公開日:2017/05/26
メイクを落とさずに寝たら翌日したい対処法はコレ!
シェア
ツイート
はてブ- お気に入り71
何かと忙しい日常で、メイクをしたまま寝てしまうってこと、ありますよね。翌朝の肌荒れを抑えるにはちょっとしたコツでいいんです。メイクをしたまま眠ってしまっても大丈夫な対処法をご紹介します!
メイクを落とさず寝ると起こること
落としにくい汚れとなって色素沈着の原因になるかも
メイクを落とさずに寝てしまうと、くすみや肌の老化の原因になります。ファンデーションには油分や顔料が含まれています。これらが寝ている間に、汗や皮脂、ほこりなどと混ざり合うことで活性酸素を生み出し、過酸化脂質に変化してしまう可能性があるのです。この過酸化脂質が毛穴に詰まった状態になると、肌の細胞の新陳代謝が阻害されるといわれています。
つまり、メイク汚れが過酸化脂質へと変化するのを防ぐためには、クレンジングを当日中にしっかり行うことが重要だといえます。さらに、翌朝落とし忘れたメイクをクレンジング剤を使ってゴシゴシ洗ってしまうと、強い摩擦によって色素沈着してしまう可能性もあるため、注意したいですね。
顔ダニが発生して肌荒れの原因にも
人間の顔には顔ダニが住んでいるといわれています。普通にスキンケアをしていれば顔ダニが悪さをすることはありません。しかし、メイクを落とさずに寝てしまうと、毛穴に詰まった皮脂や汗、メイクの汚れをエサに顔ダニが増殖してしまいます。顔ダニが増えてしまうと肌荒れやアレルギーの原因になるので、増殖を食い止める必要があります。
通常、顔ダニは10日から14日程度で卵から孵るといわれています。2週間も顔を洗わない生活は考えにくいですが、こまめにスキンケアをしないと顔ダニが増殖してしまい、ニキビだらけの顔になってしまうかもしれません。また顔ダニが原因で敏感肌になってしまう人も多いようです。お気に入りの化粧品が急に肌に合わなくなる可能性もあるので、クレンジングは忘れずに行いたいですね。
翌朝の化粧のりが悪くなる
メイクをしたまま寝てしまった翌日に、最も実感しやすいのが化粧ののりが悪くなることです。化粧のりが悪くなる要因は、顔全体がメイクに覆われてしまうことで、肌呼吸が出来なくなり、肌の新陳代謝が阻害されてしまっていることです。
本来はキメの細かい肌をしているにも関わらず、皮膚の隅々に皮脂やメイク汚れが詰まってしまっていることで、メイクの定着が悪くなってしまいます。またメイクには多くの油分が含まれていることから、酸化した油分が皮膚に悪影響を与えてしまい、肌トラブルの原因にも繋がります。
せっかくいい化粧品を使っても、顔にニキビが出来てしまったり、ブツブツが出来てしまったら、どうしようもありません。肌トラブルは化粧品では根本的な解決が出来ないので、メイクで隠すだけでは悪化の原因にもなります。
化粧を落とさず寝たら翌朝絶対にしたいこと
お湯で身体を温める
朝起きたらまず温かい白湯を一杯飲みましょう。人間は寝ている間にも汗をかいているので、朝起きた時には体は渇いた状態です。体内の乾燥は肌へも影響するので、まずは水よりも吸収率がいい白湯を一杯飲むようにしましょう。
時間がある時は、お風呂でぬるま湯に浸りながら身体を温めるようにしましょう。身体を温めることで全身の血流を活性化し、毛穴が開いてクレンジングもしやすくなります。あまり熱いお湯は、保湿を促すセラミドの機能が低下してしまうので、逆効果といわれています。38度程度のぬるいお湯がおすすめです。
お湯に浸かる時間がない場合は、ホットタオルで顔を蒸らすようにしましょう。同じような効果が得られるので、忙しい時には最適です。
クレンジングは素早く丁寧が鉄則!
