公開日:2017/05/26
顔色アップで明るい笑顔に!マッサージでスッキリする方法
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顔色が悪いと、鏡を見るのも憂鬱なときがあることでしょう。実は、顔色が悪くなる原因はさまざまあります。マッサージをすることで、顔色アップを目指し、スッキリする方法をご紹介します。
顔色が悪くなる原因はどういうもの?
血行不良から来るくすみが原因
血液は全身に行き渡ることで、栄養を運ぶ役割をしていると言われています。血液は血管を流れるため、血液がスムーズに流れるためには、血管は硬いものではなく、やわらかさを保っていることが大切だとされています。
ですが、何かしらの原因で血管が収縮してしまったら、血液の流れが悪くなり、血行不良に陥ってしまいます。そうすると、必要な栄養素が必要とする場所に届かなくなってしまうのです。
また、血行不良は体内の老廃物を排出しにくくししてしまいます。そのため、新陳代謝が悪くなり、肌のターンオーバーが滞ってしまいます。結果として老廃物が肌にたまり、くすみなどができることで、顔色が悪くなるとされています。
リンパの流れが滞っていること
リンパとは、全身に張り巡らされているリンパ管とその中を流れるリンパ液、首の周辺などを流れるリンパ節の総称を言います。リンパ管を流れるリンパ液が滞ってしまうと、体内に老廃物が溜まり、冷えやむくみなどが生じてしまいます。それにより、肌が青ざめてしまい、顔色も悪くなりがちです。
さらに、リンパには体内に入り込んできた異物から身体を保護する働きがあるといわれています。つまり、リンパの流れが悪くなることで、免疫機能が下がり、疲労しやすくなったり、代謝が上手く行われなくなったりしてしまいます。その結果、どんよりとした顔色になってしまうのです。
頭皮がダメージを受けていること
頭皮が何かしらの原因でダメージを受けていても、顔色とは無関係に思えるかもしれません。ですが、頭皮と顔には深い関係があると言われています。実は、頭皮と顔は1枚の皮でつながっています。頭皮は、皮膚の一部とされており、頭皮がダメージを受けると、顔にも影響を受けることが多いとされています。
中には、頭皮のダメージの影響で、額などにシワができる場合も少なからずあると言われています。また、ダメージを受けたことで、頭皮のターンオーバーが乱れることも多くあります。このしくみを正常に戻すためには、頭皮と顔がセットになっていることを忘れずにケアすることが大切だと言えるでしょう。
顔色アップに効果的なマッサージの方法
額からフェイスラインへのマッサージ
くすみなどで顔色が悪くなっている場合は、額からフェイスラインにかけてのマッサージが効果が高いとされています。額のマッサージには、両手の人差し指、中指、薬指の3本の指を使い、眉毛の上の部分から髪の生え際に向かってマッサージを行います。
次に、フェイスラインに焦点を当て、右半分のあごからこめかみに向って両手でフェイスラインをやさしくマッサージします。右半分が終わったら、今度は左半分をマッサージしましょう。
マッサージをすることで、血液の流れがよくなります。また、新陳代謝を促してくれますので、くすみなどによる顔色の悪さをやわらげてくれます。
耳の後ろから肩、デコルテへリンパマッサージ
リンパの流れが滞り、老廃物などがたまることにより顔色が悪くなっている場合は、耳の後ろからデコルテまでマッサージしましょう。
まず、親指を顎に当て、そこから耳の後ろまでリンパを流すようにマッサージを行います。これを数回くりかえすとよいでしょう。次に耳の後ろから鎖骨、肩までをやさしくマッサージしてください。これを右と左で数回程度くりかえします。
最後はデコルテのマッサージです。右手で左胸のデコルテをやさしく撫で、そのまま左ワキに移動させ、ワキの下に位置するリンパ節を押すようにマッサージします。片側も同様に行ってくださいね。
シャンプー中に頭皮マッサージ
シャンプーをするとき、知らず知らずの間に頭皮にダメージを与えていることがあります。自分に合っていないシャンプーを使っていたり、ゴシゴシと頭皮を強く洗いすぎると、頭皮に傷をつけてしまいます。頭皮にダメージを与えないためには、シャンプーをするときは、「髪を洗う」ということに加えて、「頭皮をいたわる」ことを意識するとよいでしょう。
以上のことを心がけたうえで、頭皮をやさしくマッサージすることが効果的です。頭には血行を促進し、新陳代謝をよくしてくれるツボが集中していると言われています。頭皮のツボを刺激するように、やさしくマッサージすることで、頭皮が受けるダメージを防ぐことが可能となります。
マッサージの効果を上げるアイテムとは
マッサージ専用のクリームで効果を上げる
マッサージを行うときは、何もつけず素手で行ってもよいですが、すべりが悪く、肌を傷つけてしまう可能性があります。肌への負担を軽くするためには、マッサージ専用のクリームを用いて、マッサージを行うと高い効果が期待できます。専用のクリームは、保湿性が高く、伸びがよいものがおすすめです。
保湿性が高いクリームは、たとえマッサージを行う際に少し力が入っても、肌を傷つけることを防いでくれます。肌にかかる圧力の負担を減らしてくれると言われています。ですが、クリームを使っているからといって、力の入れすぎは禁物。圧力が強すぎると、血管を傷つけ炎症を引き起こしてしまうことがあります。
効能があるアロマオイルを取り入れる
マッサージにはアロマオイルも効果的なアイテムです。オイルは肌に浸透しやすく、細胞の奥にまで働きかけてくれます。オイルを用いてマッサージをすると、その効果が体内に伝わりやすいのです。
アロマオイルは、種類によって持っている効能が変わってきます。顔色が悪くなるのは、むくみや新陳代謝、血行不良などが原因となっていることが多くあります。そのため、新陳代謝を上げ、血行不良に効果のあるオイルを選ぶとよいでしょう。
顔色アップのために使われるアロマオイルは、スイート・マジョラムやローズマリー、ラベンダーなどです。スイート・マジョラムには、血行促進作用、ローズマリーには新陳代謝の促進。そして、ラベンダーには筋肉弛緩作用などがあります。
頭皮ケアができるシャンプーを選ぶ
シャンプーは、洗浄力があるものがよいと思っている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。ですが、頭皮を守り、ケアをするためには、洗浄力のみに焦点を当てることは少し危険です。
洗浄力が強すぎると、頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまうおそれがあるからです。皮脂には頭皮を守る役割があります。洗浄力が強いシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうため、頭皮に傷がつきやすくなってしまいます。
頭皮にやさしいといわれているシャンプーには、低刺激で、髪のタンパク質を守ってくれるアミノ酸シャンプーがあります。洗浄力はしっかりあるけど、頭皮に負担をかけにくい石鹸シャンプーもおすすめです。頭皮にやさしいシャンプーを使いながら、マッサージをすることで、さらなる効果が期待できます。
顔色アップのために、楽しみながらケアしよう
シミやむくみなどのせいで、顔色が悪くなることも多いですが、マッサージをすることで改善できる可能性は大いにあると言えます。
- 顔色が悪くなるメカニズムに対する知識を深めること
- 自分でできる顔色アップのためのマッサージ法を覚えること
- マッサージの効果を促すアイテムも取り入れること
キレイな顔色になることを意識しながら、根気よくケアしていきましょう。