状態が続くことが血行不良の大きな原因となってしまうのです。日頃からリラックスを心がけたり、深呼吸をするなどして、血行不良にならないように気を付けましょう。

もちろん喫煙も禁物です。喫煙の習慣のある人は少しずつでも減らしていくことを心がけたほうがよいでしょう。寝不足や栄養不足も血行不良の大きな原因となりますので、生活習慣に気を付けてけじめのある生活をすることが重要です。どんなことにも言える内容ですが、不規則な生活が血行不良の大きな原因となるのです。

血行不良の対処はこれで決まり!

血行不良による顔のお肌のくすみをなくすためにはどうすればよいのでしょうか。くすみの原因、血行不良を改善するために、マッサージが有効なのではないかとあわててマッサージをする方がいますが、これはおすすめできません。マッサージは血行をよくする反面、肌に刺激を与えるのでしわやシミの原因になりがちです。

効果が期待できるのは、運動で血行をよくすることや入浴で体を温め血行をよくする方法です。血行不良は万病の元となります。血の巡りが悪いということは、お肌のトラブルの要因となるだけではなく、全身の酸欠や鉄欠を導いてしまうことになります。生活習慣を改善して、栄養不足をなくし、運動を行うことは、お肌のくすみ解消だけではなく、自身の健康にもつながるのです。

くすみの原因にもいろいろ!メラニンくすみ

メラニンくすみって何なの?

肌のくすみが起こる大きな要因の1つに、紫外線によって肌が受けたダメージの蓄積があります。ご存じのように、紫外線は肌にダメージを与えます。

紫外線によってダメージが与えられた肌は、ダメージから肌を守ろうという防御反応が起こり、その際に発生するのがメラニンです。肌内で生成されるメラニンは紫色のため、肌が本来の色より暗く、トーンダウンして見える現象が起こります。

肌のターンオーバーがしっかりできていると、生成されたメラニンは自然と排出されるのですが、肌のターンオーバーができていない状態だと、肌にメラニンが蓄積されたままとなり、それがくすみの原因になってしまうのです。

対策は紫外線を避けること!!

メラニンくすみの原因になる紫外線から肌を守るためにすべきことは、とにかく紫外線を避けることです。曇りの日だからといって、太陽から発せられる紫外線を甘くみてはいけません。

紫外線にはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)がありますが、メラニン生成に特に影響するのはUVB(紫外線B波)です。紫外線は常時降り注いでいますので、メイク下地にUVカット素材を入れることや、曇りや雨の日でも油断せず日焼け止めを塗ることなどでUV対策を万全にするとよいでしょう。

また、日焼け止めをこまめに塗り直すことも、有効であるとされています。季節を問わす紫外線対策は重要です。メラニン生成を抑えるために常にUVカットを心掛けることでくすみを防ぐことができるでしょう。

保湿ケアを入念に!

紫外線はくすみの原因になると先ほど説明しました。紫外線を浴びたあとは、美白ケアに走りがちです。しかし、美白ケアのみに固執するのはよくありません。実は一番重要視されているのは保湿なのです。

強い紫外線を浴びたあとは、顔がほてったり、かさついたりします。これは、肌が紫外線によりダメージを受けていることを表します。保湿はそのダメージを緩和させる働きがあるのです。保湿は生成されたメラニンの排出の手助けをします。

ひんやりとした消炎作用のあるものをケアに用いたり、パックをして冷やしながらケアをすると保湿効果が期待できます。顔の中でもとりわけ頬は面積も広いため、特に集中的に潤いで満たすようにしましょう。

黄くすみは糖化が原因!

糖化とはどんな現象なの?

体内のタンパク質と脂質が糖分と結び付く現象が糖化です。糖化はエイジング肌や肌トラブルの原因になってしまうことも多いため、注意が必要です。体内のタンパク質と脂質が血液中の余分な糖と結び付くと「糖化生成物(AGEs)」が生成されます。これは1度体内でできると、肌の老化を促進させてしまう恐ろしい物質なのです。

糖化の一番の原因は、糖の過剰摂取です。糖の過剰摂取の状態が長く続いてしまうと、「糖化生成物」が増えます。過剰摂取をした糖が体内のタンパク質と結合してさまざまな変化を遂げて、「糖化生成物」が生成されます。そのことにより結果的に肌の弾力を失わせたり、全体的に肌が黄色くくすんでしまったりさまざまなトラブルを起こすのです。

