公開日:2018/02/09
女性に大人気!ラム肉ダイエットが人気なのは脂肪燃焼効果があるカルニチンのおかげ!
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ダイエットを成功させるために、お肉を制限しているという人も多いでしょう。動物性脂肪は高カロリーです。部位や量にもよりますが、食べすぎると脂肪になってしまいます。
ささみなどであれば低カロリーですが物足りないこともあるでしょう。そこで紹介したいのが、ラム肉ダイエットです。ダイエット中でもお肉を食べたいという人には、ラム肉がおすすめです。
ラム肉ダイエットの成功の秘訣はカルニチン
部位や量によっては、ダイエット中はお肉を食べることがおすすめといわれています。肉類はタンパク質やミネラル、ビタミン類が豊富です。ダイエットには欠かせない栄養素が含まれています。
そのような肉類のなかでも、ラム肉はダイエットに効果が期待できるといわれています。その理由のひとつがラム肉に含まれるカルニチンです。
ダイエットに効果があるカルニチンとは?
アミノ酸の一種であるカルニチンは、脂肪燃焼をサポートしてくれる成分です。脂肪が燃焼されるには、筋肉細胞内のミトコンドリアの中に入る必要があります。カルニチンはその手助けをしてくれるのです。
カルニチンはリジンとメチオニンというアミノ酸から体内で作られる栄養素ですが、20代をピークに徐々に減っていきます。そのため、加齢とともに脂肪が蓄積されやすくなるのです。カルニチンが不足していると脂肪を燃焼させることができず、体脂肪として蓄積されてしまいます。
ラム肉に含まれるカルニチンの量
ラム肉には100gあたり、80mgのカルニチンが含まれています。ほかの肉と比べてみましょう。
- 豚肉:35mg
- 鶏肉:4.55~9.1mg
- 牛肉(ヒレ):59.8mg
ラム肉に含まれるカルニチンの量は多いことが分かります。ちなみにマトンには208.9mgも含まれています。また、ラム肉はコレステロールも低く、鉄分も豊富です。
コレステロール値を下げる不飽和脂肪酸も多く含まれているのも、ダイエットに適しているといえます。脂肪を燃焼させるには、カルニチンの多いラム肉を摂取するとよいと納得できるでしょう。
ラム肉ダイエットのカルニチン効果が得られる部位はどこ?
お肉は部位によって味や硬さなどが異なります。味も違うため料理によって使用する部位も変わります。ラム肉の部位には、次のような特徴があります。
◆肩脂肪が多く、羊の肉独特のニオイが強い部位です。調理をする際には、多くの場合は脂肪を取り除きます。筋が多いのも肩の特徴です。
◆肩ロースステーキに使用されることが多い部位です。やわらかく食べやすいのが魅力で、赤身と脂肪のバランスが絶妙です。
◆ロース羊肉において最高級とされる部位です。やわらかく、旨みがあります。ローストやステーキとして食べられます。骨付きの場合はフレンチラックやラムチョップと呼ばれる部位です。
◆バラお腹の部分で脂肪が多いのが特徴です。煮込み料理にするとニオイが気になりません。
◆モモ脂肪が最も少ない部位で、硬い部分は煮込み料理に、やわらかい部分はステーキや焼き肉として利用されます。
ラム肉の部位には、それぞれこのような特徴があります。ダイエットとしては、カルニチンが多く含まれる部位を選ぶのがおすすめです。カルニチンが多く含まれるのは足の部分といわれています。
ラム肉の脂肪は吸収されにくい
ラム肉がダイエットに効果的といわれるのは、カルニチンの含有量が多いことのほか、ラム肉の脂肪は人間の体に吸収されにくいという特徴があるからです。
人間の体の体温は36℃程度で、ラム肉の脂肪の融点は44℃です。腸内に入っても、なかなか溶けず、体外に排出されるといわれています。
不飽和脂肪酸の多いラム肉
コレステロールの多い肉類を食べすぎると、血行が悪くなり動脈硬化を引き起こしやすくなります。そのため、青魚なども食べることとされているのですが、それは青魚には不飽和脂肪酸が多く、コレステロールを減らしてくれるからです。
ラム肉には不飽和脂肪酸が多く含まれています。ダイエットにラム肉がおすすめなのは、コレステロールを減らしてくれる不飽和脂肪酸を多く含んでいるからといった理由もあります。
ラム肉ダイエットはおいしく食べて痩せられる!
ダイエットにラム肉はおすすめといわれても、羊の肉のニオイが苦手という人もいるでしょう。
特にラムよりもマトンの方がニオイが強いです。いくらカルニチンを多く含み、ダイエットにおすすめといわれても、苦しい思いをして食べてもおいしくありません。
ラム肉であればマトンよりもニオイがしないため、気にならないこともあるでしょう。最近はニオイが気にならないラム肉も多いです。
ダイエットにはラム肉を使ったジンギスカンがおすすめ
羊の肉といえば、ジンギスカンをイメージする人も多いでしょう。ジンギスカンは野菜もたっぷりとれるため、ダイエットには適した料理です。ただし、カルニチンは水に溶けやすく、熱に弱いという性質があるため、両面をサッと焼いて食べるようにしましょう。
ジンギスカンでは、もやしや長ネギ、さらにキャベツやきのこなどもたくさん食べるようにしましょう。また、ラードの使いすぎには注意してください。ラードは最初だけにして、後はお肉の油だけで焼くとカロリーダウンができます。
ジンギスカンのタレは塩分がたっぷり含まれています。タレのつけすぎには注意しましょう。塩・コショウだけで食べるのもおすすめです。
ラム肉ダイエットの注意点
多くのダイエットにいえることですが、量を食べすぎればダイエットになりません。ラム肉は低カロリーではありますがカロリーがないわけではなく、脂肪以外の部分は体内に吸収されます。
また、ジンギスカンなどはご飯も一緒に食べることも多いため、ついつい食べすぎてしまうこともあるかもしれません。ダイエット中は、適切な量を食べるようにしましょう。
適量をおいしく食べてダイエット
お肉が大好きという人は、ダイエット中でも焼き肉やステーキなどを食べたいものです。我慢するのはストレスになります。
そこでおすすめなのがラム肉です。脂肪の燃焼をサポートするカルニチンが豊富で、脂肪が吸収しにくいラム肉なら、他のお肉よりもカロリーを気にせずに食べることができます。
食べすぎに注意し、野菜もたっぷりとれるジンギスカンなどでおいしくいただき、ダイエットを成功させましょう。