湯船に浸かったり、ホットタオルで顔の毛穴を開いたらいよいよクレンジングの時間です。クレンジングは、素早く丁寧にが鉄則です。クレンジング剤は非常に洗浄力が強いので、長い時間をかけて洗顔をしていると、肌を痛めてしまう可能性があります。理想的なクレンジング時間は1分程度。手に取って洗い始めたら素早く洗い流しましょう。
メイクが固まっていることが考えられるので、クレンジング剤の量はいつもより多めにするといいでしょう。たっぷりのクレンジング剤で優しく撫でるようにしましょう。メイクの汚れがガンコでも、ゴシゴシこすってしまうと肌が傷ついてしまうので要注意です。
すすぎもポイントです。シャワーの水圧はどうしても強くなってしまうので、桶にすくったお湯を優しく手でかけるようにして洗い流すようにしましょう。
コットンを使って保湿をしましょう!
洗顔後には保湿が欠かせません。メイクをしたまま寝てしまった際には、一晩肌が呼吸ができず乾燥してしまっていることが考えられるので、いつもよりも丁寧に保湿をする必要があります。普段であれば、お風呂から上がったら化粧水を使用しますが、こういう時にはフェイスパックを使っていつもよりも保湿に力を入れると肌が回復しやすいです。
フェイスパックが手元にない場合は、コットンに化粧水を含ませて、顔に張り付けると同じ効果が得られます。貼る場所は乾燥しやすい「おでこ・頬・鼻・アゴ」です。貼る時間は5分程度で大丈夫です。あまり長く張り続けていると、かえって肌荒れの原因になったり、乾燥を招いてしまうので要注意です。コットンやフェイスパックで保湿をした後には、乳液やクリームでフタをするとより一層効果的ですよ。
メイクをしたまま寝てしまう人におすすめのコスメ
天然素材でできたミネラルファンデーション
忙しい毎日で、化粧をしたまま寝てしまう日々が続いてしまうこともあるかと思います。そういう方には、ミネラルファンデーションを使ってみることをおすすめします。ミネラルファンデーションとは、天然の鉱物を主な材料にして作られたファンデーションのことです。人工物を一切使用していないものもあり、仮にファンデーションを付けたまま寝てしまっても、肌が荒れにくいのが特徴です。
また、通常のファンデーションに比べて油分の含有量も少なく、翌日のクレンジングにも苦労することがありません。敏感肌で化粧が苦手という方でも、ミネラルファンデーションなら肌荒れを心配せずに使用できるかもしれません。長時間メイクをしている必要がある方や、夜にメイクをする必要のある方にもミネラルファンデーションはおすすめですよ。
ミネラルファンデーションの効果
ミネラルファンデーションは、通常のファンデーションより肌への負担が少なく、敏感肌の方には特におすすめの化粧品です。ミネラルファンデーションの中に含まれている酸化亜鉛には、肌の炎症を抑えてくれる効果があるといわれています。亜鉛華軟膏という、皮膚の炎症を抑える薬の原料にもなっています。その消炎作用により、日焼けでほてった肌を鎮める効果も期待できます。
また、酸化鉄などの天然の鉱物で色味を出しているので、つけ続けていても色素沈着がしにくく、肌へのダメージが少ないことも特徴です。その他にも、紫外線をカットしてくれる成分が含まれているので、日焼け対策にもなります。
翌日のメイクは軽めにしましょう!
ミネラルファンデーションは、つけ続けていても肌荒れの心配が少なく、落とさずに寝てしまっても安心というのが特徴です。しかし、いくら肌に優しく作られていると言っても、化粧品には変わりません。絶対に肌にダメージがないというわけではないのです。
メイクを落とさずに寝てしまった時には、翌日のメイクを軽めにして、肌を休ませてあげるようにしましょう。メイクを続けると、肌へのダメージが蓄積されていきます。蓄積されたダメージが数年後、シミやソバカス、シワとなって表面に現れるおそれも。数年後の自分のためにも、日頃のスキンケアは欠かせません。
メイクを落とさず寝てしまったら保湿が大切
- 朝起きらた白湯を飲んで身体を温めましょう
- お湯に浸かるかホットタオルで毛穴をひろげて
- クレンジングは素早く、丁寧に!
- 洗顔後はいつもより丁寧に保湿を!
- ミネラルファンデーションなら肌へのダメージが少ない
メイクを落とさずに寝てしまった場合でも対処法はあります。以上のポイントを実践し、対処していきましょう。