糖化で起きる黄くすみ

糖化で起きる黄くすみは、「糖化生成物」が体内で生成されて、そしてそれが肌の老化やくすみを起こすということは、「糖化とはどんな現象なの?」で説明しましたね。この糖化という現象は、ほかにも肌に弾力がなくなる、しわやシミが増えるなど肌トラブルの原因になります。

肌が以前よりごわついている、甘い物を食べ過ぎているという認識があったら要注意です。もしかするとあなたの体内では糖化が進んでしまっているかもしれません。黄くすみの段階はごわつきの段階の一歩手前、いわば糖化の初期の段階です。

この黄くすみの段階で糖化を意識できたあなたはラッキーかもしれません。早めに対策を取れば、肌の奥にあるコラーゲンまで糖化が進むことはありません。

大丈夫!対策はあります!

「黄くすみは糖化が原因!」と「糖化とはどんな現象なの?」では恐ろしい糖化の減少と、「糖化生成物」の存在、そして黃くすみの起こるメカニズム、その他肌トラブルなどを説明してきましたね。恐ろしいことではありますが、「大丈夫!対策はあります!」では、この糖化に対する対策をご紹介します!

血中に余分な糖分が増えれば増えるほど、糖化の原因である「糖化生成物」が増えやすくなります。そのため、早食いは禁物です。早食いは急激に血糖値を上げるので糖化を促進する材料になります。茶カテキンには糖化の進行を抑える働きがありますので食事のときにお茶と一緒にお料理を食べてみましょう。ゆっくりと食べることが重要ですよ。

いろいろなくすみがありますが、対処法もあります!

化粧品がくすみの原因になることも!

化粧品がくすみの原因になることもあります。これは、通称「油やけ」、「化粧やけ」と呼ばれる状態のことを指します。古くなった化粧品を使い続けたり、鉱物が入った化粧品を使ったりすると、黄くすみの原因になるのです。これらの化粧品を使い続けていると、その化粧品の色素が肌に沈着してしまいます。

化粧品が原因のくすみにも、対策や治し方はちゃんとあります。まずは、化粧品の種類に注意することです。ミネラルファンデーションなどを積極的に取り入れましょう。油分が多い化粧品も避けたほうがよいです。無添加の美白化粧品で毎日こつこつとケアすれば、一朝一夕にはいきませんが効果が出て、改善していくことでしょう。

毛穴の汚れもくすみの原因に!

毛穴に汚れが詰まった状態だと、肌のくすみがおきます。本来の色よりも暗く見えるのです。クレンジングでメイクが落ち切れていなかったり、洗顔不足だと毛穴に汚れがたまり、酸化して黒く変色してしまうのです。黒く変色した部分は汚れがたまって締まった部分です。このくすみが出やすい人の特徴はオイリー肌の人、洗顔不足の人などに見られます。

この種類のくすみに対する対策は、クレンジングをする際、化粧を残さないようにしっかりとクレンジングすることです。オイルタイプのクレンジングでクレンジングしましょう。肌を傷付けないためにもおすすめです。逆に拭き取りタイプのものは、肌が傷ついてしまうので、避けたほうが良いでしょう。クレンジング、洗顔ともに丁寧に行いましょう!

新陳代謝をアップすることでくすみを防ごう!

肌はタンパク質からできていますので、タンパク質は積極的に採るとよいでしょう。タンパク質が多く含まれる食品には鶏胸肉、鶏ささみ、鮭、サバ、カツオ、豆腐、納豆、キウイ、モロヘイヤ、焼き海苔などがあります。

リコピンを多く含む食材は、肌のターンオーバーを早める働きがあるので、くすみを改善する効果が期待できます。トマト、スイカ、グレープフルーツ、柿などがその食材にあたります。ゆっくりと噛んで食べて、上の1~4の対策と合わせて自分の体調や肌の調子の様子を見ながら、いろいろと実践してくすみを治していきましょう!

くすみとその原因は対策をすれば解消・予防できる!

  • 血行不良によるくすみ解消のためには、生活習慣の改善を心がける
  • メラニンくすみ対策には、紫外線対策と保湿が重要
  • 黄くすみの原因と成る糖化の抑制には茶カテキンが効果的
  • 化粧品によるくすみ予防には無添加の化粧品を選択する
  • 毛穴汚れが原因のくすみ対策にはクレンジングをしっかりと行う

くすみには様々な原因があります。くすみの原因に応じた対策を行うことで、くすみのない健康的な肌を手に入れましょう!

  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

439



ページのトップへ