公開日:2018/04/11 

玉ねぎダイエットは加熱したほうが効果的?玉ねぎダイエットの方法

サラダに使ったり、カレーやスープの具材にしたり、さまざまな使い道がある玉ねぎは、いつでも家にあるというくらい身近で使用頻度の高い野菜です。玉ねぎは血行をよくすることでも知られています。

そんな玉ねぎを使った玉ねぎダイエットの効果や、より高い効果を出すコツについてお伝えします。

便秘で悩む女性におすすめ!玉ねぎダイエットの方法

玉ねぎダイエットは毎日の食事の中で玉ねぎを食べるだけです。それだけでどのようなダイエット効果が得られるのか紹介します。

玉ねぎダイエットの方法はシンプル

玉ねぎダイエットの方法は、毎日の食事の中で玉ねぎを食べるだけです。置き換えダイエットのように、食事をせずに玉ねぎだけを食べるということはしません。

カロリーを考えて夜はスライスした玉ねぎを食べるだけ、というダイエット方法もありますが、栄養不足にならないように注意が必要です。

それよりも、食事の中で玉ねぎを食べるほうが、栄養不足になる心配もなく、ストレスも感じずにダイエットができるでしょう。継続しやすくなり、ダイエット効果も期待できます。

玉ねぎダイエットの効果

血液サラサラになると言われる玉ねぎですが、ダイエット効果としてはどういった効果があるのか紹介しましょう。

◆硫化アリルで血行促進

玉ねぎには血液中のコレステロールを排出する働きがあります。玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分の作用です。その働きによって、血管には血栓ができにくくなり、また糖廃物もながれやすくなります。むくみ対策にもなります。

◆ケルセチンで脂肪の蓄積を防ぐ

玉ねぎにはケルセチンという成分が含まれています。ケルセチンには脂質と結びつき。体外に排出する働きがあります。そのため、脂肪が蓄積されるのを防ぐことができるのです。

◆硫化プロピルで脂肪の蓄積を防ぐ

脂肪の蓄積を防ぐのはケルセチンだけではありません。玉ねぎに含まれる硫化プロピルという成分は血糖値を下げる働きがあります。インスリンの分泌を減少させ、脂肪が蓄積しにくい体になれるのです。

◆カリウムでむくみを解消

カリウムは体内の余分な水分を排出する働きがあります。玉ねぎにはカリウムが豊富に含まれていますので、むくみを解消してくれます。

◆ビタミンB1の働きを高めて代謝アップ

ビタミンB1には代謝促進をサポートする働きがあります。玉ねぎに含まれるアリシンや硫化アリルはビタミンB1の吸収を高める作用があります。

◆食物繊維で便秘を解消

玉ねぎには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が両方含まれています。また、オリゴ糖も含まれていますので、腸内で善玉菌のエサとなり腸内環境をよくしてくれます。

食物繊維とオリゴ糖で便秘の解消効果が期待できます。腸内環境も良くなれば、内臓機能も向上し、消化・吸収作用も高まります。脂肪燃焼効果も期待できるでしょう。

玉ねぎダイエットの効果は加熱したほうが良い

シンプルで手軽にできる玉ねぎダイエットですが、より効果を高めるにはコツがあります。

加熱する

サラダなど生で食べるといった印象が強い玉ねぎですが、加熱することでダイエット効果が高まることがあります。玉ねぎを加熱すると、硫化プロピルはセパエンやトリスルフィドという成分に変化します。

セパエンやトリスルフィドは、中性脂肪やコレステロール値を低下させる働きがあります。

加熱することで、甘味が増すとともにグルタミン酸が出ますので、よりおいしく感じられるでしょう。スープにしたり、焼いたりして食べるのもおすすめです。

干す

ケルセチンは玉ねぎの皮に多く含まれています。そのため、皮を食べるのがいいのですが、通常の調理では皮を捨ててしまうことも多いでしょう。

皮に含まれケルセチンを摂取するには、玉ねぎの茶色の部分の皮を、天日干しにしてお茶にするといいでしょう。1週間程度干すのがおすすめです。こうすることで、ケルセチンが3倍に増えると言われています。

酢と一緒に食べる

酢玉ねぎ、という方法もおすすめです。玉ねぎをみじん切りにして、酢の中に入れます。酢には内臓脂肪を減らす作用があると言われていますので、ダイエットの効果も高まるでしょう。

酢玉ねぎはそのまま食べてもいいですし、ドレッシングとして使うのもおすすめです。

オリーブオイルを使う

玉ねぎを炒めるときには、オリーブオイルがおすすめです。オレイン酸を多く含むオリーブオイルは血中コレステロールを減少させてくれます。ビタミンEも豊富で、活性酸素による老化も防いでくれます。

満腹を感じやすく、中性脂肪をつきにくくするという働きもあるオリーブオイルは、玉ねぎの炒め物のほか、サラダにかけるのもいいでしょう。

玉ねぎは食べ過ぎに注意

ダイエット効果もいろいろある玉ねぎですが、食べ過ぎるのはNGです。食べ過ぎることのデメリットの一つは体臭が強くなる可能性があることです。

原因は硫化アリルです。食欲増進作用もあるので、食べ過ぎないようにしましょう。

また、生の玉ねぎをたくさん食べると、胸やけをすることもあります。硫化アリルは刺激性があるので、食べ過ぎるとこのようなリスクもあります。1日の摂取量は50g程度にしておきましょう。

玉ねぎダイエットをすることで血液もサラサラに♪

硫化アリルは玉ねぎの代表的な成分と言ってもいいでしょう。血液サラサラにして動脈硬化を防ぐ食材として玉ねぎがよく言われるのは、硫化アリルのおかげです。

血行が良くなり老廃物や余分な水分を排出しやすくしてくれる働きや、ビタミンB1の吸収を促し、代謝を高める働きがあるなど、ダイエットにも効果的と言われています。

さらに血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌を防いでくれるため脂肪の蓄積がしにくい体になることができます。ほかにも玉ねぎにはダイエットに効果的と言われる成分が豊富です。

中でもケルセチンは脂肪を排出しやすくしてくれます。加熱することで中性脂肪やコレステロール値を下げる効果も高まるので、炒めたり、スープにしたりするといいでしょう。

玉ねぎダイエットをすることで、ダイエットができるほか、血栓を防ぎ命にかかわる危険な病気を予防することもできるのです。1日50gを目安に、毎日食べることをおすすめします。

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